東芝のオーブンレンジ、ER-YD3000とER-D3000Aの違いを比較して、ご紹介しています。
この「ER-YD3000とER-D3000Aの違いは何ですか」と問われたら、総レシピ数や自動メニュー数、焼網の有無、発売時期と4つほど違いがある、東芝のオーブンレンジです。
それでは比較して見ていきましょう。
東芝のER-YD3000とER-D3000Aの違いを比較
比較して違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
| ER-YD3000 | ER-D3000A | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 総レシピ数 | 197 | 200 |
| 自動メニュー数 | 114 | 119 |
| 専用付属品 | 遠赤包み焼き角皿2枚 焼網 取扱説明書 兼 料理集 | 遠赤包み焼き角皿2枚 取扱説明書 兼 料理集 |
| 発売時期 | 2023年6月 | 2024年7月 |
| Amazon | 54,989円(K) Amazonで最新価格を調べる | 58,000円(K) Amazonで最新価格を調べる |
| 楽天市場 | 56,429円(K) 楽天で最新価格を調べる | 50,560円(K) 楽天で最新価格を調べる |
価格は2025年10月1日の価格です。(K)のカラーはグランブラックです。
それでは主な違いを見ていきましょう。
総レシピ数・自動メニュー数
総レシピ数はER-YD3000が「197」で、ER-D3000Aは「200」となっています。
また自動メニュー数はER-YD3000が「114」で、ER-D3000Aは「119」となります。
このように総レシピ数や自動メニュー数のバリエーションは、ER-D3000Aのほうが少しだけ多くなってます。
専用付属品
専用付属品は両モデルに「遠赤包み焼き角皿2枚」と「取扱説明書 兼 料理集」が付き、ER-YD3000には「焼網」もプラスされてます。
発売時期
発売時期はER-YD3000が「2023年6月」でER-D3000Aは「2024年7月」となるので、ER-D3000Aのほうが新しいモデルです。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
ER-YD3000
- 基本性能を搭載していればOK
- 専用付属品に焼網も付けてほしい
ER-D3000A
- 総レシピ数や自動メニュー数は少しでも多いほうが良い
- 新しいほうのモデルがほしい
- 購入コストをおさえたい(※)
(※) 執筆時の2025年10月1日に楽天市場(グランブラック)で安かったのですが、販売価格は変動するので購入時にご確認ください。
ER-YD3000
グランホワイト
グランブラック
グランホワイト
グランブラック
グランホワイト/グランブラック
ER-D3000A
グランホワイト
グランブラック
グランホワイト
グランブラック
グランホワイト/グランブラック
共通する機能と特徴
高火力・熱風2段オーブン設計
両機種とも、300℃対応の熱風2段加熱構造を採用しており、高温での焼き調理が可能です(ただし 300℃運転は短時間、5分程度、その後は 230℃に戻す制御)。
この仕組みにより、パン・お菓子・グラタンなど幅広い焼き料理でも焼きムラを抑える性能を追求しています。
庫内構造と対流設計
角皿スリットや丸みを帯びた庫内形状を採用し、熱の対流を促進して庫内ムラを軽減する構造が共通です。
また、フラット庫内(回転皿なし)構造で、庫内スペースを有効活用でき、大きな皿や容器も設置しやすい設計が継承されています。
コーティング・お手入れ性
「とれちゃうコート(セラミックコート)」などの汚れ防止と清掃しやすい表面処理が両者に搭載されており、庫内の拭き掃除や日常メンテナンスが比較的容易という共通メリットがあります。
また、丸みを帯びた角処理や滑らかな曲線を活かした設計が、拭き残しを防ぐ役割を果たしています。
レンジ出力
電子レンジ部においては 1000W 出力(最大5分)対応しています。
容量・設置性
総庫内容量は30L、奥行き39.9cmなどの薄型設計になるなど、幅・高さなどの寸法面でも両者は同じ仕様となってます。
調理バリエーション・過熱水蒸気機能
過熱水蒸気による蒸し調理・解凍・加湿調理など、多用途な調理機能を備えており、料理の幅を広げる点が両機に共通する強みです。
仕様
過熱水蒸気の有無や最大レンジ出力、センサーなどの仕様については、下記の表のように違いはありません。
| ER-YD3000 | ER-D3000A | |
|---|---|---|
| カラー | グランホワイト グランブラック | グランホワイト グランブラック |
| 幅×奥行×高さ | 498×399×396mm | 498×399×396mm |
| 質量 | 約20kg | 約20kg |
| オーブン・グリル消費電力 | 1430W | 1430W |
| ヒーター出力 | オーブン:1410W グリル:1100W | オーブン:1410W グリル:1100W |
| レンジ消費電力 | 1430W | 1430W |
| 高周波出力 | 1000W最大5分(600Wへ切替) | 1000W最大5分(600Wへ切替) |
| 年間消費電力量 | 73.5kWh/年 | 73.5kWh/年 |
| 総庫内容量 | 30L(ワイド&フラット) | 30L(ワイド&フラット) |
| オーブン温度 | 100~250℃/300℃ | 100~250℃/300℃ |
| 加熱方式 | 石窯ドームオーブン(熱風コンベクション) (上)ドームヒーター庫内まるごと遠赤(扉部除く) | 石窯ドームオーブン(熱風コンベクション) (上)ドームヒーター庫内まるごと遠赤(扉部除く) |
| 過熱水蒸気調理 | 100~250℃ | 100~250℃ |
| ハイブリッド調理 | 自動メニューのみ | 自動メニューのみ |
| ノンフライ調理 | ||
| グリル調理 | 大火力石窯ドームグリル | 大火力石窯ドームグリル |
| 発酵 | 発酵(30/35/40/45℃) スチーム発酵(40℃) | 発酵(30/35/40/45℃) スチーム発酵(40℃) |
| レンジ出力(W) | 1000(最大5分) 600/500連続 200相当/100相当 | 1000(最大5分) 600/500連続 200相当/100相当 |
| センサー | 8つ目赤外線センサー 温度センサー | 8つ目赤外線センサー 温度センサー |
| あたため機能 | ||
| 解凍 | お急ぎ解凍(少量50gから) スチーム全解凍(少量50gから) さしみ/半解凍 | お急ぎ解凍(少量50gから) スチーム全解凍(少量50gから) さしみ/半解凍 |
| スチーム方式 | 給水カセット式 | 給水カセット式 |
| スチーム調理 | 蒸し | 蒸し |
| スチームレンジ | ||
| 庫内コーティング | とれちゃうコート | とれちゃうコート |
| 手間なしお手入れコース | 5分/10分/15分 | 5分/10分/15分 |
| 表示 | バックライト大型液晶表示(ブラック) | バックライト大型液晶表示(ブラック) |
あとがき
東芝の石窯ドーム、ER-YD3000とER-D3000Aの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、専用付属品に焼網も付けてほしい場合はER-YD3000、少しでもレシピ数や自動メニュー数が多いほうが良い場合はER-D3000Aを選ぶのが、良いのでは…




