日立の紙パック式掃除機「かるパック」のCV-KP300PとCV-KP90Pの違いが気になっていませんか?
どちらも強い吸引力と自走式ヘッドを備えた紙パック式掃除機ですが、ヘッドの構造や省エネ機能、本体重量、フィルターなどに違いがあります。
この記事では、CV-KP300PとCV-KP90Pの違いを4つに整理し、共通機能やおすすめの人まで詳しく比較します。
この記事でわかること
- CV-KP300PとCV-KP90Pの主な違い4つ
- 吸引力・ヘッド性能・重量の比較
- からまんブラシなどの共通機能
- 使用できる紙パックの種類
- どちらがおすすめなのか
CV-KP300PとCV-KP90Pはどっちがおすすめ?先に結論
最初に結論をお伝えすると、ヘッドの機能や掃除の快適性を重視するならCV-KP300P、基本性能と本体の軽さを重視するならCV-KP90Pがおすすめです。
CV-KP300Pがおすすめな人
- 壁ぎわのごみまでしっかり掃除したい人
- LEDライト付きのヘッドを使いたい人
- アイドリング&ストップ機能が欲しい人
- 紙パック交換時の衛生面も重視する人
CV-KP90Pがおすすめな人
- 基本的な吸引性能があれば十分な人
- 本体が少しでも軽い掃除機を選びたい人
- からまんブラシや自走機能を使いたい人
- 価格と必要な機能のバランスを重視する人
CV-KP300Pは4方向吸引機構や白色LEDライトなどを搭載しています。一方、CV-KP90Pにも、からまんブラシや自走機能といった便利な機能が備わっています。
なお、CV-KP300Pのほうが発売時期は早く、CV-KP90Pは後から発売されたモデルです。ただし、CV-KP90PがCV-KP300Pの直接の後継機という関係ではありません。
2機種の価格をチェック
CV-KP300PとCV-KP90Pの違いを比較表でチェック
CV-KP300PとCV-KP90Pの主な仕様を比較表にまとめました。
| 比較項目 | CV-KP300P | CV-KP90P |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年6月 | 2026年2月 |
| 吸込仕事率 | 630~約120W | 600~約100W |
| 4方向吸引機構 | 搭載 | 非搭載 |
| ブラシ形状 | 2アングル形状 | アングル形状 |
| ヘッドライト | 白色LED | なし |
| アイドリング&ストップ | 搭載 | 非搭載 |
| 本体質量 | 2.9kg | 2.7kg |
| 標準質量 | 4.4kg | 4.4kg |
| 運転音 | 67~約60dB | 66~約60dB |
| 消費電力 | 1,180~約230W | 1,170~約240W |
| 本体フィルター | ナノテクプレミアム衛生フィルターなど | HEパックフィルターなど |
| 付属紙パック | GP-130FS | GP-110F |
| 集じん容積 | 1.3L | 1.3L |
| コード長 | 5m | 5m |
| 本体サイズ | 351×236×202mm | 351×236×202mm |
| 本体カラー | マーブルベージュ | ベージュ |
※吸込仕事率はJIS規格による吸込力の目安です。実際のごみの取れ方はヘッドや床材、ごみの量などによって異なります。標準質量は本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計です。
比較表を見ると、CV-KP300Pはヘッドや省エネ機能が充実しており、CV-KP90Pは本体質量が軽いことがわかります。
主な違いは次の4つです。
- 吸引力とヘッド性能の違い
- 省エネ機能の違い
- 本体重量と使いやすさの違い
- フィルターと付属紙パックの違い
違い① 吸引力とヘッド性能|CV-KP300Pの機能が充実
最も大きな違いは、吸込仕事率とヘッドの機能です。
| 項目 | CV-KP300P | CV-KP90P |
|---|---|---|
| 最大吸込仕事率 | 630W | 600W |
| 吸引機構 | 4方向吸引機構 | 4方向吸引機構なし |
| ブラシ形状 | 2アングル形状 | アングル形状 |
| LEDライト | 白色LED搭載 | なし |
CV-KP300Pの最大吸込仕事率は630Wで、CV-KP90Pの600Wより30W高くなっています。
ただし、吸込仕事率が高いからといって、実際の掃除で取れるごみが必ず多くなるとは限りません。掃除機の使いやすさを判断するには、ヘッドの構造も重要です。
CV-KP300Pには4方向吸引機構が搭載されており、前後左右からごみを吸い込む構造になっています。壁ぎわなどの掃除で、ごみの取り残しを減らしやすいのが特長です。
さらに、異なる角度のブラシを組み合わせた2アングル形状を採用しています。
白色LEDライトも搭載しているため、家具の下や薄暗い場所のごみを確認しながら掃除できるのもメリットです。
一方、CV-KP90Pも最大吸込仕事率600Wの紙パック式掃除機で、自走式のパワーヘッドを搭載しています。
壁ぎわや家具の下の掃除を重視するならCV-KP300P、一般的な床掃除が中心ならCV-KP90Pも十分検討できるモデルです。
違い② 省エネ機能|CV-KP300Pはアイドリング&ストップ搭載
省エネ機能にも違いがあります。
| 機能 | CV-KP300P | CV-KP90P |
|---|---|---|
| ecoこれっきり運転 | 搭載 | 搭載 |
| アイドリング&ストップ | 搭載 | 非搭載 |
両機種には、床質や操作状況に合わせて吸引力などを自動調整する「ecoこれっきり」運転が搭載されています。
CV-KP300Pには、これに加えて「アイドリング&ストップ機能」があります。
掃除中にヘッドをしばらく動かさないと、操作の停止を感知してパワーを抑え、さらに自動で運転を停止する仕組みです。
家具を動かすときや、掃除を一時的に中断するときなどに便利です。
一方、CV-KP90Pにはアイドリング&ストップ機能はありませんが、「ecoこれっきり」運転は利用できます。
なお、実際の電気代は運転モードや使用時間によって異なります。アイドリング&ストップ機能があるからといって、必ず電気代が大幅に安くなるわけではありません。
違い③ 本体重量|CV-KP90Pが200g軽い
本体重量にも違いがあります。
| 項目 | CV-KP300P | CV-KP90P |
|---|---|---|
| 本体質量 | 2.9kg | 2.7kg |
| 標準質量 | 4.4kg | 4.4kg |
| 本体サイズ | 351×236×202mm | 351×236×202mm |
CV-KP90Pの本体質量は2.7kgで、CV-KP300Pの2.9kgより200g軽くなっています。
本体を持ち上げて階段を移動するときや、収納場所へ運ぶときには、この軽さがメリットになります。
ただし、ホース・パイプ・ヘッドを含む標準質量はどちらも4.4kgです。
そのため、CV-KP90Pのほうが床掃除中の操作が必ず軽いというわけではありません。両機種とも自走機能が付いているため、ヘッドの動かしやすさも選ぶ際のポイントになります。
また、本体サイズはどちらも同じなので、収納スペースに大きな違いはありません。
違い④ フィルターと付属紙パック|CV-KP300Pは衛生面に配慮
フィルター構成と購入時に付属する紙パックも異なります。
| 項目 | CV-KP300P | CV-KP90P |
|---|---|---|
| 主な本体フィルター | ナノテクプレミアム衛生フィルター | HEパックフィルター |
| 付属紙パック | GP-130FS | GP-110F |
| 付属紙パックのシールふた | あり | なし |
| GP-130FSの使用 | 可能 | 可能 |
CV-KP300Pには、消臭・抗菌加工を施したナノテクプレミアム衛生フィルターが採用されています。
また、購入時には「こぼさんパック」のGP-130FSが1枚付属しています。
GP-130FSはシールふた付きなので、交換するときに紙パックの口を閉じることで、ごみのこぼれやほこりの舞い上がりを抑えられます。
一方、CV-KP90PはHEパックフィルターなどを搭載し、GP-110Fが1枚付属します。
ただし、CV-KP90PでもGP-130FSを使用できます。そのため、紙パック交換時の衛生面を重視する場合は、シールふた付きの純正紙パックを選ぶ方法もあります。
両機種で使用できる日立純正紙パックは、GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75Fの4種類です。
※日立は純正紙パックの使用を指定しています。適合しない紙パックや非純正品の使用は避けてください。
CV-KP300PとCV-KP90Pの共通機能
CV-KP300PとCV-KP90Pは、ヘッドの一部機能などに違いがありますが、日常の掃除に役立つ基本機能は共通しています。
ここでは、両機種に搭載されている便利な機能を紹介します。
からまんブラシで髪の毛のお手入れがしやすい
両機種とも、髪の毛などが回転ブラシにからまりにくい「からまんブラシ」を搭載しています。
ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛がブラシのすき間に入り込みにくい構造になっています。
長い髪の毛やペットの毛などが落ちやすい家庭では、ブラシのお手入れの負担を軽減しやすいのがメリットです。
ただし、髪の毛などがまったくからまないわけではありません。使用状況に応じた定期的なお手入れは必要です。
自走機能付きでヘッドを動かしやすい
両機種は、モーターの力で回転ブラシを動かす自走式ヘッドを採用しています。
回転ブラシの動きがヘッドを前に進める力を補助するため、軽い力で掃除しやすいのが特長です。
また、ヘッドの向きを変えやすい「クルッとヘッド」も備えています。
家具の脚まわりや壁ぎわなど、ヘッドの向きを細かく変える場所でも便利です。
ペタリンコ構造で家具の下も掃除しやすい
両機種とも、家具の下などの低い場所を掃除しやすい「ペタリンコ構造」を採用しています。
ヘッドを低い姿勢にして動かせるので、ソファやベッドの下などに入り込んだほこりも掃除しやすくなっています。
ただし、家具の下に必要な高さがない場合は入りません。日立の案内では高さ8cm以上が目安となっています。
回転ブラシは取り外して水洗いできる
CV-KP300PとCV-KP90Pは、どちらも回転ブラシの取り外しと水洗いに対応しています。
ブラシに付着した汚れを落とせるので、定期的なお手入れがしやすい構造です。
なお、ヘッド全体を丸洗いできるという意味ではありません。水洗いする部品や乾燥方法については取扱説明書に従ってください。
紙パック式でごみ捨ての手間を減らせる
両機種は紙パック式なので、ごみがたまったら紙パックごと交換できます。
サイクロン式のようにダストケースのごみを毎回捨てる必要がなく、ごみを直接扱う機会を減らしやすいのがメリットです。
集じん容積はどちらも1.3Lで、コード長も5mと共通しています。
また、延長管の長さを調整しやすい「サッとズームパイプ」や、ホースのねじれを抑える「ねじれんホース」も搭載しています。
このように、基本的な掃除機能は両機種とも充実しています。
CV-KP300PとCV-KP90Pはどっちがおすすめ?
ここまで比較した内容をもとに、それぞれがおすすめな人を詳しく紹介します。
CV-KP300Pがおすすめな人
CV-KP300Pが向いているのはこんな人
- 壁ぎわのごみまで掃除したい人
- 白色LEDライトでごみを確認したい人
- ヘッドの機能にこだわりたい人
- アイドリング&ストップ機能を使いたい人
- フィルターや付属紙パックの衛生面を重視する人
CV-KP300Pは、4方向吸引機構や2アングル形状のブラシ、白色LEDライトを搭載した、ヘッドの機能が充実したモデルです。
特に、壁ぎわや家具の下などを丁寧に掃除したい人に向いています。
また、アイドリング&ストップ機能があるため、掃除中に手を止めることが多い人にも便利です。
掃除の快適性や便利機能を優先するなら、CV-KP300Pがおすすめです。
CV-KP90Pがおすすめな人
CV-KP90Pが向いているのはこんな人
- 基本的な吸引性能があれば十分な人
- 本体を持ち運ぶ機会が多い人
- 自走機能とからまんブラシを重視する人
- LEDライトなどの追加機能が必要ない人
- 価格を確認してお得なモデルを選びたい人
CV-KP90Pは、CV-KP300Pほどヘッドの付加機能は多くありませんが、最大吸込仕事率600W、からまんブラシ、自走機能などを備えています。
また、本体質量は2.7kgで、CV-KP300Pより200g軽くなっています。
そのため、持ち運びやすさを重視し、シンプルな機能で十分という人に向いています。
基本性能を重視し、価格とのバランスで選びたいなら、CV-KP90Pがおすすめです。
なお、両機種の販売価格は時期や販売店によって変動します。CV-KP300Pが安く販売されている場合もあるため、購入前に両方の価格を確認するとよいでしょう。
CV-KP300PとCV-KP90Pのよくある質問
CV-KP300PとCV-KP90Pはどちらの吸引力が強いですか?
最大吸込仕事率はCV-KP300Pが630W、CV-KP90Pが600Wなので、数値上はCV-KP300Pが上です。ただし、実際のごみの取れ方は床材やヘッドの構造などによって異なります。
本体が軽いのはどちらですか?
本体質量はCV-KP300Pが2.9kg、CV-KP90Pが2.7kgです。CV-KP90Pのほうが200g軽くなっています。ただし、標準質量はどちらも4.4kgです。
使用できる紙パックは同じですか?
はい。両機種とも日立純正のGP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75Fが使用できます。購入時に付属する紙パックは異なりますが、交換用紙パックの対応種類は共通です。
CV-KP90PはCV-KP300Pの後継機ですか?
いいえ。CV-KP90PはCV-KP300Pより後に発売されていますが、同じ型番系列の直接の後継機ではありません。CV-KP300Pは300系、CV-KP90Pは90系のモデルとして比較するのが適切です。
回転ブラシは水洗いできますか?
はい。両機種とも回転ブラシを取り外して水洗いできます。ただし、ヘッド全体を水洗いすることはできません。洗浄後は取扱説明書に従って十分に乾燥させてください。
まとめ|CV-KP300PとCV-KP90Pの違いは4つ
CV-KP300PとCV-KP90Pの主な違いは次の4つです。
- 吸引力とヘッド性能:CV-KP300Pは4方向吸引機構や白色LEDライトを搭載
- 省エネ機能:CV-KP300Pはアイドリング&ストップ機能を搭載
- 本体重量:CV-KP90Pのほうが本体質量は200g軽い
- フィルターと紙パック:CV-KP300Pは衛生面に配慮したフィルターとシールふた付き紙パックを採用
一方、からまんブラシや自走機能、ペタリンコ構造、紙パック式の手軽さなど、基本的な機能は共通しています。
ヘッドの便利機能や掃除の快適性を重視するならCV-KP300P、本体の軽さや基本性能を重視するならCV-KP90Pがおすすめです。
価格差によっても選び方は変わるため、購入前にAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの販売価格を比較してみてください。
CV-KP300P
CV-KP90P
結論:ヘッドの性能や便利機能ならCV-KP300P、本体の軽さと基本性能ならCV-KP90Pがおすすめです。
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