パナソニックのオーブンレンジ、NE-FS3DとNE-FS3Cの違いを比較して、ご紹介しています。
これらは23Lタイプでよく使う機能だけのシンプルなモデルとなり、NE-FS3DとNE-FS3Cでは15ほど違いがある商品です。
それでは比較してみていきましょう。
パナソニックのNE-FS3DとNE-FS3Cの違いを比較
パナソニックのオーブンレンジ、NE-FS3DとNE-FS3Cを比較すると庫内形状やセンサー(レンジ機能)、レンジ手動出力などに違いがあります。
違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
| NE-FS3D | NE-FS3C | |
|---|---|---|
![]() | ||
| 庫内形状 | ワイド&フラット | フラット |
| センサー (レンジ機能) | 湿度センサー (絶対湿度センサー) | 蒸気センサー |
| 解凍 | 解凍 | 解凍g設定必要 |
| トースト | 角皿使用 1枚約5分45秒(裏返し必要) 冷凍トースト | 角皿使用 1枚約5分20秒(裏返し必要) 冷凍トースト |
| 便利機能 | ロック機能 | ロック機能 メモリー機能 |
| 付属品 | 角皿:384×299mm(1枚) 取説レシピ集 | 角皿:311×311mm(1枚) 取説レシピ集 |
| レンジ手動出力(W) | 1000 600 500 300 150(相当) | 800 600 500 300 150(相当) |
| オーブンヒーター出力 | 1380W | 1360W |
| グリルヒーター出力 | 1050W | 760W |
| 消費電力 | レンジ:1420W オーブン:1400W グリル:1080W | レンジ:1430W オーブン:1370W グリル:770W |
| 年間消費電力量 | 73.4kWh/年 | 72.6kWh/年 |
| 外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 468×386×338mm | 483×396×310mm |
| 庫内寸法 (幅×奥行×高さ) | 374×310×180mm | 299×350×199mm |
| 質量 | 約15.2kg | 約12.6kg |
| 発売年月 | 2025年9月 | 2024年9月 |
| Amazon | – 円 | 26,944円 Amazonで最新価格を調べる |
| 楽天市場 | 42,500円 楽天で最新価格を調べる | 26,380円 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格はの2025年8月3日の価格です。
それでは主な違いを見ていきましょう。
庫内形状・庫内の広さ
庫内形状はNE-FS3Dが「ワイド&フラット」となり、NE-FS3Cは「フラット」となってます。
このことにより庫内の広さはNE-FS3Dが「幅374mm×奥行310mm×高さ180mm」で、NE-FS3Cは「幅299mm×奥行350mm×高さ199mm」となり、NE-FS3Dのほうが横幅が広く使いやすくなってます。
そしてNE-FS3Dのデザイン面では操作部が前面下部に配置されたフルドアデザインとなり、NE-FS3Cの右横に操作部が配置されたデザインから変わっています。
ちなみに庫内の広さが変わっているので、付属品の角皿の大きさもNE-FS3Dが「384×299mm」と横長の形状になり、NE-FS3Cは「311×311mm」の正方形と違っています。
外形寸法
外形寸法はNE-FS3Dが「幅468mm×奥行386mm×高さ338mm」で、NE-FS3Cは「幅483mm×奥行396mm×高さ310mm」となります。
このようにNE-FS3DはNE-FS3Cに比べて横幅や奥行きが少しコンパクトになって、左右や後ろはピッタリ設置することができるので、NE-FS3Cのモデルよりも少し設置しやすくなってます。
ただ必要な高さについてはNE-FS3Dが「43.8cm」で、NE-FS3Cは「41.0cm」となっているので、NE-FS3CのほうがNE-FS3Dよりも少しばかり高さは必要なくなります。
レンジ手動出力
レンジの手動出力は最大でNE-FS3Dが「1000W」で、NE-FS3Cは「800W」となります。
ただし両モデルとも500W・600Wの手動あたためからスタートし、スピードボタンを押せば出力を1000Wに切り換え、最大で約38%ほどあたため時間を短縮します(1000Wは最大約3分)。
年間消費電力量
年間消費電力量はNE-FS3Dが「73.4kWh/年」で、NE-FS3Cは「72.6kWh/年」となってます。
これを1kWhあたり31円(税込)として年間の電気代を算出してみますと、NE-FS3Dは「2275.4 円」でNE-FS3Cは「2250.6 円」となるので、NE-FS3Cのほうが年間の電気代は24.8円ほど安くなってます。
解凍
解凍はNE-FS3Dが「自動」ですが、NE-FS3Cは「g設定」が必要になります。
なので解凍はNE-FS3Dのほうが便利でしょう。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
NE-FS3D
- 「ワイド&フラット」な庫内が良い
- 設置面積は少しでもコンパクトなほうがいい
- 解凍は自動で行ってほしい
- レンジの手動出力は最大で「1000W」ほしい
NE-FS3C
- レンジの手動出力は最大で「800W」でOK
- 年間の電気代は少しでも安いほうがいい
- 購入コストをおさえたい(※)
(※)販売価格は変動するので購入時にご確認ください。
NE-FS3D
NE-FS3C
仕様
庫内容量や開き方、取説掲載レシピ数などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
基本機能
| NE-FS3D | NE-FS3C | |
|---|---|---|
| カラー | ホワイト | ホワイト |
| タイプ | オーブンレンジ | オーブンレンジ |
| 庫内容量 | 23L | 23L |
| 開き方 | たて開き | たて開き |
| スチーム | 皿式 | 皿式 |
| 取説掲載レシピ | 28 | 28 |
| 自動メニュー | 6 | 6 |
| LED庫内灯 | 1か所 | 1か所 |
| 液晶 | ホワイトバックライト液晶 | ホワイトバックライト液晶 |
| 脱臭(手動) |
レンジ機能
| NE-FS3D | NE-FS3C | |
|---|---|---|
| 最高出力 | 1000W | 1000W |
| あたため | スピード機能搭載 | スピード機能搭載 |
グリル機能
| NE-FS3D | NE-FS3C | |
|---|---|---|
| 加熱方式 | 遠赤Wヒーター 片面グリル | 遠赤Wヒーター 片面グリル |
オーブン機能
| NE-FS3D | NE-FS3C | |
|---|---|---|
| 温度 | 100~250 ℃ | 100~250 ℃ |
| 発酵 | スチームなし (35・40 ℃) | スチームなし (35・40 ℃) |
| 加熱方式 | 1段調理 上下ヒーターオーブン | 1段調理 上下ヒーターオーブン |
あとがき
パナソニックのオーブンレンジ、NE-FS3DとNE-FS3Cの違いを比較してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的には庫内がワイド&フラットになっている、NE-FS3Dが良いのではないかと…


