日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、MRO-S7DとMRO-S7CAの違いを比較して、ご紹介しています。
いきなりですが、MRO-S7Dと型落ちしたMRO-S7CAとでは、5つほど違いがあります。
つまり後継機種のMRO-S7Dでは変更や新たに加えられた機能が、5つほどあることになります。
それでは比較して見ていきましょう。
日立のMRO-S7DとMRO-S7CAの違いを比較
違いのある項目を下記の表に比較してピックアップしてみました。
MRO-S7D | MRO-S7CA | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
レシピ数 | 132 | 111 |
オートメニュー数 | 106 | 89 |
ノンフライ | 8 | 9 |
らくらくプレート焼き | 26 | なし |
リベイク(時間手動設定) | あり | なし |
発売時期(参考) | 2025年8月 | 2025年2月 |
Amazon | 65,000円(W) Amazonで最新価格を調べる | 35,790円(W) Amazonで最新価格を調べる |
楽天市場 | – 円 | 36,800円(W) 楽天で最新価格を調べる |
価格は2025年8月9日の価格です。(W)のカラーはホワイトです。
- レシピ数が111から132へと21ほど増えた
- オートメニュー数が89から106へと17ほど増えた
- ノンフライが9から8へと1つ減った
- 「らくらくプレート焼き」が加えられた
- 「リベイク(時間手動設定)」が加えられた
それでは主な違いを見ていきましょう。
レシピ数・オートメニュー数・ノンフライ
レシピ数はMRO-S7Dが「132」でMRO-S7CAは「111」となり、新しいモデルであるMRO-S7Dのほうが、21ほど多くなっています。
そして、オートメニュー数はMRO-S7Dが「106」でMRO-S7CAは「89」となって、新しいモデルであるMRO-S7Dのほうが、17ほど増えています。
ただしノンフライに付いてはMRO-S7Dが「8」で、MRO-S7CAは「9」となっているので、新しいモデルのMRO-S7Dは1つ減ってしまいました。
ちなみにノンフライのメニューは両モデルとも「鶏のから揚げ」「手羽先のから揚げ」「とんカツ」「ヒレカツ」「えびフライ」「ポテトコロッケ」「えびの天ぷら」「チキン南蛮」とありますが、MRO-S7CAには「あじフライ」メニューが加えられてました。
らくらくプレート焼き
MRO-S7Dに「らくらくプレート焼き」の機能が搭載され、このメーカー独自のセラミックプレートを使って、レンジからオーブンへと2段階の加熱を行って調理します。
このらくらくプレート焼きは冷凍の食材にも対応し、冷凍の場合はレンジ加熱でまず解凍します。
そしてらくらくプレート焼きの仕組みは、レンジで食材の中を加熱して調理時間は短かくし、食材から出る水分をおさえて、ジューシーに仕上がるようにします。
さらにオーブンで焼き上げることにより、食材の旨みを閉じ込めるようにするものです。
なので鶏肉なら食材の中からレンジの加熱で、調理時間を短くすることによりジューシーで外はパリッとさせます。
お魚もレンジ加熱を行うので、冷凍からもふっくらと…
リベイク(時間手動設定)
MRO-S7Dには「リベイク(時間手動設定)」の機能を搭載し、このメーカーのセラミックプレートを使用して、レンジとグリルの複合加熱を行います。
そのことにより鶏のから揚げなどの揚げ物やカレーパンなどの総菜パン、たい焼きなどスイーツにて、中はアツアツで外はサクッと仕上がるようにします。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
MRO-S7D
- レシピ数やオートメニュー数は多いほうが良い
- らくらくプレート焼きの機能やリベイクの機能を搭載してほしい
- 新しいほうのモデルを購入したい
MRO-S7CA
- レシピ数やオートメニュー数はこだわらない
- らくらくプレート焼きの機能やリベイクの機能はいらない
- 購入コストをおさえたい(※)
(※)販売価格は変動するので購入時にご確認ください。
MRO-S7D
チャコールグレー
ホワイト
チャコールグレー
ホワイト
MRO-S7CA
チャコールグレー
ホワイト
チャコールグレー
ホワイト
チャコールグレー
ホワイト
仕様
タイプや総庫内容量、レンジ最高出力などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
MRO-S7D | MRO-S7CA | |
---|---|---|
カラー | チャコールグレー ホワイト | チャコールグレー ホワイト |
タイプ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ |
総庫内容量 | 27L | 27L |
庫内形状 | ワイド&フラット | ワイド&フラット |
センサー | 重量センサー 蒸気・温度センサー | 重量センサー 蒸気・温度センサー |
レンジ最高出力 | 1,000W (手動最大3分/自動最大3分) | 1,000W (手動最大3分/自動最大3分) |
オーブン | 最高温度(自動):250℃ 上下ヒーター式 上下平面ヒーター 段数:1段 | 最高温度(自動):250℃ 上下ヒーター式 上下平面ヒーター 段数:1段 |
グリル | 上下平面ヒーターグリル | 上下平面ヒーターグリル |
スチーム | カップ式 | カップ式 |
過熱水蒸気 | カップ式 | カップ式 |
ボウルメニュー | 20 | 20 |
スピードメニュー | 19 | 19 |
2品同時あたため | (冷凍と常温、冷凍と冷蔵、冷凍と冷凍は不可) | (冷凍と常温、冷凍と冷蔵、冷凍と冷凍は不可) |
トースト (2枚まで) | (オート:途中で裏返し)約8分 | (オート:途中で裏返し)約8分 |
庫内灯 | 白熱球庫内灯×1灯 | 白熱球庫内灯×1灯 |
表示 | 液晶(バックライトなし) | 液晶(バックライトなし) |
お手入れ庫内底面 | 外して丸洗いテーブルプレート | 外して丸洗いテーブルプレート |
お手入れ庫内側面・背面・天面 | 汚れを落としやすい庫内側面・背面、お手入れしやすい平面グリルヒーター | 汚れを落としやすい庫内側面・背面、お手入れしやすい平面グリルヒーター |
お手入れコース | 清掃・脱臭 | 清掃・脱臭 |
付属品 | 外して丸洗いテーブルプレート スチーム小皿 メニューシール | 外して丸洗いテーブルプレート スチーム小皿 メニューシール |
幅×奥行×高さ | 483×388×355mm | 483×388×355mm |
質量 | 約14.8kg | 約14.8kg |
電源 | AC100V(50-60Hz) | AC100V(50-60Hz) |
オーブン | 出力:1,300W 消費電力:1,340W 温度調節:100~210℃/250℃(250℃は短時間出力) 発酵(30/35/40/45℃) | 出力:1,300W 消費電力:1,340W 温度調節:100~210℃/250℃(250℃は短時間出力) 発酵(30/35/40/45℃) |
グリル | 出力:1,300W 消費電力:1,340W | 出力:1,300W 消費電力:1,340W |
レンジ | 手動出力:1,000W/600W/500W/200W相当/100W相当 消費電力(最高):1,450W | 手動出力:1,000W/600W/500W/200W相当/100W相当 消費電力(最高):1,450W |
年間消費電力量 | 70.4kWh/年 | 70.4kWh/年 |
あとがき
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、MRO-S7DとMRO-S7CAの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的には「らくらくプレート焼き」の機能や「リベイク」の機能を搭載している、MRO-S7Dが良いのではないかと…