ハイセンスのMiniLED 4K液晶AIテレビ、65U9Rと65U8Rの違いを比較して、ご紹介しています。
この「65U9Rと65U8Rの違いは何ですか?」という疑問には、主に低反射仕様やバックライト、広色域、スピーカーなど6つほど違いがあるハイセンスのMiniLED 4K液晶AIテレビとなります。
それでは比較して見ていきましょう。
ハイセンスの65U9Rと65U8Rの違いを比較
比較して違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
| 65U9R | 65U8R | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 低反射仕様 | ARコート | 低反射 |
| バックライト | Mini-LED X | Mini-LED PRO |
| 広色域 | 量子ドットダイナミックカラー | 広色域量子ドット |
| スピーカー配置 | 4.1.2 | 2.1.2 |
| スピーカー構成 | フルレンジ15W×2 サブウーファー20W×1 トップスピーカー10W×2 サイドスピーカー10W×2 | フルレンジ10W×2 サブウーファー20W×1 トップスピーカー10W×2 |
| スピーカー最大出力 | 90W | 60W |
| Amazon | 203,801円 Amazonで最新価格を調べる | 152,990円 Amazonで最新価格を調べる |
| 楽天市場 | 205,670円 楽天で最新価格を調べる | 157,260円 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格は2025年11月7日の価格です。
それでは主な違いについて見ていきましょう。
低反射仕様
低反射仕様は、65U9Rが「ARコート低反射フィルム」、65U8Rが「低反射フィルム」を採用しています。
65U9Rの「ARコート低反射フィルム」は、従来の低反射処理に比べて画面の映り込みを約50%低減(65U8N比)。さらにヘイズ(曇り具合)も抑えられており、斜めから見ても白っぽくなりにくいのが特長です。強い光源の反射も大幅にカットし、明るいリビングや日中の視聴でも、黒は引き締まり、明部は明るく見やすい映像を再現します。
一方、65U8Rの「低反射フィルム」は、パネル表面に低反射処理を施すことで外光の反射を抑制。明るい部屋でも映り込みの少ない画面表示を実現しています。非対応モデルと比較して反射を約50%(65U7H比)低減しています。
バックライト
バックライトは、65U9Rが「Mini-LED X」、65U8Rが「Mini-LED PRO」を採用しています。
65U9Rの「Mini-LED X」は、高輝度の光を効率的かつ精密に制御。発光効率が向上し、同じ消費電力でも旧モデルより高い輝度を実現しています。さらに「パワーフォーカスレンズ技術」により光漏れを最大150%抑制(旧型比)。AIエンジンがMini LEDを細かくエリア分割して制御することで、有機ELに迫る精密なコントラスト表現を実現しています。
65U8Rの「Mini-LED PRO」は、小型LEDを高密度に配置することで、細部までメリハリのある高コントラスト映像を実現。最大輝度は旧型比で約67%向上(65U8N比)、エリアコントロールの分割数も約4倍に拡大しています。こちらもAIによるエリア制御で、高精度なコントラスト表現を可能にしていますが、バックライトは65U9Rの「Mini-LED X」のほうが進化してます。
広色域
広色域技術は、65U9Rが「量子ドットダイナミックカラー」、65U8Rが「広色域量子ドット」を搭載しています。
65U9Rの「量子ドットダイナミックカラー」は、量子ドットによりバックライトの光を高純度な色に変換。特に緑や赤の再現性が大幅に向上しており、よりリアルで深みのある色彩を表現します。Pantone認証による高精度な色再現で、豊かな色合いと没入感のある映像体験を実現します。
65U8Rの「広色域量子ドット」も同様に、量子ドット変換技術によって純度の高い色を再現。従来の液晶に比べて緑や赤の表現が改善され、こちらもPantone認証となっていますが、広色域は65U9Rの「量子ドットダイナミックカラー」のほうが強化されてます。
スピーカー
スピーカー構成は、65U9Rが「4.1.2ch」、65U8Rが「2.1.2ch」の音響システムを採用しています。
65U9Rのスピーカー構成は「フルレンジ15W×2」「サブウーファー20W×1」「トップスピーカー10W×2」「サイドスピーカー10W×2」で、合計最大出力は90W。サイドスピーカーを備えることで、音に包まれるような立体的で迫力あるサウンドを実現しています。
一方、65U8Rは「フルレンジ10W×2」「サブウーファー20W×1」「トップスピーカー10W×2」で、最大出力は60W。上方向の音表現により、臨場感のある音響を楽しめますが、65U9Rの方がより広がりのあるサウンド体験を提供します。
おすすめ
65U9R
- 「ARコート低反射フィルム」「Mini-LED X」「量子ドットダイナミックカラー」を搭載しているのが良い
- スピーカー構成が「4.1.2ch」で音に包まれたい
65U8R
- 「低反射フィルム」「Mini-LED PRO」「広色域量子ドット」でも十分OK
- スピーカー構成が「2.1.2ch」と上方向の音表現があればOK
- 購入コストをおさえたい(※)
(※) 価格は変動するので購入時にご確認ください。
65U9R
65U8R
仕様
パネルやエンジン、高画質処理などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
| 65U9R | 65U8R | |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 65V型 | 65V型 |
| 画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| パネル | 広視野角パネルPRO | 広視野角パネルPRO |
| HDR対応 | HDR10 HLG HDR10+ HDR10+Adaptive Dolby Vision Dolby Vision IQ | HDR10 HLG HDR10+ HDR10+Adaptive Dolby Vision Dolby Vision IQ |
| 視野角(上下/左右) | 178°/178° | 178°/178° |
| エンジン | HI-VIEW AIエンジン PRO | HI-VIEW AIエンジン PRO |
| 倍速対応 | 120Hz倍速 (ゲームモード時144Hz VRRに対応) | 120Hz倍速 (ゲームモード時144Hz VRRに対応) |
| 高画質処理 | AI 美肌リアリティー PRO AI 4Kアップコンバート AI バンディングノイズ制御 AI HDRアップコンバート | AI 美肌リアリティー PRO AI 4Kアップコンバート AI バンディングノイズ制御 AI HDRアップコンバート |
| 残像感低減 | AI クリアモーション PRO フレームジャダー低減 | AI クリアモーション PRO フレームジャダー低減 |
| ゲームモード | 144Hz ゲームモードPRO | 144Hz ゲームモードPRO |
| HDMI 2.1対応 | VRR ALLM AMD FreeSync Premium | VRR ALLM AMD FreeSync Premium |
| 高音質機能 | eilex音響処理 オーディオキャリブレーション | eilex音響処理 オーディオキャリブレーション |
| 音声フォーマット | Dolby ATMOS | Dolby ATMOS |
| BS 4K/110度CS 4K | 2 | 2 |
| 地上デジタル | 3 | 3 |
| BS・110度CSデジタル | 3 | 3 |
| 外付けHDD裏番組録画 | ||
| 裏番組録画/2番組同時録画 | ||
| 現在番組/番組指定/日時指定/簡単連続録画 | ||
| システム | VIDAA | VIDAA |
| ネット動画サービス | ||
| スクリーンシェア | Anyview Cast Airplay2 | Anyview Cast Airplay2 |
| HDMI | HDMI 2.1×2 HDMI 2.0×2 | HDMI 2.1×2 HDMI 2.0×2 |
あとがき
ハイセンスのMiniLED 4K液晶AIテレビ、65U9Rと65U8Rの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的にはスピーカー構成が「4.1.2ch」で包まれるような音の65U9Rが、良いのではないかと…




