日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、MRO-S8DとMRO-S8Cの違いを比較して、ご紹介しています。
この「MRO-S8DとMRO-S8Cの違いは何ですか」と問われたら、スチームや過熱水蒸気、らくらくプレート焼きの有無、発売時期など14ほど違いがある、日立の過熱水蒸気オーブンレンジです。
それでは比較して見ていきましょう。
日立のMRO-S8DとMRO-S8Cの違いを比較
比較して違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
| MRO-S8D | MRO-S8C | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| スチーム | カップ式 | 給水タンク式 |
| 過熱水蒸気 | カップ式 | ボイラー式 |
| レシピ数 | 150 | 136 |
| オートメニュー数 | 118 | 113 |
| らくらくプレート焼き | 26 | なし |
| ボウルメニュー数 | 28 | 30 |
| ノンフライメニュー数 | 8 | 11 |
| リベイク(時間手動設定) | あり | なし |
| 液晶 | バックライト付き | バックライトなし |
| 簡単操作 | 料理ボタン/リベイクボタン | なし |
| お手入れコース | 清掃(カップ式)・脱臭 | 清掃・脱臭・水抜き |
| 付属品 | 外して丸洗いテーブルプレート スチーム小皿 メニューシール | 外して丸洗いテーブルプレート |
| 質量 | 約15.0kg | 約15.5kg |
| 発売時期 | 2025年8月 | 2024年7月 |
| Amazon | 55,798円(K) Amazonで最新価格を調べる | 39,192円(K) Amazonで最新価格を調べる |
| 楽天市場 | 58,555円(K) 楽天で最新価格を調べる | 37,000円(K) 楽天で最新価格を調べる |
価格は2025年10月21日の価格です。(K)のカラーはブラックです。
それでは主な違いを見ていきましょう。
スチーム・過熱水蒸気
MRO-S8Dは「カップ式スチーム」を採用し、セラミック製の丸洗いできるテーブルプレートと専用スチーム小皿を使用する、日立独自の過熱水蒸気方式です。スチーム小皿に水を入れるだけで準備が簡単で、使い終わった後の片付けも手軽に行えます。
一方、MRO-S8Cは「給水タンク式(ボイラー式)」を採用しており、ボイラーと庫内ヒーターで水を加熱して過熱水蒸気を発生させ、高温調理を行います。ちなみに上位モデルは、給水タンク式を採用してます(お手入れとして給水用のパイプ内に残った水抜きが必要)。
ただ、どちらのタイプが良いかは、それぞれの方によって違ってくるのではないかと…
らくらくプレート焼き
MRO-S8Dには「らくらくプレート焼き」機能を搭載。セラミックプレートとレンジ・オーブンの複合加熱により、冷凍食材も解凍からおまかせでおいしく焼き上げます。
レンジ加熱で食材内部の温度をすばやく上げるため、調理時間を短縮しつつ水分の蒸発を抑え、ジューシーでふっくらとした仕上がりに。
さらに「らくらくプレート焼き(冷凍)」メニューを選ぶことで、冷凍のまま解凍から焼き上げまで行えます。
リベイク
MRO-S8Dは「リベイク(時間手動設定)」機能を搭載。セラミックプレートとレンジ・グリルの複合加熱により、揚げ物や総菜パン、スイーツなどを中はアツアツ、外はサクッとおいしく仕上げます。
操作も専用ボタンで簡単に呼び出せ、目安時間をもとに手動設定ができるので、好みの焼き加減に調整可能です。
液晶画面
液晶画面はMRO-S8Dが「バックライト付き」、MRO-S8Cが「バックライトなし」となっています。MRO-S8Dのほうがバックライト搭載で、表示が見やすく操作性が向上しています。
メニューシール
MRO-S8Dには「メニューシール」が付属しており、本体ドア下部に貼り付けて使えます。よく使うメニューをすぐ確認できる便利な仕様で…
発売時期
発売時期はMRO-S8Dが「2025年8月」、MRO-S8Cが「2024年7月」で、MRO-S8Dのほうが新しいモデルになります。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
MRO-S8D
- 「カップ式スチーム」が良い
- 「らくらくプレート焼き」や「リベイク」の機能を搭載してほしい
- 液晶画面は「バックライト付き」にしたい
- 「メニューシール」付きがいい
- 新しいほうのモデルを購入したい
MRO-S8C
- 上位モデルで採用されてる「給水タンク式(ボイラー式)」が良い
- 基本機能を搭載していればOK
- 購入コストをおさえたい(※)
(※)販売価格は変動するので購入時にご確認ください。
MRO-S8D
ブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
MRO-S8C
ブラック
ホワイト
ブラック
ホワイト
ブラック/ホワイト
仕様
カラーや庫内形状、レンジ最高出力などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
| MRO-S8D | MRO-S8C | |
|---|---|---|
| カラー | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト |
| タイプ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ | 過熱水蒸気 オーブンレンジ |
| 総庫内容量 | 31L | 31L |
| 庫内形状 | ワイド&フラット | ワイド&フラット |
| センサー | 重量センサー 蒸気・温度センサー | 重量センサー 蒸気・温度センサー |
| レンジ最高出力 | 1,000W (手動:最大3分間/自動:最大3分間) | 1,000W (手動:最大3分間/自動:最大3分間) |
| オーブン | 最高温度(自動):250℃ 方式:上下ヒーター式 ヒーター:上下平面ヒーター 段数:1段 | 最高温度(自動):250℃ 方式:上下ヒーター式 ヒーター:上下平面ヒーター 段数:1段 |
| グリル | 上下平面ヒーターグリル | 上下平面ヒーターグリル |
| スピードメニュー数 | 26 | 26 |
| 2品同時あたため | (冷凍と常温・冷凍と冷凍は不可) | (冷凍と常温・冷凍と冷凍は不可) |
| トースト (2枚まで) | 手動予熱有り:途中で裏返し 約16~25分 | 手動予熱有り:途中で裏返し 約16~25分 |
| 庫内灯 | 白熱球庫内灯×1灯 | 白熱球庫内灯×1灯 |
| 庫内底面 | 外して丸洗いテーブルプレート | 外して丸洗いテーブルプレート |
| 幅×奥行×高さ(外形) | 487×430×365mm | 487×430×365mm |
| 幅×奥行×高さ(庫内) | 401×344×218mm | 401×344×218mm |
| 電源 | AC100V(50-60Hz) | AC100V(50-60Hz) |
| オーブン | 出力:1,210W 消費電力:1,240W 温度調節:100~210℃/250℃(250℃は短時間出力) スチーム発酵(30/35/40/45℃) | 出力:1,210W 消費電力:1,240W 温度調節:100~210℃/250℃(250℃は短時間出力) スチーム発酵(30/35/40/45℃) |
| グリル | 出力:1,210W 消費電力:1,240W | 出力:1,210W 消費電力:1,240W |
| レンジ | 手動出力:1,000W/600W/500W/200W相当/100W相当 消費電力(最高):1,450W | 手動出力:1,000W/600W/500W/200W相当/100W相当 消費電力(最高):1,450W |
| 年間消費電力量 | 79.3kWh/年 | 79.3kWh/年 |
あとがき
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、ヘルシーシェフ MRO-S8DとMRO-S8Cの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的には頻繁にスチーム調理を行うわけではないので、MRO-S8Dが良いのではないかと…




