OM SYSTEMのリニアPCMレコーダー、LS-P4とLS-P5の違いを比較して、ご紹介しています。
これらは高音質なハイレゾ録音が行え、その高音質な音を圧縮するFLAC形式に対応した、フラッグシップモデルのLSシリーズです。
それでは比較して見ていきましょう。
OM SYSTEMのLS-P4とLS-P5の違いを比較
OM SYSTEMのリニアPCMレコーダー、LS-P4とLS-P5を比較すると内蔵メモリや録音時間、対応メモリなどに違いがあります。
LS-P4 | LS-P5 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
内蔵メモリ | 8GB | 16GB |
内蔵メモリ 録音時間 | 320kbps:約50時間 128kbps:約126時間 64kbps mono:約253時間 | 320kbps:約104時間 128kbps:約260時間 64kbps mono:約520時間 |
対応メモリ | 内蔵メモリ microSD microSDHC | 内蔵メモリ microSD microSDHC microSDXC |
Bluetooth | Ver.2.1+EDR | Ver.5.0 |
スピーカ実用最大出力 | 150mW | 230mW |
電源 | 単4形乾電池1本(LR03) OMデジタルソリューション製ニッケル水素充電池1本 USB接続ACアダプタ | 単4形乾電池2本(LR03) OMデジタルソリューション製ニッケル水素充電池2本 USB接続ACアダプタ |
入力端子 | マイクジャック (φ3.5mmインピーダンス2kΩ) | マイク(φ3.5mmインピーダンス2.2kΩ) ライン(φ3.5mmインピーダンス10kΩ) |
外形寸法 | 108.9×39.6×14.4mm | 112.2×39.6×16.1mm |
質量 | 75g | 78g |
Amazon | 27,700円 Amazonで最新価格を調べる | 19,979円 Amazonで最新価格を調べる |
楽天市場 | 円 | 20,061円 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格は2025年1月26日の価格です。
それでは主な違いについて見ていきましょう。
内蔵メモリ・録音時間
内蔵メモリはLS-P4が8GBでLS-P5は16GBとなっています。
そのことにより最大の録音時間(64kbps mono)はLS-P4が約253時間で、LS-P5は約520時間となっています。
対応メモリー
対応メモリーはLS-P4が「内蔵メモリー」「microSD」「microSDHC」となり、LS-P5は「内蔵メモリー」「microSD」「microSDHC」「microSDXC」となってます。
この「microSDXC」は最大容量が2TBとなって、「microSDHC」の最大容量32GBに対して大幅に、増えています。
Bluetooth
BluetoothはLS-P4が「Ver.2.1+EDR」で、LS-P5は「Ver.5.0」となっています。
このBluetoothはバージョンの数字が大きい新製品ほど、転送速度が速くなって省電力化していきます。
入力端子
入力端子はLS-P4が「マイクジャック」のみですが、LS-P5は「マイク」と「ライン」と2つになっています。
なのでLS-P5の「ライン入力」ではミュージックプレーヤーなどのオーディオ機器から、音声を録音することができます。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
LS-P4
- 内蔵メモリは8GBあればOK
- 対応メモリーはmicroSDHCまででよい
LS-P5
- 内蔵メモリは16GBほしい
- メモリーはmicroSDXCに対応してほしい
- Bluetoothは転送速度が速く省電力化してるほうが良い
- オーディオ機器から録音したい
LS-P4
LS-P5
仕様
記録形式やヘッドホン最大出力、スピーカなどの仕様については、下記の表のように違いはありません。
LS-P4 | LS-P5 | |
---|---|---|
カラー | ブラック | ブラック |
記録形式 | リニアPCM FLAC MP3 | リニアPCM FLAC MP3 |
ヘッドホン最大出力 | 3mW+3mW | 3mW+3mW |
スピーカ | φ18mm 丸型ダイナミックスピーカ | φ18mm 丸型ダイナミックスピーカ |
出力端子 | イヤホンジャック | イヤホンジャック |
PC接続 | ||
ハイレゾ | ||
ローカットフィルタ | ||
録音レベル自動調整 | ||
サンプリング周波数 | 96kHz | 96kHz |
量子化ビット数 | 24bit | 24bit |
あとがき
OM SYSTEMのリニアPCMレコーダー、LS-P4とLS-P5の違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらはビジネスシーンだけでなく、音楽やビデオ制作などでも録音できる、リニアPCMレコーダーです。
また内蔵マイクは3マイクシステムとなり、Bluetoothも搭載しています。
さてLS-P4とLS-P5から選ばれる場合は、個人的には内蔵メモリの大きいLS-P5が、良いのではないかと…