オムロンの上腕式血圧計「HCR-7524T」と「HCR-7502T」の違いを比較しました。
どちらもBluetooth通信に対応し、スマホアプリ「OMRON connect」で測定結果を管理できる上腕式血圧計です。
主な違いは、次の3つです。
- HCR-7524Tは「脈間隔の乱れ」を知らせる表示に対応
- 本体メモリはHCR-7524Tが2人×60回、HCR-7502Tが2人×100回
- カフや本体サイズ・重量が少し異なる
脈の状態をより細かく確認したいならHCR-7524T、本体にできるだけ多くの測定結果を残したいならHCR-7502Tが選びやすいです。
HCR-7524TとHCR-7502Tの違いを比較
HCR-7524TとHCR-7502Tを比較すると、特に確認しておきたい違いは3つです。
まず結論を表で確認してみましょう。
大きな選択ポイントになるのは、「脈の状態に関する表示」と「本体メモリ」です。
サイズや重量にも差がありますが、重量差は約10g、奥行きの差は約3mmなので、こちらは購入判断を左右するほど大きな違いではありません。
違い① HCR-7524Tは「脈間隔の乱れ」を知らせる表示に対応
HCR-7524Tでは、測定中に検出した脈の状態に応じて、「不規則脈波」と「脈間隔の乱れあり」を区別して表示する仕様になっています。
オムロンの取扱説明書では、脈の間隔について次のように説明されています。
- 脈の間隔がほぼ一定:通常の表示
- 脈の間隔が一部不規則:「不規則脈波」
- 脈の間隔が常に不規則:「脈間隔の乱れあり」
つまりHCR-7524Tは、血圧値だけでなく、測定時に検出された脈の状態をより細かく確認できるのが特徴です。
なお、「脈間隔の乱れ」や「不規則脈波」の表示だけで病気や不整脈を判断できるわけではありません。オムロンも、マークが表示されても不整脈とは限らず、頻繁に表示される場合は医師に相談するよう案内しています。
HCR-7524Tが向いている人
血圧値だけでなく、測定時の脈の状態についても確認しながら家庭血圧を管理したい人。
違い② 本体メモリは60回と100回
本体に保存できる測定記録数は、HCR-7502Tの方が多くなっています。
| 機種 | 1人あたり | 2人分 |
|---|---|---|
| HCR-7524T | 60回 | 2人×60回 |
| HCR-7502T | 100回 | 2人×100回 |
1人あたりの保存回数をグラフにすると、差がわかりやすくなります。
本体に保存できる測定記録数
1人あたりのメモリ回数
※どちらも2人分の測定記録を保存できます。
HCR-7502Tは1人あたり100回、HCR-7524Tは60回なので、HCR-7502Tは本体だけでより長く測定記録を残せます。
100回は60回の約1.67倍です。
ただし、どちらもBluetooth通信と「OMRON connect」に対応しています。
スマホアプリを中心に記録を管理するなら、本体メモリが60回か100回かという違いは、それほど重要ではない人もいるでしょう。
HCR-7502Tが向いている人
スマホだけでなく血圧計本体でも過去の測定結果をできるだけ多く確認したい人。
違い③ カフと本体サイズ・重量が少し違う
HCR-7524TとHCR-7502Tでは、付属するカフの型式が異なります。
| 項目 | HCR-7524T | HCR-7502T |
|---|---|---|
| カフ型式 | HEM-FM32-B | HEM-FSM50-B |
| 対象腕周 | 17~36cm | 17~36cm |
| カフ質量 | 約109g | 約135g |
| 本体質量 | 約450g | 約460g |
| 本体奥行き | 約117mm | 約120mm |
HCR-7502Tでは、加圧時の痛みを軽減する「e-フィットカフ」が採用されています。
一方、HCR-7524Tでは付属カフがHEM-FM32-Bに変更されています。
どちらも対象腕周は17~36cmなので、使用できる腕の太さについては同じです。
本体重量はHCR-7524Tが約450g、HCR-7502Tが約460gで、差はわずか約10g。本体奥行きも約3mmの差なので、サイズ・重量だけを理由に選ぶ必要性は低いでしょう。
HCR-7524TとHCR-7502Tの共通点
HCR-7524TとHCR-7502Tには違いがある一方、血圧計として重要な機能には多くの共通点があります。
主な共通機能は次の通りです。
- 上腕式血圧計
- Bluetooth通信対応
- 「OMRON connect」対応
- カフぴったり巻きチェック
- 2人分の測定記録に対応
- 比較画面
- 対象腕周17~36cm
- 専用ACアダプタ付属
- 単3形アルカリ乾電池4個でも使用可能
- 電池寿命は約300回
どちらもOMRON connectで測定記録を管理できる
HCR-7524TとHCR-7502Tは、どちらもBluetooth通信に対応しています。
測定した血圧データをスマートフォンの「OMRON connect」へ転送できるため、毎回紙の血圧手帳へ数値を書き写す手間を減らせます。
スマホを中心に血圧データを管理する人なら、HCR-7502Tの「本体メモリ100回」というメリットは相対的に小さくなります。
どちらもカフぴったり巻きチェックに対応
どちらも「カフぴったり巻きチェック」に対応しています。
カフが適切な強さで巻けているかを確認できるため、家庭で血圧測定を続ける際に役立つ機能です。
どちらも2人で使える
HCR-7524TとHCR-7502Tは、どちらも2人分の測定結果を分けて記録できます。
夫婦や家族2人で1台の血圧計を使いたい場合にも対応可能です。
ただし本体の保存回数は、HCR-7524Tが1人60回、HCR-7502Tが1人100回となります。
HCR-7524Tがおすすめな人
- 測定時の脈の状態も確認したい
- 「脈間隔の乱れ」の表示機能を重視したい
- 本体メモリは1人60回あれば十分
- スマホのOMRON connectを中心に記録したい
- 比較的新しい仕様のモデルを選びたい
HCR-7524Tのポイントは、測定中に検出された脈の状態をより細かく確認できることです。
本体メモリは1人60回ですが、OMRON connectに対応しているので、スマホ中心で記録を残す使い方なら大きなデメリットになりにくいでしょう。
脈の状態に関する表示を重視するなら、HCR-7524Tが候補です。
HCR-7502Tがおすすめな人
- 本体にできるだけ多くの測定結果を残したい
- スマホを使わず本体で過去の記録を確認することが多い
- 1人100回分のメモリが欲しい
- 2人で長期間使いたい
- 販売価格を比較してお得な方を選びたい
HCR-7502Tの最大のメリットは、1人100回、2人合計で200回分の測定記録を本体に保存できることです。
特にスマホアプリを毎回確認せず、血圧計本体で過去の記録を見ることが多い人には便利です。
本体メモリの多さを優先するなら、HCR-7502Tが選びやすいでしょう。
HCR-7524TとHCR-7502Tはどっちがおすすめ?
どちらを選ぶか迷ったら、次の基準で考えると分かりやすいです。
| 重視するポイント | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 脈の状態に関する表示を重視 | HCR-7524T |
| 本体メモリの多さを重視 | HCR-7502T |
| スマホアプリで記録する | どちらも対応 |
| 2人で使う | どちらも対応 |
| 対象腕周 | どちらも17~36cm |
| 価格を重視 | 購入時の実売価格を比較 |
HCR-7524Tは「脈間隔の乱れ」に関する表示が特徴です。
一方のHCR-7502Tは、本体メモリが1人100回と多いのがメリットです。
ただし、どちらもOMRON connectに対応しているため、スマホで測定記録を管理する人なら、メモリ60回と100回の差はそれほど大きな問題にならない可能性があります。
その場合は、脈の状態に関する表示機能や購入時の価格差を確認して選ぶとよいでしょう。
HCR-7524TとHCR-7502Tの違いについてよくある質問
HCR-7524TとHCR-7502Tの違いまとめ
HCR-7524TとHCR-7502Tの違いをもう一度まとめます。
- HCR-7524Tは「脈間隔の乱れ」を知らせる表示に対応
- HCR-7524Tのメモリは2人×60回
- HCR-7502Tのメモリは2人×100回
- 付属するカフの仕様が異なる
- HCR-7524Tは約450g、HCR-7502Tは約460g
- どちらもBluetooth・OMRON connectに対応
- どちらもカフぴったり巻きチェックに対応
- どちらも対象腕周17~36cm
脈の状態に関する表示を重視するならHCR-7524T、本体に多くの測定結果を残したいならHCR-7502Tが比較の目安です。
スマホのOMRON connectを中心に記録する場合は、本体メモリの差が気になりにくくなるため、機能と販売価格を比較して選ぶとよいでしょう。
HCR-7524T
HCR-7502T
オムロンのほかの血圧計も確認したい方は、「オムロンの血圧計比較一覧」をご覧ください。メーカーを問わず探したい方は、「血圧計の比較一覧」から機能別に選べます。
仕様の参照元
※仕様はメーカー公式情報・取扱説明書をもとに確認しています。価格、在庫、ポイント還元、対応サービスなどは変更される場合があります。購入前に各販売店およびメーカー公式情報をご確認ください。




