パナソニックのヘアードライヤー、ナノケア EH-NA9MとEH-NA0Jの違いを比較して、ご紹介しています。
この人気ヘアドライヤー「ナノケア」シリーズは、最新モデルになるほど機能が進化し、価格も変わるため「EH-NA9MとEH-NA0Jの違いは何?」と迷われることでしょう。
そこでこのページでは、これらの機種の違いをわかりやすく比較し、スペックや機能の差、実際の使い勝手、どちらがおすすめかまで解説します。
購入前に後悔しないよう、ぜひじっくり比較してください。
パナソニックのEH-NA9MとEH-NA0Jの違いを比較
パナソニックのヘアードライヤー、ナノケア EH-NA9MとEH-NA0Jを比較するとカラー展開やタイプ、温風温度、風量などに違いがあります。
EH-NA9M | EH-NA0J | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
カラー | ノーブルグレー ノーブルベージュ | ディープネイビー ラベンダーピンク ウォームホワイト ミストグレー |
ナノイー | ナノイー | 高浸透ナノイー |
退色を抑制 | ||
温風温度 | TURBO/HOT:約95℃ DRY/HOT:約95℃ | 風量強/HOT:約95℃ スカルプモード:約60℃ |
風量 | 1.5㎥/分(TURBO) | 1.6㎥/分(風量強) |
高さ×幅×奥行 | 22.1×16.1×7.4 cm | 22.1×14.8×7.4 cm |
質量 | 580g | 550g |
付属品 | セットノズル | 根元速乾ノズル セットノズル |
Amazon | 26,944円(ノーブルグレー) Amazonで最新価格を調べる | 33,005円(ディープネイビー) Amazonで最新価格を調べる |
楽天市場 | 26,000円(ノーブルグレー) 楽天で最新価格を調べる | 31,279円(ディープネイビー) 楽天で最新価格を調べる |
価格は2025年7月9日の価格です。
それでは主な違いを見ていきましょう。
カラー
カラーはEH-NA9Mが「ノーブルグレー」と「ノーブルベージュ」の2色展開ですが、EH-NA0Jは「ディープネイビー」「ラベンダーピンク」「ウォームホワイト」「ミストグレー」と4色展開しています。
ナノイー
ナノイーはEH-NA9Mが従来の「ナノイー」を搭載して、空気中の水分を超微細イオン化して放出し、髪の水分バランスを整えます。これにより髪のツヤ感、まとまり、静電気抑制などの効果が期待できます。
一方、EH-NA0Jは「高浸透ナノイー」という進化版が搭載され、従来よりも水分量を増やして髪内部への浸透を高めたものです。パナソニック公式では髪内部の水分量が約1.9倍になるというデータもあり、より内側からしっとりと仕上げる力が強いのが特徴です(約1.9倍は2021年発売EH-NA9Gとの比較)。
このようにEH-NA0Jの「高浸透ナノイー」は髪表面の保湿+内部への水分補給を強化し、くせやうねりをより抑制しやすくされてダメージ毛のケア性能が向上し、乾燥ダメージをよりケアするなどサポートしてくれます。
ヘアカラーの退色抑制
EH-NA0Jは「ヘアカラーの退色抑制」の効果を、「高浸透ナノイー」と「ミネラルマイナスイオン」の組み合わせによりサポートされます。それはパナソニック公式による検証にて、EH-NA0Jを使うことで「ヘアカラーの退色を抑制し、色ツヤをキープする効果」をイオン無しの場合と比較して、確認されています。
そして高浸透ナノイーにより髪の内部にしっかり水分を補給することで、髪内部の水分バランスを整えてキューティクルの開きを抑え、ヘアカラーの色素流出を抑制する働きが期待できます。
また、EH-NA0Jは「ミネラルマイナスイオン」を放出することで、キューティクルをコーティングするように引き締め、摩擦ダメージを軽減します。これにより、日常のブラッシングや洗髪時の色落ちリスクを低減する効果も…
高浸透ナノイーによる肌のうるおい
EH-NA0Jでは「高浸透ナノイーによる肌のうるおい」を、期待することができます。それは「高浸透ナノイー」が従来のナノイーよりも水分量が多く、浸透力も高いのが特徴です。この進化したイオンを髪だけでなく肌にも届けることで、乾燥しがちな顔や首元の保湿ケアを同時に行えます。
具体的にはEH-NA0Jに「スキンモード」が搭載されているので、髪を乾かした後にスキンモードに切り替えることで、心地よい温度と優しい風で高浸透ナノイーを顔に当てることができます。
このナノイーは微細な水分を含むイオンで、肌の角質層までしっかり水分を届け、うるおいをキープします。パナソニック独自の検証でも、スキンモードを使うことで「肌水分量のアップ」が確認されており、毎日のスキンケアを手軽に行えます。
ちなみにEH-NA9Mにもスキンモードが搭載されてますが、こちらは従来の「ナノイー」による保湿効果となります。
高浸透ナノイーによる頭皮のうるおい
EH-NA0Jでは「高浸透ナノイーによる頭皮のうるおい」ケアを、サポートしてくれます。これはEH-NA0Jに搭載されている「高浸透ナノイー」が、従来のナノイーと比べて水分量が大幅に増え、より微細で浸透しやすいイオンが特徴となっているからです。
この高浸透ナノイーを頭皮に届けることで、乾燥しがちな頭皮にしっかりと水分を補給し、頭皮の角質層までうるおいを与えることで、つっぱり感やかさつきを抑え、健やかなコンディションを保つ効果が期待できます。
そして、EH-NA0Jには「スカルプモード」を搭載して、約60℃の低温風で地肌を優しく乾かしながら、高浸透ナノイーをしっかり送り届けます。この組み合わせにより、乾かす時間を頭皮ケアの時間に変え、毎日続けられる簡単なスカルプケアを…
重さ(質量)
重さ(質量)はEH-NA9Mが「580g」でEH-NA0Jは「550g」となり、EH-NA0Jのほうが30gほど軽量となってます。なので長時間ドライヤーを使うと腕が疲れるので、地味ですが少しでも軽いほうが良いかも…
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
EH-NA9M
- 「ノーブルグレー」又は「ノーブルベージュ」のカラーから選びたい
- 従来の「ナノイー」でOK
- 購入コストをおさえたい(※)
EH-NA0J
- 「ディープネイビー」「ラベンダーピンク」「ウォームホワイト」「ミストグレー」のカラーから選びたい
- 高浸透ナノイーにより「しっとり感・まとまり感」「ヘアカラーの退色抑制」「肌のうるおい」「頭皮のうるおい」などサポートしてほしい
- 少しでも軽い方が良い
(※) 価格は変動しますので購入時にご確認ください。
EH-NA9M
ノーブルグレー
ノーブルベージュ
ノーブルグレー
ノーブルベージュ
ノーブルグレー/ノーブルベージュ
EH-NA0J
ディープネイビー
ラベンダーピンク
ウォームホワイト
ミストグレー
ディープネイビー
ラベンダーピンク
ウォームホワイト
ミストグレー
ディープネイビー/ラベンダーピンク/ウォームホワイト/ミストグレー
共通の機能や特徴
パナソニックの「ナノケア」シリーズであるEH-NA9MとEH-NA0Jは、どちらも髪をただ乾かすだけでなく、本格的なヘアケアを実現する高機能ドライヤーです。以下に、両モデルに共通する主要な機能と特長を詳しくご紹介します。
ナノイー & ミネラルマイナスイオン搭載
EH-NA9MとEH-NA0Jには、パナソニック独自の「ナノイー」と「ミネラルマイナスイオン」技術を搭載しています。ナノイーは水分をたっぷり含む微細イオンで、髪の水分バランスを整え、パサつきを抑えながらツヤを引き出すよう導きます。
ミネラルマイナスイオンは、髪表面のキューティクルを引き締めて摩擦ダメージを低減し、指通りをなめらかに仕上げます。このダブルイオン効果により、毎日のドライで髪にしっかりうるおいを届け、ツヤやまとまりのある美しい髪をサポートします。
ただしEH-NA9Mの「ナノイー」とEH-NA0Jの「高浸透ナノイー」では違いがあります(「パナソニックのEH-NA9MとEH-NA0Jの違いを比較」に掲載)。
多彩なモードによるケアドライ
どちらのモデルも、パナソニックのナノケアシリーズらしく、用途に応じて風温・風量を調整できる複数のモードを備えています。
温冷リズムモード
温風と冷風を自動で切り替え、キューティクルをしっかり引き締めてツヤをアップして、美容室のブローのような仕上がりを自宅で再現を…
スカルプモード
約60℃の低温風で頭皮を優しく乾かし、乾燥を抑えて健やかな地肌環境をサポートします。
毛先集中ケアモード
毛先のパサつきを抑え、まとまりよく仕上げるモードで静電気を抑えて、広がりやすい髪質にも…
スキンモード
髪を乾かした後、顔にやさしい風を当てて「ナノイー」を肌に届けることで、顔の乾燥を抑えうるおいをプラスし、ドライヤー時間を有効活用してフェイスケアまで…
速乾ノズルによるスピードドライ
EH-NA9MもEH-NA0Jも、独自の「速乾ノズル」構造を採用しています。これは強弱差のある風を生み出して毛束をほぐしながら乾かすことで、風が髪全体に効率よく当たって短時間でしっかり乾かせます。忙しい朝のスタイリングや髪の長い方でも、快適に使える設計です。
スマートセンシング
スマートセンシング機能はドライヤーが周囲の温度を自動で検知し、最適な温風温度に調整してくれる機能です。
これは髪を乾かすときドライヤーの温度が高すぎると、オーバードライ(乾かしすぎ)になり、髪表面のキューティクルを傷つけ、パサつきやダメージの原因になります。逆に温度が低すぎると乾くのに時間がかかり、髪や頭皮に負担をかけることもありえます。
このスマートセンシングは、この「熱ダメージを抑えつつ、しっかり乾かす」ための、賢い制御技術です。
評判
両モデルの評判は、実際に購入した方の口コミにて共通した以下のような評価を、見受けます(口コミを要約してみました)。
EH-NA9Mの口コミ
- 「風量がちょうどよくて乾きが早い」
- 「髪が広がりにくくなって、朝のセットがラクになった」
- 「旧モデルからの買い替えだけど、しっとり感がさらにアップしている」
- 「ナノイーの効果で静電気が起きにくくなった」
- 「使い方がシンプルで、家族みんなで使いやすい」
EH-NA9Mは「必要なケア性能を備えなえてほしい」という層にとって、魅力的な選択肢であるようです。
EH-NA0Jの口コミ
- 「乾かしただけで美容院帰りのようなツヤが出た」
- 「高浸透ナノイーのおかげか、毛先が広がりにくくなった」
- 「パサつきが抑えられて、指通りが全然違う」
- 「スキンモードを使い始めてから、顔の乾燥が減った気がする」
- 「高価だけど毎日使うものだから、買ってよかったと思える」
EH-NA0Jはダメージ毛やカラー・パーマを繰り返している方からの支持が厚いようで、「高浸透ナノイー」の保湿力を実感している声が目立ちます。
仕様
ミネラルやマイナスイオンの有無、モードなどの仕様については、下記の表のように違いはありません。
EH-NA9M | EH-NA0J | |
---|---|---|
シリーズ | ナノケア | ナノケア |
ミネラル | ||
マイナスイオン | ||
便利な機能 | UVケア効果 キューティクル密着 静電気抑制 お手入れ簡単吸込口(フィルター) | UVケア効果 キューティクル密着 静電気抑制 お手入れ簡単吸込口(フィルター) |
モード | スマートセンシング(風温自動コントロール) 4つのモード(温冷リズム/毛先集中ケア/SCALP/SKIN) COLD | スマートセンシング(風温自動コントロール) 4つのモード(温冷リズム/毛先集中ケア/SCALP/SKIN) COLD |
速乾ノズル | 本体内蔵 | 本体内蔵 |
イオンチャージ | イオンチャージPLUS | イオンチャージPLUS |
冷風 | ||
電源 | AC100V 50-60Hz | AC100V 50-60Hz |
消費電力 | 1200W (TURBO/HOT) | 1200W (風量強/HOT最大出力) |
コード | 約1.7m | 約1.7m |
あとがき
パナソニックのヘアードライヤー、ナノケア EH-NA9MとEH-NA0Jの違いを、比較してご紹介しましたがいかがでしょうか。
EH-NA9Mは高い基本性能を持っているのでナノケアを導入する選択肢の一つとなり、EH-NA0Jは最新の技術で髪内部への水分浸透を強化し、より速乾性・使い心地を向上させています。
個人的には高浸透ナノイーを搭載している、EH-NA0Jが良いのではないかと…