パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器、SR-X910DとSR-X710Dの違いを比較して、ご紹介しています。
これらはかまどで炊いたごはんを目指した可変圧力IHジャー炊飯器で、SR-X910DとSR-X710Dでは17ほど違いがある商品です。
それでは比較して見ていきましょう。
パナソニックのSR-X910DとSR-V10BBの違いを比較
パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器、SR-X910DとSR-X710Dを比較するとカラー展開やリアルタイム赤外線センサーの有無、食感炊き分けなどに違いがあります。
違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
SR-X910D | SR-X710D | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
カラー | ブラック(K) ライトグレージュ(H) | ライトグレージュ(H) |
リアルタイム赤外線センサー | ||
ビストロ匠技AI | 約9,600通り | 約3,200通り |
加圧追い炊きポンプ | ||
内釜 | ダイヤモンド竃釜 釜厚:2.2mm 5年保証 洗米OK フッ素加工 遠赤ダイヤモンドプレミアムコート 底面ディンプル加工 | ダイヤモンド竃釜 釜厚:2.2mm 3年保証 洗米OK フッ素加工 遠赤ダイヤモンドハードコート 底面ディンプル加工 |
食感炊き分け | 13通り | 4通り |
銘柄炊き分け | 73銘柄 | 6銘柄 |
メニュー | 白米 無洗米 玄米 金芽ロウカット玄米 発芽/分づき米 麦ごはん 雑穀米 炊込み 赤飯 炊きおこわ すし カレー用 おかゆ 玄米がゆ 金芽ロウカット玄米がゆ 雑穀米がゆ | 白米 無洗米 玄米 金芽ロウカット玄米 麦ごはん 雑穀米 炊込み 炊きおこわ すし/カレー おかゆ 玄米がゆ 金芽ロウカット玄米がゆ 雑穀米がゆ |
うるおいキープ保温 | 30時間 | 24時間 |
液晶 | フルドット液晶 (反転バックライト) | 反転バックライト液晶 |
りれき呼び出し | ||
タイマー予約 | 3メモリー | 2メモリー |
炊飯消費電力量 | 159Wh/回 | 161Wh/回 |
保温消費電力量 | 16.6Wh/h | 16.7Wh/h |
年間消費電力 | 83.0kWh/年 | 83.2kWh/年 |
幅×奥行×高さ ふた開時 | 28.6×30.0×22.9cm 44.5cm | 28.6×30.0×23.0cm 44.5cm |
質量 | 6.8kg | 6.6 kg |
Amazon | 100,000円(H) Amazonで最新価格を調べる | – 円 |
楽天市場 | 99,908円(H) 楽天で最新価格を調べる | 69,935円(H) 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格は2025年7月18日の価格です。(H)はカラーのライトグレージュです。
それでは主な違いを見ていきましょう。
カラー
カラーはSR-X910Dが「ブラック」と「ライトグレージュ」の2色展開ですが、SR-X710Dは「ライトグレージュ」の1色のみです。
センサー
センサーは両機種に「リアルタイム圧力センサー」「釜底温度センサー」「沸騰検知センサー」を搭載し、SR-X910Dには「リアルタイム赤外線センサー」を加えて搭載しています。
この「リアルタイム赤外線センサー」はお米の状態や釜内の温度変化を、リアルタイムで検知することにより、おどり炊きを進化させています。
そしてメーカーでは甘みを従来品より、8%ほどアップさせたと公表しています。
ビストロ匠技AI
ビストロ匠技AIはSR-X910Dが「約9,600通り」で、SR-X710Dは「約3,200通り」となってます。
このビストロ匠技AIは炊飯中のお米の状態を、センサーによってとらえて圧力・火力を調整するものです。
SR-X710Dのセンサー3つに対して、SR-X910Dは「リアルタイム赤外線センサー」もプラスされて4つとなるので、ビストロ匠技AIは「約9,600通り」と多くなっています。
加圧追い炊きポンプ
SR-X910Dには「加圧追い炊きポンプ」の機能が搭載され、ハリがあって冷めてもおいしいごはんになるようにします。
それはお米のうまみ成分「おねば」が水に溶け出てしまうので、余分な水分をポンプの熱風で蒸発させ、粒表面に「おねば」をコーティングして冷めてもおいしいご飯に…
食感炊き分け
食感炊き分けはSR-X910Dが「13通り」で、「やわらか~かため」、「もちもち~しゃっきり」と火加減や圧力加減を調節して、自在に炊き分けられます。
SR-X710Dは「4通り」となり、ふつう、かため、やわらか、もちもちと炊き分けます。
銘柄炊き分け
銘柄炊き分けはSR-X910Dが「73銘柄」でSR-X710Dは「6銘柄」となり、SR-X910Dのほうが多くの銘柄に対応しているので、銘柄米の個性を引き出すように炊き上げてくれます。
うるおいキープ保温
うるおいキープ保温はSR-X910Dが「30時間」で、SR-X710Dは「24時間」となっています。
そしてSR-X910Dは「リアルタイム赤外線センサー」を搭載したことにより、精度を高くごはんの残量を検知し、その残量に合わせてごはんのべたつきや乾燥がないように、釜内の温度をコントロールします。
液晶・りれき呼び出し(SR-X910D)
SR-X910Dは「フルドット液晶(反転バックライト)」となり、操作はシンプルなタッチキーになって、直感的に行いやすくなってます。
例えばよく使う「高速炊き」は選びやすくなって、りれきも呼び出せるようになってます。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
SR-X910D
- 「リアルタイム赤外線センサー」が搭載されているのが良い
- 冷めてもおいしいご飯が食べたいので「加圧追い炊きポンプ」搭載がいい
- 食感炊き分けは13通りほしい
- 銘柄炊き分けは73銘柄あるといい
- 保温は「30時間」してほしい
- 新しい商品を購入したい
SR-X710D
- ビストロ匠技AIは約3,200通りあれば良い
- 食感炊き分けは4通りでOK
- 銘柄炊き分けは「あきたこまち」「コシヒカリ」「つや姫」など6つのブランド米があればいい
- うるおいキープ保温は24時間で十分
- 購入コストをおさえたい
SR-X910D
ブラック
ライトグレージュ
ブラック
ライトグレージュ
ブラック
ライトグレージュ
SR-X710D
ライトグレージュ
ライトグレージュ
仕様
加熱方式やお手入れ、定格消費電力などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
SR-X910D | SR-X710D | |
---|---|---|
炊飯容量 | 1.0L(0.09~1.0 L) 0.5~5.5合 | 1.0L(0.09~1.0 L) 0.5~5.5合 |
炊き技 | Wおどり炊き (急減圧バルブ /高速交互対流IH) | Wおどり炊き (急減圧バルブ /高速交互対流IH) |
加熱方式 | IH:大火力包み加熱 圧力:急減圧バルブ | IH:大火力包み加熱 圧力:急減圧バルブ |
旨み引き出す | うまみ循環タンク (ふた内蔵) | うまみ循環タンク (ふた内蔵) |
炊き分け | ビストロ炊飯コース | ビストロ炊飯コース |
炊飯コース | 高速 玄米ごはん おこげ 炊込み すし カレー おかゆ 赤飯 おこわ 冷凍用ごはん | 高速 玄米ごはん おこげ 炊込み すし カレー おかゆ 赤飯 おこわ 冷凍用ごはん |
あつあつ再加熱 | ||
タッチキー | ||
ロック機能 | ||
見やすい水位線 | ||
お手入れ | 2点(内釜/ふた加熱板) | 2点(内釜/ふた加熱板) |
ワンタッチふた加熱板 | 食洗機対応 | 食洗機対応 |
フラット天面パネル | ||
圧力お手入れ機能 | パワフル&時短 | パワフル&時短 |
エコ炊飯コース | ||
定格消費電力 | 1210W | 1210W |
静音化設計 |
あとがき
パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器、SR-X910DとSR-X710Dの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的には食感炊き分けが13通りある、SR-X910Dが良いのではないかと…