レグザの4K Mini LED液晶テレビ、55Z770Rと55Z870Mの違いを比較して、ご紹介しています。
この「55Z770Rと55Z870Mの違いは何ですか?」という疑問には、主にパネルや広色域、チューナー、タイムシフトマシンの有無など12ほど違いがある、レグザの4K Mini LED液晶テレビとなります。
それでは比較して見ていきましょう。
レグザの55Z770Rと55Z870Mの違いを比較
比較して違いのある項目を下記の表にピックアップしてみました。
| 55Z770R | 55Z870M | |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| パネル | 高輝度 Mini LED 液晶 | Mini LED 液晶 |
| 広色域 | 広色域LED | 広色域量子ドット |
| 高精細 | AI超解像技術 | 超解像技術 |
| リアルブラックエリアコントロール | あり | なし |
| カラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール | 28色軸リッチカラーイメージコントロール |
| チューナー | 地上デジタル:3 BS・110度CSデジタル:3 4K衛星放送:2 | 地上デジタル:9 BS・110度CSデジタル:3 4K衛星放送:2 |
| レグザ AIボイスナビゲーター | あり | なし |
| レグザAI快適リスニング | あり | なし |
| ダブルウインドウ | あり | なし |
| ネット動画高画質 | ネット動画ビューティ ネット動画バンディングスムーサー | ネット動画ビューティ |
| タイムシフトマシン | なし | あり |
| 発売時期 | 2025年4月 | 2023年4月 |
| Amazon | 136,800円 Amazonで最新価格を調べる | 142,000円 Amazonで最新価格を調べる |
| 楽天市場 | 135,420円 楽天で最新価格を調べる | 144,288円 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格は2025年11月5日の価格です。
それでは主な違いについて見ていきましょう。
パネル
パネルは、55Z770Rが「高輝度 Mini LED 液晶パネル」、55Z870Mが「Mini LED 液晶パネル」を採用しています。
55Z770Rの「高輝度 Mini LED 液晶パネル」は、ピーク輝度の向上とエリア分割の増加により、より深みのある黒と明るい映像表現を実現しています。
広色域量子ドット
55Z870Mは「広色域量子ドット」シートを採用。量子ドット技術により色の純度が高まり、より鮮やかで自然な色再現を可能にしています。広い色域に対応することで、リアルで高画質な映像が楽しめます。
AI超解像技術
55Z770Rには「AI超解像」技術を搭載。映像のノイズを抑えながら、高精細でくっきりとした映像に仕上げます。
絵柄の細かさに応じて適切な補正を行うため、地デジ放送などの4K未満のコンテンツでも、超解像効果を向上させます。
チューナー
チューナー構成は55Z770Rが「地上デジタル×3/BS・110度CSデジタル×3/4K衛星放送×2」で、55Z870Mは「地上デジタル×9/BS・110度CSデジタル×3/4K衛星放送×2」となっており、55Z870Mは地デジチューナーが多く、同時録画やタイムシフト録画にも対応しやすい仕様です。
レグザAIボイスナビゲーター
55Z770Rは「レグザAIボイスナビゲーター」に対応。音声でレグザに話しかけるだけで、見たい番組や動画をスムーズに検索できます。
推しのタレント名や番組タイトルはもちろん、あいまいなリクエストにも対応。放送中の番組だけでなく、録画番組・今後の放送・YouTubeなどのネット動画も横断的に検索し、あなたにおすすめのコンテンツを提案してくれます。
また、音声で番組名やチャンネル番号を伝えることで、リモコン操作なしで再生・録画予約なども行えます。
レグザAI快適リスニング
55Z770Rには「レグザAI快適リスニング」機能を搭載。AIが音声成分を分析して、セリフを聞き取りやすくしたり、スタジアムの歓声など環境音を強調するなど、好みに合わせた音の演出が可能です。
また、AIが声と環境音を分離し、それぞれの音量を個別にコントロールできるため、臨場感と聞きやすさを両立します。
ダブルウインドウ
55Z770Rは「ダブルウインドウ」機能を搭載。放送とHDMI入力、YouTube、AirPlay、スクリーンミラーリングなど、2つの映像を同時に表示できます。
放送を見ながらネット動画やSNS動画、ビデオ通話を楽しむことも可能。片方を大きく・もう一方を小さく表示するレイアウト変更や、音声出力の切り替えも行えます。
さらに、2画面表示中でもYouTubeのコンテンツ操作やスマートフォンでのミラーリング操作が可能です。
ネット動画高画質
両モデルとも「ネット動画ビューティ」に対応しており、ネット動画特有の圧縮ノイズを抑えつつ、コントラストや精細感を高めます。また、「ナチュラルフェイストーン」機能により、人肌を自然で美しい色合いに再現します。
さらに55Z770Rは「ネット動画バンディングスムーサー」を搭載し、映像の階調ムラ(バンディング)を軽減。大画面でもなめらかで自然な映像を楽しめます。
タイムシフトマシン
55Z870Mには「タイムシフトマシン」を搭載。録画予約をしなくても、地デジ番組を最大6チャンネルまでまるごと録画でき、過去番組表から好きな番組を自由に視聴できます。そして「オープニングから見る」「気になるシーンだけ見る」といった使い方も可能です。
さらに、AIが過去の視聴傾向からおすすめ番組を提案する「ざんまいスマートアクセス」に対応し、見逃した番組や話題のコンテンツとも出会えます。タイムシフトマシンによって、テレビ視聴がより自由で快適なエンターテインメント体験になります。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
55Z770R
- 「高輝度 Mini LED 液晶パネル」「AI超解像技術」を搭載しているのが良い
- 「レグザAIボイスナビゲーター」「レグザAI快適リスニング」「マルチウインドウ」を搭載
- 「ネット動画バンディングスムーサー」を搭載している
- 購入コストをおさえたい(※)
55Z870M
- 「広色域量子ドット」シートを採用している
- 「地デジチューナー」は多いほうが良い
- 「タイムシフトマシン」を搭載しているのが良い
(※) 価格は変動するので購入時にご確認ください。
55Z770R
55Z870M
仕様
映像処理エンジンや4K倍速パネル、地デジ高画質などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
| 55Z770R | 55Z870M | |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 55V型 | 55V型 |
| 画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
| 4K倍速パネル | ||
| クラウドAI高画質テクノロジー | ||
| 美肌高画質 | ナチュラルフェイストーン | ナチュラルフェイストーン |
| 地デジ高画質 | 地デジAIビューティ | 地デジAIビューティ |
| 自動映像調整機能 | おまかせAIピクチャー | おまかせAIピクチャー |
| 広色域復元 | 3次元カラーリマスター | 3次元カラーリマスター |
| HDR高画質 | HDRオプティマイザー | HDRオプティマイザー |
| 音響システム | 重低音立体音響システムZ | 重低音立体音響システムZ |
| 音声実用最大出力 | 60W(同時駆動) | 60W(同時駆動) |
| ざんまいスマートアクセス | ざんまいスマートアクセス ボイス機能 | ざんまいスマートアクセス ボイス機能 |
| タイムシフト リンク | ||
| USBハードディスク録画 | ||
| 同時録画機能 | BS・地デジ3チューナーW録対応 4Kダブルチューナーウラ録 | BS・地デジ3チューナーW録対応 4Kダブルチューナーウラ録 |
| クラウドサービス | みるこれ | みるこれ |
| 無線LAN対応 |
あとがき
レグザ(REGZA)の4K Mini LED液晶テレビ、55Z770Rと55Z870Mの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、タイムシフトマシンの機能が必要ない場合は55Z770Rで必要な場合は55Z870Mが、良いのではないかと…




