レグザ(REGZA)の4K液晶テレビ、55Z770Rと55Z870Nの違いを比較して、ご紹介しています。
これらスタンダードモデルの55Z770Rと、ハイグレードモデルの55Z870Nとでは、17ほど違いがある4Kの液晶テレビです。
それでは比較して見ていきましょう。
レグザの55Z770Rと55Z870Nの違いを比較
レグザ(REGZA)の4K液晶テレビ、55Z770Rと55Z870Nを比較するとパネルやチューナー、タイムシフトマシンなどに違いがあります。
55Z770R | 55Z870N | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
超解像技術 | AI超解像技術 | 超解像技術 |
ネット動画高画質 | ネット動画ビューティ ネット動画バンディングスムーサー (地デジ放送/HDMI入力映像にも対応) | ネット動画ビューティ |
パネル | 高輝度Mini LED液晶パネル | Mini LED液晶パネル |
広色域 | 広色域LED | 広色域量子ドット |
高コントラスト | リアルブラックエリアコントロール | |
HDR信号対応 | HDR10 HLG HDR Dolby Vision HDR10+(HDR 10+フォーマット対応) | HDR 10 HLG HDR Dolby VISION IQ HDR10+ADAPTIVE |
音声実用最大出力 | 合計60W(同時駆動) 2Wayメインスピーカー(10W+10W) トップスピーカー(10W+10W) ウーファー20W | 合計60W(同時駆動) 2Wayメインスピーカー(15W+15W) トップツィーター(5W+5W) ウーファー20W |
チューナー | 4K衛星放送:2 地上デジタル:3 BS・110度CSデジタル:3 | 4K衛星放送:2 地上デジタル:9 BS・110度CSデジタル:3 |
マルチウインドウ | ダブルウインドウ | |
レグザAI快適リスニング | ||
レグザボイス | レグザAIボイスナビゲーター | |
タイムシフトマシン | タイムシフトリンク | |
まるごとチャンネル | ||
タイムシフトマシン 録画時間選べる | ||
USB端子 | 通常録画専用:1 AV周辺機器専用:1 | タイムシフトマシン録画専用:2 通常録画専用:1 AV周辺機器専用:1 |
消費電力 | 197W | 245W |
発売時期 | 2025年4月 | 2024年4月 |
Amazon | 152,000円 Amazonで最新価格を調べる | 229,999円 Amazonで最新価格を調べる |
楽天市場 | 152,000円 楽天で最新価格を調べる | 216,000円 楽天で最新価格を調べる |
※ 価格は2025年6月30日の価格です。
それでは主な違いについて見ていきましょう。
パネル
パネルは55Z770Rが「高輝度 Mini LED 液晶パネル」で、55Z870Nは「Mini LED 液晶パネル」となってます。
55Z770Rの「高輝度 Mini LED 液晶パネル」はピーク輝度を高輝度化して、エリア分割も増やすことにより黒の再現力を強化しています。
広色域
広色域では55Z870Nが「広色域量子ドット」シートを採用しているので、広い色域にて鮮やかで高画質な映像を、楽しめます。
チューナー
チューナーは55Z770Rが「4K衛星放送:2 / 地上デジタル:3 / BS・110度CSデジタル:3」で、55Z870Nは「4K衛星放送:2 / 地上デジタル:9 / BS・110度CSデジタル:3」となるので、55Z870Nのほうが地上デジタルのチューナー数は多くなってます。
マルチウインドウ
マルチウインドウは55Z770Rが「ダブルウインドウ」に対応しているので、2番組を同時に視聴することができます。
ちなみにダブルウインドウはテレビ番組とネット動画を同時に見ることができて、片方の画面を大きくしてもう一方の画面を小さくして、同時に視聴することもできます。
レグザAI快適リスニング
55Z770Rに「レグザAI快適リスニング」の機能が搭載され、AIでセリフの音声を聞き取りやすくしたり、スタジアムでスポーツを見ているときは歓声を強調するためにセリフの音声を消したりすることができます。
レグザボイス
レグザボイスは55Z770Rが「レグザAIボイスナビゲーター」機能を搭載して、対話しながら見たい放送中の番組や録画番組、シーン、ネット動画などおすすめしてくれます。
タイムシフトマシン
タイムシフトマシンは55Z770Rが「タイムシフトリンク」で対応レコーダーとの連携が必要になり、55Z870Nは「内蔵」タイプで別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクを接続することにより、地デジ番組を最大6チャンネルほど録画できます。
消費電力
消費電力は55Z770Rが「197W」で、55Z870Nは「245W」となります。
ただし年間消費電力量は両機種とも「121kWh/年」となるので、年間電気代も「3,267円」と同じになります(年間電気代は目安として1kWhあたり税込み27円として算出)。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
55Z770R
- 高輝度 Mini LED 液晶パネルを搭載しているのが良い
- 「マルチウインドウ」「レグザAI快適リスニング」「レグザAIボイスナビゲーター」の機能を搭載してほしい
- 購入コストをおさえたい(※)
55Z870N
- 広色域量子ドットを搭載しているのがいい
- 地上デジタルのチューナーは9つほしい
- タイムシフトマシンは別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクを接続するだけでOKなのが良い
(※) 価格は変動するので購入時にご確認ください。
55Z770R
55Z870N
仕様
画面サイズやパネル方式、画素数などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
55Z770R | 55Z870N | |
---|---|---|
画面サイズ | 55V型 | 55V型 |
パネル方式 | 4K液晶パネル (Mini LEDバックライト) | 4K液晶パネル (Mini LEDバックライト) |
画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
美肌高画質 | ナチュラルフェイストーン | ナチュラルフェイストーン |
地デジ高画質 | 地デジAIビューティ | 地デジAIビューティ |
自動映像調整機能 | おまかせAIピクチャー | おまかせAIピクチャー |
ブルーライト制御 | ||
低反射 | ||
広色域復元 | 3次元カラーリマスター | 3次元カラーリマスター |
カラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール |
120Hz倍速 | ||
HDR高画質 | HDRオプティマイザー HDR復元 HDRリアライザー | HDRオプティマイザー HDR復元 HDRリアライザー |
HDR対応 | ||
クラウドAI高画質テクノロジー | ||
サウンドシステム/イコライザー | 重低音立体音響システムZ | 重低音立体音響システムZ |
Dolby Atmos | ||
オーディオキャリブレーション | ||
クリア音声 | ||
スピーカー個数 | フルレンジ:2 ツィーター:2 トップツィーター:2 ウーファー:1 | フルレンジ:2 ツィーター:2 トップツィーター:2 ウーファー:1 |
ネット動画 | ||
スクリーンミラーリング | ||
AirPlay 2 | ||
ゲーム機能 | 瞬速ゲームモード | 瞬速ゲームモード |
ファンレス静音設計 | ||
色温度センサー | ||
明るさセンサー |
仕様は高画質関連をメインにピックアップして掲載してます。
あとがき
レグザ(REGZA)の4K液晶テレビ、55Z770Rと55Z870Nの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、個人的にはセリフの音声を調節することができるレグザAI快適リスニングを搭載した、55Z770Rが良いのではないかと…