REGZA(レグザ)の4K Mini LED液晶テレビ、Z890SとZ770Sの違いを比較してご紹介します。
Z890Sはタイムシフトマシンを搭載したハイグレードモデル、Z770Sは必要な機能をバランスよく備えたスタンダードモデルです。
ただし、43V型・50V型・55V型では違い方が同じではありません。特に55V型ではパネルや音響にも大きな差があるため、購入する画面サイズまで決まっている方はサイズ別比較もチェックしてください。
先に結論
- Z890Sがおすすめ:画質処理・タイムシフトマシンを重視する方
- Z770Sがおすすめ:タイムシフトマシンが不要で、必要な機能と購入価格のバランスを重視する方
- 55V型:Z890Sは広色域量子ドット・広視野角・低反射コート・70W音響も搭載
- 43・50V型:55V型ほどパネル・音響の差が大きくないため、個別比較がおすすめ
Z890SとZ770Sの違いを比較
Z890SとZ770Sを比較すると、主な違いは次の5つです。
- 映像処理エンジンと高画質機能が違う
- Mini LEDの制御や色表現が違う
- Z890Sはタイムシフトマシンを搭載
- 画面サイズによってパネル・音響の違いが変わる
- Z890Sには85V型がある
| 比較項目 | Z890S | Z770S |
|---|---|---|
| 位置づけ | ハイグレードモデル | スタンダードモデル |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| AI高画質 | AIシーン高画質PRO | - |
| ネット動画高画質 | ネット動画ビューティPRO | ネット動画ビューティ |
| アニメ高画質 | アニメビューティPRO | - |
| 地デジ高画質 | 地デジAIビューティPRO | 地デジAIビューティ |
| 自動映像調整 | おまかせAIピクチャーPRO | おまかせAIピクチャー |
| Mini LED制御 | エリアコントロールPRO | エリアコントロール |
| カラー制御 | 64色軸リッチカラーイメージコントロール | 36色軸リッチカラーイメージコントロール |
| タイムシフトマシン | 対応 | タイムシフトリンク対応 |
| 地上デジタルチューナー | 9 | 3 |
| サイズ展開 | 85・75・65・55・50・43V型 | 75・65・55・50・43V型 |
なお、パネルの広色域・広視野角や音声出力などは画面サイズによって仕様が異なります。シリーズ名だけで一括して比較せず、購入予定サイズの仕様まで確認することが大切です。
違い①:映像処理エンジンと高画質機能
Z890Sは「レグザエンジンZRα」、Z770Sは「レグザエンジンZR」を搭載しています。
Z890Sには、AIシーン高画質PRO、ネット動画ビューティPRO、アニメビューティPRO、地デジAIビューティPRO、おまかせAIピクチャーPROなど、上位の映像処理機能が採用されています。
地上波だけでなくYouTubeなどのネット動画、アニメなど、さまざまなコンテンツの画質を重視するならZ890Sが向いています。
画質処理を重視するならZ890S
Z890Sは映像エンジンだけでなく、多くの高画質機能が「PRO」仕様になっているのが大きな違いです。
違い②:Mini LEDの制御や色表現
どちらも4K Mini LED液晶テレビですが、バックライトの制御や色表現に違いがあります。
| Z890S | Z770S | |
|---|---|---|
| バックライト | 高輝度Mini LED | 高輝度Mini LED |
| コントラスト制御 | Mini LED/エリアコントロールPRO | Mini LED/エリアコントロール |
| 広色域復元 | 3次元カラーリマスター | - |
| カラー制御 | 64色軸 | 36色軸 |
| 倍速 | 120Hz倍速 ゲームモード144Hz VRR対応 | 120Hz倍速 ゲームモード144Hz VRR対応 |
Z890Sは、Mini LEDのエリアコントロールや色表現に関する機能が強化されています。
一方、120Hz倍速やゲームモードでの144Hz VRR対応などは両シリーズに共通しています。
ただし、広色域量子ドットや広視野角の有無は画面サイズによって異なるため、この点は後ほどサイズ別に比較します。
違い③:Z890Sはタイムシフトマシンを搭載
録画機能で大きく違うのがタイムシフトマシンです。
| Z890S | Z770S | |
|---|---|---|
| 地上デジタルチューナー | 9 | 3 |
| BS・110度CSデジタル | 3 | 3 |
| 4K衛星放送 | 2 | 2 |
| タイムシフトマシン | 対応 | - |
| タイムシフトリンク | - | 対応 |
Z890Sは地上デジタルチューナーを9基搭載し、別売の対応USBハードディスクを接続することでタイムシフトマシンを利用できます。
録画予約を忘れやすい方や、放送後に番組を探して見ることが多い方にはZ890Sが便利です。
Z770Sには本体のタイムシフトマシン機能はありませんが、対応するレグザのタイムシフトマシン機器と連携する「タイムシフトリンク」に対応しています。
録画機能を重視するならZ890S
「見たかった番組をあとから探して見る」という使い方をしたいなら、タイムシフトマシン搭載のZ890Sが有力です。
違い④:画面サイズによってパネル・音響の差が変わる
Z890SとZ770Sを比較するときに特に注意したいのが、画面サイズによって違いの大きさが変わることです。
43V型・50V型・55V型を比較すると次のようになります。
| サイズ | Z890S | Z770S | 注目点 |
|---|---|---|---|
| 43V型 | 広色域:- 広視野角:- 音声出力50W | 広色域:- 広視野角:- 音声出力50W | 画質処理・Mini LED制御・タイムシフトが主な差 |
| 50V型 | 広色域:- 広視野角:- 音声出力60W | 広色域:- 広視野角:- 音声出力60W | 画質処理・Mini LED制御・タイムシフトが主な差 |
| 55V型 | 広色域量子ドット 広視野角対応 低反射コート 音声出力70W | 広色域:- 広視野角:- ノングレアパネル 音声出力60W | パネルと音響にも大きな差 |
特に55V型は、Z890Sを選ぶことで広色域量子ドット・広視野角・低反射コート・70W音響まで手に入るため、43V型・50V型よりもシリーズ間の差が大きくなっています。
反対に43V型と50V型は、広色域や広視野角、音声出力の差がないため、Z890Sを選ぶかどうかは高画質処理・エリアコントロールPRO・タイムシフトマシンなどをどこまで重視するかがポイントです。
違い⑤:Z890Sには85V型がある
画面サイズのラインナップにも違いがあります。
| 画面サイズ | |
|---|---|
| Z890S | 85・75・65・55・50・43V型 |
| Z770S | 75・65・55・50・43V型 |
85V型を選びたい場合はZ890Sとなります。
43・50・55・65・75V型では両シリーズから選べるため、必要な機能と購入時点の価格を比較して決めるとよいでしょう。
43・50・55V型のZ890SとZ770Sを比較
Z890SとZ770Sは、画面サイズによってパネルや音響の仕様差が変わります。
購入する画面サイズが決まっている方は、シリーズ全体の比較だけでなく、下記の型番別比較をご覧ください。
43Z890Sと43Z770Sの違い
43V型では、Z890S・Z770Sともに広色域と広視野角は「-」、音声実用最大出力は50Wです。
そのため、レグザエンジンZRα、高画質PRO機能、エリアコントロールPRO、タイムシフトマシンなどを重視するかどうかが選択のポイントになります。
50Z890Sと50Z770Sの違い
50V型も両モデルとも広色域と広視野角は「-」で、音声実用最大出力は60Wです。
43V型と同様に、高画質処理・Mini LEDの制御・タイムシフトマシンと価格差を中心に比較すると選びやすくなります。
55Z890Sと55Z770Sの違い
55V型は3サイズの中でも特に違いが大きくなっています。
55Z890Sは広色域量子ドット・広視野角・低反射コートを採用し、音声実用最大出力も70Wです。55Z770Sは広色域・広視野角が「-」、ノングレアパネル、音声出力60Wとなっています。
55V型で画質・音質まで重視する場合は、Z890Sを選ぶメリットがより大きくなります。
Z890SとZ770Sの共通点
Z890SとZ770Sは上位・下位シリーズという違いがありますが、共通する機能も多くあります。
- 4K Mini LED液晶
- 3840×2160の4Kパネル
- 120Hz倍速
- ゲームモードで144Hz VRR対応
- Dolby Vision IQ対応
- Dolby Atmos対応
- 重低音立体音響システムZ
- AI超解像
- AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO
- クラウドAI高画質テクノロジー
- レグザAI快適リスニング
- レグザAIボイスナビ
- ネット動画対応
- BS・110度CSデジタルチューナー×3
- 4K衛星放送チューナー×2
タイムシフトマシンが不要であればZ770Sでも主要な視聴・ゲーム・ネット動画機能が充実しているため、購入時点の価格差も含めて判断するのがおすすめです。
Z890Sがおすすめの人
- レグザエンジンZRαを搭載したモデルがほしい
- AIシーン高画質PROなど上位の画質処理を重視したい
- Mini LEDのエリアコントロール性能を重視したい
- タイムシフトマシンを使いたい
- 地上デジタル9チューナーがほしい
- 55V型で広色域量子ドットや広視野角を重視したい
- 55V型で70Wの音響性能がほしい
- 85V型のREGZAを選びたい
画質と録画機能を妥協したくない方はZ890Sがおすすめ。
特に55V型はパネル・音響まで差が広がるため、Z890Sのメリットを感じやすいサイズです。
Z770Sがおすすめの人
- レグザエンジンZRで十分
- 4K Mini LED液晶を選びたい
- 120Hz倍速・144Hz VRRなどゲーム性能もほしい
- タイムシフトマシンは必要ない
- 必要な機能と購入価格のバランスを重視したい
- 43V型・50V型でZ890Sとの価格差が大きい場合に比較して選びたい
Z770Sが必ず安いとは限りません。
販売店・在庫・セール・ポイント還元などによって価格は変動するため、購入するときにZ890Sとの実売価格を比較してください。
Z890SとZ770Sはどっちがおすすめ?
Z890SとZ770Sのどちらを選ぶか迷った場合は、まずタイムシフトマシンを使うかどうかを考えると選びやすくなります。
タイムシフトマシンに加えて、レグザエンジンZRαや上位の高画質処理を重視するならZ890Sがおすすめです。
一方、タイムシフトマシンが不要で、4K Mini LED・120Hz倍速・Dolby Atmosなどの基本性能を備えたモデルを、購入時の価格も考慮して選びたいならZ770Sも有力です。
そして、43V型・50V型・55V型では仕様差が異なるため、最終的には購入予定サイズの比較ページで判断してください。
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| 高画質処理を重視 | Z890S |
| タイムシフトマシンを使いたい | Z890S |
| 55V型で広色域・広視野角を重視 | 55Z890S |
| 85V型がほしい | Z890S |
| タイムシフトマシンは不要 | Z770Sも候補 |
| 購入価格を重視 | 購入時の実売価格を比較 |
Z890SとZ770Sの違いでよくある質問
- Z890SとZ770Sの一番大きな違いは何ですか?
-
Z890SはレグザエンジンZRαや上位の高画質機能を搭載し、タイムシフトマシンにも対応しています。Z770SはレグザエンジンZRを搭載するスタンダードモデルです。
- 43Z890Sと43Z770Sでは何が違いますか?
-
43V型では両モデルとも広色域・広視野角は「-」で、音声出力も50Wです。主に映像処理エンジン、高画質機能、Mini LED制御、タイムシフトマシンなどが違います。
- 50Z890Sと50Z770Sでは何が違いますか?
-
50V型でも両モデルとも広色域・広視野角は「-」で、音声出力は60Wです。Z890SはレグザエンジンZRα、エリアコントロールPRO、タイムシフトマシンなどを搭載しています。
- 55Z890Sと55Z770Sでは何が違いますか?
-
55Z890Sは広色域量子ドット、広視野角、低反射コート、70W音響を搭載しています。55Z770Sは広色域・広視野角が「-」、ノングレアパネル、音声出力60Wなので、43・50V型より違いが大きくなっています。
- Z770Sのほうが安いですか?
-
必ずZ770Sのほうが安いとは限りません。テレビの販売価格はショップ・在庫・セール・ポイント還元などによって変動します。購入する時点で同じ画面サイズのZ890SとZ770Sを比較してください。
まとめ|Z890SとZ770Sの違い
REGZAのZ890SとZ770Sの違いを比較しました。
- Z890SはレグザエンジンZRαを搭載
- Z890SはAIシーン高画質PROなど高画質機能が充実
- Z890Sはタイムシフトマシンに対応
- Z890Sは地上デジタルチューナー9基、Z770Sは3基
- 55V型ではZ890Sに広色域量子ドット・広視野角・低反射コートを搭載
- 55V型の音声出力はZ890Sが70W、Z770Sが60W
- 43V型と50V型ではパネル・音響の差が55V型ほど大きくない
- Z890Sには85V型もある
画質・タイムシフトマシンを重視するならZ890S、タイムシフトマシンが不要で購入時の価格とのバランスを重視するならZ770Sを中心に検討するとよいでしょう。
購入するサイズが決まっている方は、下記の型番別比較をご覧ください。
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※仕様は2026年8月時点のREGZA公式情報をもとに確認しています。商品の仕様・サービスは変更される場合があります。
