シャープのウォーターオーブン ヘルシオ、AX-N1BとAX-LSX3Bの違いを比較して、ご紹介しています。
これらは総庫内容量が30Lとなって過熱水蒸気の調理が行え、無線LAN機能も搭載しているベーシックモデルの「AX-N1B」と、プレミアムモデルの「AX-LSX3B」となっています。
それでは比較して見ていきましょう。
シャープのAX-N1BとAX-LSX3Bの違いを比較
シャープのウォーターオーブン ヘルシオ、AX-N1BとAX-LSX3Bを比較するとまかせて調理や無線LAN対応、オーブン温度調節範囲などに違いがあります。
AX-N1B | AX-LSX3B | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
カラー | マットブラック | プレミアムブラック ブラストメタルホワイト |
総庫内容量 | 30L(1段調理) | 30L(2段調理) |
まかせて調理 | 焼くに対応 (冷凍あり・なし選択必要) | 下段で同時調理対応 |
まかせて調理 ほかほかキープ | 網焼き・揚げる、焼くの1段 | |
らくグリ!調理 | ||
食べごろ解凍 | ||
蒸したてしっとり | (スポットスチーム対応) | |
無線LAN対応 | スマートフォン連携 | スマートフォン連携 音声操作・対話 |
オーブン温度調節範囲 | 100~250・300℃ スチーム発酵(35・40・45℃) 発酵(30・35・40・45℃) | 65~250・300℃ スチーム発酵・発酵 (30・35・40・45℃) |
蒸し物 | 100℃ | |
ソフト蒸し | 65~95℃ | |
除菌機能 | ||
ソフトダンパー | ||
センサー | 赤外線 らくチン!(絶対湿度) 温度センサー | 64眼赤外線ムーブ らくチン!(絶対湿度) 温度センサー |
外形寸法 | 幅500×奥行435×高さ390mm | 幅490×奥行430×高さ420mm |
庫内寸法 | 幅395×奥行310×高さ225mm | 幅395×奥行305×高さ240mm |
質量 | 約21kg | 約23kg |
表示 | 大型ホワイト バックライト液晶 | 大型タッチパネル カラー液晶 |
掲載メニュー数 | 121 | 270 |
自動メニュー数 | 111 | 286 |
付属品 | ワイド角皿1枚 調理網1枚 取扱説明書 | ワイド角皿2枚 ハーフ調理網2枚 ヘルシオトレー1枚 取扱説明書 メニュー集 |
省エネ基準達成率 | 100% | 102% |
年間消費電力量 | 73.5kWh/年 | 72.0kWh/年 |
新アンテナ | ||
お手入れ | 庫内クリーン機能 脱臭クリーンコート | 庫内クリーン機能 角皿・網クリーン機能 庫内乾燥機能 脱臭クリーンコート |
文字サイズ変更 | ||
Amazon | 円 | 133,600円 Amazonで最新価格を調べる |
楽天市場 | 67,800円 楽天で最新価格を調べる | 133,599円 楽天で最新価格を調べる |
価格は2025年3月5日の価格です。
それでは主な違いを見ていきましょう。
総庫内容量
総庫内容量はAX-N1Bが「30Lの1段調理」となり、AX-LSX3Bは「30Lの2段調理」となってます。
ただしAX-N1Bでは追加で角皿を購入すると、2段調理が可能になります。
まかせて調理・まかせて調理ほかほかキープ
まかせて調理はAX-N1Bが「焼くに対応(冷凍あり・なし選択必要)」して、AX-LSX3Bは「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」とメイン料理を上段で作れ、同時に下段では野菜によるおかずを作ったり、お惣菜のあたためたりすることもできます。
またAX-LSX3Bでは「まかせて調理ほかほかキープ」の機能を搭載して、調理終了後に最大で30分間ほど食材の乾燥を防ぎながら、ほかほかとあたたかい状態をキープしてくれます。
らくグリ!調理
AX-LSX3Bに「らくグリ!調理」の機能が搭載され、1~2人分のおかずが作りたいときやもう1品作りたいときなどに、ヘルシオトレーを使って「まかせて調理 焼く」のメニューで調理することができます。
無線LAN・画面文字サイズ
無線LANはAX-N1Bが「スマートフォン連携」でCOCORO HOMEのアプリを使え、AX-LSX3Bは「スマホ連携」「音声操作・対話」となってます。
そしてAX-LSX3BではCOCORO HOMEのアプリはスマホだけでなく、本体からも画⾯の「COCORO KITCHENから探す」を押して使うことができます。
またAX-LSX3Bの画面では調理履歴を学習して、よく使うメニューを表示してくれ音声で操作を行ったり、献立を相談したりすることができます。
さらにAX-LSX3Bでは画面文字サイズを、「標準」から「大きめ」へと変更することもできます。
オーブン温度
オーブン温度はAX-N1Bが「100~250・300℃」となり、AX-LSX3Bは「65~250・300℃」となっています。
そしてAX-LSX3Bでは65℃から対応しているので、ソフト蒸し機能で野菜のシャキシャキ感が残る低温蒸し野菜や鶏肉を柔らかく仕上げた料理など、作ったりすることができます。
センサー
センサーはAX-N1Bが「赤外線」「らくチン!(絶対湿度)」「温度センサー」となり、AX-LSX3Bは「64眼赤外線ムーブ」「らくチン!(絶対湿度)」「温度センサー」となってます。
このAX-LSX3Bに搭載されてる「64眼赤外線ムーブ」では、例えば過熱水蒸気で冷凍・冷蔵・常温と異なる食材を調理するときに、角皿上の温度を左に置いた冷凍や中央に置いた冷蔵、右に置いた常温と分けて細かくチェックすることができます(過熱水蒸気は温度の低いほうに熱を与える特性があります)。
おすすめ
おすすめは下記のようになります。
AX-N1B
- まかせて調理は「焼く」のみでOK
- オーブン温度は100℃からで良い
- 掲載メニュー数や自動メニュー数は気にしない
- 購入コストをおさえたい(※)
AX-LSX3B
- 「まかせて調理」には「ほかほかキープ」機能付きが良い
- オーブン温度調節は65℃からでソフト蒸し機能など使いたい
- 「らくグリ!調理」機能付きにしたい
- 掲載メニュー数や自動メニュー数の多いほうが良い
- 音声操作や対話で使いたい
- お手入れはラクなほうがいい
(※)販売価格は変動するので購入時にご確認ください。
AX-N1B
マットブラック
マットブラック
AX-LSX3B
プレミアムブラック
プレミアムブラック
ブラストメタルホワイト
プレミアムブラック/ブラストメタルホワイト
仕様
オーブン・グリル加熱方式や最大レンジ出力、消費電力などの仕様については、下記の表のように違いはありません。
AX-N1B | AX-LSX3B | |
---|---|---|
オーブン・グリル加熱方式 | 過熱水蒸気(ヘルシオエンジン) 熱風コンベクション | 過熱水蒸気(ヘルシオエンジン) 熱風コンベクション |
最大レンジ出力 | 1000W | 1000W |
省エネ設計 | 省エネ基準達成 待機時消費電力ゼロ 電源オートオフ機構 | 省エネ基準達成 待機時消費電力ゼロ 電源オートオフ機構 |
消費電力 | レンジ:1460W オーブン:1410W グリル:1410W | レンジ:1460W オーブン:1410W グリル:1410W |
あとがき
シャープのウォーターオーブン ヘルシオ、AX-N1BとAX-LSX3Bの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
これらから選ばれる場合は、ベーシックモデルの「AX-N1B」にするか、プレミアムモデルである「AX-LSX3B」が良いかということになるでしょう。
個人的には予算が許すなら、オーブン温度調節が65℃からのソフト蒸し機能など使えたり、まかせて調理からの保温機能を搭載していたりする、AX-LSX3Bが良いのではないかと…