シャープの加湿空気清浄機「KI-UX75」と「KI-SX75」は、どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載した75クラスのモデルです。
空気清浄能力や最大加湿量はよく似ていますが、AI機能・お手入れ方法・本体の奥行・消費電力などに違いがあります。
先に結論をまとめると、AIによる見える化や省スペース性を重視するならKI-UX75、プレフィルター掃除の手間を減らしたいならKI-SX75が選びやすいでしょう。
KI-UX75とKI-SX75の違いは5つ
KI-UX75とKI-SX75の主な違いは、次の5つです。
- KI-UX75は「AIモニター」を搭載
- KI-UX75は「AI AUTO」で11段階の風量制御
- お手入れ機能が異なる
- KI-UX75は奥行が40mm薄く、約1kg軽い
- 空気清浄「強」運転時の消費電力が76Wと80Wで異なる
一方、空気清浄適用床面積や最大風量、最大加湿量など、空気清浄機としての基本性能には共通点も多くあります。
違い1:KI-UX75は「AIモニター」を搭載
KI-UX75には、室内にただよう粒子数を見える化する「AIモニター」が搭載されています。
現在の粒子数だけでなく、過去30分の粒子数の変化も確認できるため、掃除や換気などによって空気環境がどう変わったのか把握しやすいのが特徴です。
温度・湿度の表示や、お手入れ時期の案内なども確認できるため、「空気の状態を目で確認したい」という方にはKI-UX75が向いています。
違い2:KI-UX75はAI AUTOで11段階制御
KI-UX75には「AI AUTOモード」が搭載されています。
室内の粒子数を算出し、11段階で細かく風量を制御するのが特徴です。
さらに、検知した空気の汚れに合わせて気流も自動で切り替えます。
細かな設定を自分で行うよりも、空気清浄機に運転を任せたい方に使いやすい機能です。
違い3:お手入れ機能が異なる
お手入れに関する考え方も、2機種では大きく異なります。
| 機種 | 主なお手入れ機能 |
|---|---|
| KI-UX75 | 加湿内部洗浄 |
| KI-SX75 | プレフィルター自動掃除 |
KI-UX75は、クエン酸と水を入れてボタンを押すことで、加湿フィルターを自動で洗浄する「加湿内部洗浄」を搭載しています。
ただし、自動洗浄後にはすすぎ洗いが必要です。
一方のKI-SX75には「プレフィルター自動掃除」があり、プレフィルターを定期的に自動掃除します。
そのため、加湿フィルターのお手入れを重視するならKI-UX75、プレフィルターのホコリ掃除を減らしたいならKI-SX75という選び方ができます。
違い4:KI-UX75は奥行が40mm薄く約1kg軽い
本体サイズで特に注目したいのが「奥行」です。
| 機種 | 幅 | 奥行 | 高さ | 質量 |
|---|---|---|---|---|
| KI-UX75 | 395mm | 265mm | 650mm | 約12kg |
| KI-SX75 | 395mm | 305mm | 650mm | 約13kg |
幅と高さは同じですが、KI-UX75は奥行が265mm、KI-SX75は305mmです。
つまり、KI-UX75のほうが40mm(4cm)薄くなっています。
空気清浄機は一度設置すると常時置いておくことが多いため、4cmの違いは設置場所によっては無視できません。
ソファや家具の横、通路に近い場所など、奥行をできるだけ抑えたい場合はKI-UX75のほうが設置しやすいでしょう。
さらに重量もKI-UX75が約12kg、KI-SX75が約13kgなので、KI-UX75は約1kg軽量です。
違い5:強運転時の消費電力は76Wと80W
空気清浄運転の「強」モードでは、KI-UX75とKI-SX75で消費電力にわずかな違いがあります。
| 空気清浄「強」 | KI-UX75 | KI-SX75 |
|---|---|---|
| 風量 | 7.5m³/分 | 7.5m³/分 |
| 消費電力 | 76W | 80W |
| 運転音 | 52dB | 52dB |
KI-UX75は76W、KI-SX75は80Wなので、KI-UX75のほうが4W低くなっています。
ただし、最大風量はどちらも7.5m³/分、運転音も52dBで共通です。
同じ最大風量でKI-UX75の消費電力が少し抑えられている点は違いですが、4W差のため、電気代だけを理由に機種を決めるほど大きな差ではありません。
KI-UX75とKI-SX75のスペックを比較
主な仕様を一覧にすると、次のようになります。
こうして比較すると、空気清浄や加湿の基本性能には共通点が多く、違いはAI機能・お手入れ方法・本体サイズに集中していることが分かります。
空気清浄・加湿性能はどちらも高水準
KI-UX75とKI-SX75は、空気清浄機として重要な基本性能の多くが共通しています。
- プラズマクラスターNEXT
- プラズマクラスター適用床面積:約18畳
- 空気清浄適用床面積:~34畳
- 8畳の清浄時間:9分
- 最大風量:7.5m³/分
- 最大加湿量:900mL/h
- 加湿適用床面積:プレハブ洋室~25畳・木造和室~15畳
- 水タンク容量:約3.2L
そのため、「新しいKI-UX75だから空気清浄能力や加湿量が大幅に高い」という比較ではありません。
空気清浄・加湿の基本性能は近く、それ以外の使い勝手で選ぶ比較と考えると分かりやすいでしょう。
最大加湿量はどちらも900mL/h
最大加湿量は両機種とも900mL/hです。
加湿空気清浄運転時の加湿量も、「強」900mL/h、「中」760mL/h、「静音」260mL/hで共通しています。
そのため、加湿能力そのものを理由にKI-UX75とKI-SX75を選び分ける必要性は低いと考えられます。
KI-UX75がおすすめな人
- 室内の粒子数をモニターで確認したい
- AI AUTOによる細かな自動制御を使いたい
- 加湿フィルターのお手入れをラクにしたい
- 本体の奥行をできるだけ抑えたい
- 約12kgの軽いモデルを選びたい
- 新しい使い勝手を重視したい
KI-UX75の大きな魅力は、単純な空気清浄能力の向上ではなく、空気の状態を見える化しながら、自動制御してくれる使いやすさです。
奥行もKI-SX75より4cm薄いため、リビングなどで圧迫感を抑えたい方にも向いています。
KI-SX75がおすすめな人
- プレフィルターの掃除をできるだけ減らしたい
- AIモニターを必要としない
- 最大加湿量900mL/hなど基本性能を重視したい
- 購入時の価格差を比較して選びたい
KI-SX75の特徴は「プレフィルター自動掃除」です。
プレフィルターを定期的に自動で掃除するため、フィルターにたまるホコリのお手入れを減らしたい方に向いています。
また、空気清浄~34畳、最大加湿量900mL/hなど主要な基本性能はKI-UX75と共通です。
価格や在庫は販売店や時期によって変動するため、「旧モデルだから必ず安い」とは判断せず、購入時点の実売価格を比較するのがおすすめです。
KI-UX75とKI-SX75の価格を比較して選ぶ
基本性能が近い2機種なので、最終的には購入時の価格差も重要です。
価格差が小さければ、AIモニターや加湿内部洗浄、薄型ボディを備えたKI-UX75を選びやすくなります。
一方、KI-SX75が購入時点で条件のよい価格になっていて、プレフィルター自動掃除に魅力を感じるなら、KI-SX75も候補になります。
KI-UX75とKI-SX75のよくある質問
まとめ|KI-UX75とKI-SX75の違い
KI-UX75とKI-SX75を比較すると、空気清浄や加湿の基本性能には共通点が多い一方、AI機能やお手入れ方法、本体サイズに違いがあります。
- KI-UX75:AIモニター、AI AUTO、加湿内部洗浄、奥行265mm、約12kg
- KI-SX75:プレフィルター自動掃除、奥行305mm、約13kg
- 共通:空気清浄~34畳、最大風量7.5m³/分、最大加湿量900mL/h
空気の状態を詳しく確認しながらAIに運転を任せたい方や、できるだけ薄型のモデルを選びたい方はKI-UX75が候補になります。
一方、プレフィルターの掃除をできるだけ減らしたい方はKI-SX75をチェックするとよいでしょう。
基本性能が近いため、最後は欲しいお手入れ機能と購入時点の価格差を比べて決めるのがおすすめです。
KI-UX75
グレー系
ホワイト系
KI-SX75
ブラウン系
ホワイト系
シャープのほかの空気清浄機も確認したい方は、「シャープの空気清浄機比較一覧」をご覧ください。メーカーを問わず探したい方は、「空気清浄機の比較一覧」から選べます。
仕様・機能の参照元
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