シャープの2026年モデルの加湿空気清浄機「KI-WX70」と「KI-WS50」の違いを比較します。
KI-WX70はハイグレードモデル、KI-WS50はスタンダードモデルです。
結論からいうと、KI-WX70とKI-WS50の主な違いは7つです。
KI-WX70とKI-WS50の主な違い
- プラズマクラスターのグレードが違う
- KI-WX70のほうが空気清浄能力が高い
- KI-WX70のほうが加湿能力が高い
- KI-WX70はCOCORO AIRに対応
- KI-WX70のほうがセンサー・モニターが充実
- KI-WS50は加湿内部洗浄に対応
- KI-WS50のほうが薄型・軽量で、2色から選べる
空気清浄・加湿性能やスマートフォン連携を重視するならKI-WX70がおすすめです。
一方、KI-WS50にもnanoHDフィルターやダブル脱臭フィルターを搭載しており、基本的な集じん・脱臭性能は充実しています。
価格・コンパクトさ・お手入れのしやすさを重視するならKI-WS50がおすすめです。
KI-WX70とKI-WS50の違いを比較
KI-WX70とKI-WS50の主な違いを比較すると、次のとおりです。
KI-WX70は、空気清浄・加湿性能とスマート機能を重視したハイグレードモデルです。
一方のKI-WS50は、空気清浄・加湿能力は低くなるものの、奥行230mmの薄型設計で、加湿内部洗浄にも対応しています。
違い1:プラズマクラスターのグレードが違う
KI-WX70とKI-WS50では、搭載しているプラズマクラスターのグレードが違います。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| プラズマクラスター | プラズマクラスターNEXT | プラズマクラスター25000 |
| 適用床面積 | 約16畳 | 約13畳 |
KI-WX70は、シャープの最高濃度となる「プラズマクラスターNEXT」を搭載しています。
KI-WS50は「プラズマクラスター25000」です。
プラズマクラスター適用床面積も、KI-WX70は約16畳、KI-WS50は約13畳となっています。
プラズマクラスターのグレードを重視するなら、最高峰のNEXTを搭載したKI-WX70がおすすめです。
違い2:KI-WX70のほうが空気清浄能力が高い
空気清浄機としての処理能力にも、はっきりした差があります。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| 最大風量 | 7.0m³/分 | 5.1m³/分 |
| 8畳の清浄時間 | 9分 | 13分 |
| 空気清浄適用床面積 | ~21畳 | ~14畳 |
| 従来基準での適用床面積 | ~31畳 | ~23畳 |
最大風量はKI-WX70が7.0m³/分、KI-WS50が5.1m³/分です。
8畳の部屋を清浄する時間も、KI-WX70は9分、KI-WS50は13分となっています。
空気清浄適用床面積も、2026年の新しいJEM1467基準ではKI-WX70が21畳まで、KI-WS50が14畳までです。
そのため、リビングなど広めの空間や、より速く空気をきれいにしたい場合はKI-WX70が向いています。
寝室や個室中心ならKI-WS50、広めのリビングまでカバーしたいならKI-WX70が選びやすいです。
違い3:KI-WX70のほうが加湿能力が高い
加湿性能もKI-WX70のほうが上です。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| 最大加湿量 | 750mL/h | 600mL/h |
| プレハブ洋室 | ~21畳 | ~17畳 |
| 木造和室 | ~12.5畳 | ~10畳 |
| 水タンク容量 | 約3.2L | 約2.7L |
最大加湿量は、KI-WX70が750mL/h、KI-WS50が600mL/hです。
150mL/hの差があります。
加湿適用床面積も、KI-WX70はプレハブ洋室21畳・木造和室12.5畳まで、KI-WS50はプレハブ洋室17畳・木造和室10畳までです。
水タンクもKI-WX70は約3.2L、KI-WS50は約2.7Lと、WX70のほうが大容量です。
冬場に広めの部屋をしっかり加湿したいなら、KI-WX70がおすすめです。
一方、寝室など比較的小さな部屋なら、最大600mL/hのKI-WS50でも十分検討できます。
違い4:KI-WX70はCOCORO AIRに対応
スマート機能にも大きな違いがあります。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| COCORO AIR | 対応 | 非対応 |
| スマホ操作 | ○ | - |
| 空気情報モニター | ○ | - |
| おうちフィット | ○ | - |
| ペット専用運転モード | ○ | - |
KI-WX70は無線LANを利用した「COCORO AIR」に対応しています。
スマートフォンから運転のオン・オフや風量変更、加湿の入・切などができます。
空気情報の確認や、犬・猫向けのペット専用運転モードなども利用できます。
KI-WS50はCOCORO AIRには対応していません。
外出先から操作したい人や、スマホで空気の状態を確認したい人はKI-WX70がおすすめです。
ただし、KI-WX70は上位のKI-WX75やKI-WX100とは異なり、NIAHや運転カスタマイズ、COCORO AIRのタイマー機能には対応していません。
違い5:KI-WX70のほうがセンサー・モニターが充実
室内の状態を検知するセンサーにも違いがあります。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| ホコリセンサー | ○ | - |
| ニオイセンサー | ○ | ○ |
| 湿度センサー | ○ | ○ |
| 温度センサー | ○ | ○ |
| 照度センサー | ○ | - |
| センサー数 | 5種類 | 3種類 |
KI-WX70は、ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の5つのセンサーを搭載しています。
KI-WS50は、ニオイ・湿度・温度の3つです。
さらにKI-WX70では、微小粒子、ハウスダスト、ニオイ、PM2.5濃度の目安などを本体モニターで確認できます。
KI-WS50は、温度・湿度・電気代と、空気の汚れを色で知らせる「きれいモニター」が中心です。
空気の汚れを細かく検知・確認したいなら、KI-WX70のほうが充実しています。
違い6:KI-WS50は「加湿内部洗浄」に対応
ここは、スタンダードモデルのKI-WS50にメリットがある違いです。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| 加湿内部洗浄 | - | ○ |
KI-WS50は「加湿内部洗浄」に対応しています。
タンクにクエン酸と水を入れてボタンを押すことで、加湿フィルターを自動で洗浄できます。
洗浄後にはすすぎ洗いが必要ですが、加湿フィルターのお手入れをサポートしてくれる便利な機能です。
KI-WX70は加湿能力そのものは高いものの、加湿内部洗浄には対応していません。
加湿フィルターのお手入れのしやすさを重視するなら、KI-WS50にも大きなメリットがあります。
つまり、「価格が安いスタンダードモデルだから、お手入れ機能もすべて少ない」というわけではありません。
違い7:KI-WS50のほうが薄型・軽量でカラーも選べる
設置しやすさでは、KI-WS50が有利です。
| KI-WX70 | KI-WS50 | |
|---|---|---|
| 幅 | 395mm | 384mm |
| 奥行 | 265mm | 230mm |
| 高さ | 650mm | 619mm |
| 質量 | 約12kg | 約7.9kg |
| カラー | ホワイト系 | ホワイト系・グレー系 |
KI-WS50は奥行230mmの薄型設計です。
KI-WX70の奥行265mmより35mm薄く、幅と高さもWS50のほうが小さくなっています。
質量も、KI-WX70が約12kgなのに対して、KI-WS50は約7.9kgです。
約4.1kg軽いため、設置場所を変えたいときにも扱いやすくなっています。
カラーはKI-WX70がホワイト系のみ、KI-WS50はホワイト系とグレー系の2色です。
設置スペースが限られている人や、本体の圧迫感を抑えたい人にはKI-WS50がおすすめです。
KI-WS50
KI-WX70とKI-WS50の価格差
性能だけでなく、価格差も重要です。
2026年9月9日時点のシャープCOCORO STOREでの販売価格は、次のとおりです。
| 参考価格 | |
|---|---|
| KI-WX70 | 87,800円(税込) |
| KI-WS50 | 65,800円(税込) |
| 価格差 | 22,000円 |
この価格では、KI-WX70のほうが22,000円高くなっています。
KI-WX70は、プラズマクラスターNEXT、最大風量7.0m³/分、最大加湿量750mL/h、COCORO AIR、5種類のセンサーなどを備えています。
これらに2万円前後の価値を感じるなら、KI-WX70を選ぶメリットがあります。
一方、KI-WS50もnanoHDフィルターやダブル脱臭フィルターを搭載し、最大600mL/hで加湿できます。
さらに、加湿内部洗浄や薄型・軽量設計というメリットもあります。
価格差で迷ったら
- 広めの部屋・空気清浄力・加湿力・スマホ連携を重視 → KI-WX70
- 価格・コンパクトさ・お手入れを重視 → KI-WS50
なお、販売価格はショップや時期によって変わります。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの価格やポイント還元も比較してから選ぶのがおすすめです。
KI-WX70|現在価格を確認
ホワイト系
KI-WS50|現在価格を確認
ホワイト系
グレー系
KI-WX70とKI-WS50の共通する機能・性能
KI-WX70のほうが上位モデルですが、集じん・脱臭に関する重要な部分はKI-WS50にも共通しています。
| 共通項目 | 内容 |
|---|---|
| 集じんフィルター | nanoHDフィルター |
| 集じんフィルター交換目安 | 約10年 |
| 脱臭フィルター | ダブル脱臭フィルター |
| 脱臭フィルター交換目安 | 約10年 |
| プレフィルター | 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
| 独自気流 | コアンダフロー |
| 加湿方式 | 気化方式 |
| 加湿フィルター | 二層構造 |
| Ag+イオンカートリッジ | 対応 |
| 電源コード長 | 約1.8m |
どちらもnanoHDフィルターを搭載
KI-WX70とKI-WS50は、どちらもnanoHDフィルターを搭載しています。
nanoHDフィルターは、0.003μmの超微細粒子を99.9%以上捕集するとされています。
0.3μmの微小粒子も99.97%以上集じんします。
交換目安はどちらも約10年です。
集じんフィルター自体は同じなので、「nanoHDフィルターを使いたい」という理由だけならKI-WS50でも対応できます。
ダブル脱臭フィルターも共通
脱臭フィルターも同じです。
KI-WX70とKI-WS50は、どちらもダブル脱臭フィルターを搭載しています。
活性炭に吸着剤を加え、汗臭などを含む生活臭を吸着します。
交換目安も約10年です。
コアンダフローを採用
両機種ともシャープ独自の「コアンダフロー」を採用しています。
コアンダ効果を応用した気流で遠くのホコリを引き寄せ、背面から吸引します。
ただし、最大風量はKI-WX70のほうが大きいため、空気を循環させるパワーには差があります。
Ag+イオンカートリッジで清潔な加湿をサポート
KI-WX70とKI-WS50は、どちらもAg+イオンカートリッジを採用しています。
タンクやトレーのぬめり・ニオイの原因となる水中の菌を抑え、清潔な加湿をサポートします。
二層構造の加湿フィルターを採用している点も共通しています。
KI-WX70がおすすめの人
KI-WX70がおすすめなのは、次のような人です。
- プラズマクラスターNEXTを使いたい人
- 広めのリビングで使用する人
- 空気をより速く清浄したい人
- 最大750mL/hの加湿能力が欲しい人
- COCORO AIRを使いたい人
- スマートフォンから操作したい人
- ホコリやPM2.5などを細かく確認したい人
KI-WX70の大きなメリットは、空気清浄・加湿能力の高さです。
最大風量7.0m³/分、最大加湿量750mL/hなので、リビングなど比較的広い部屋でも余裕を持って使えます。
さらに、プラズマクラスターNEXTやCOCORO AIR、5種類のセンサーも搭載しています。
価格よりも「空気清浄・加湿のパワーとスマート機能」を重視するならKI-WX70がおすすめです。
性能重視なら KI-WX70
ホワイト系
KI-WS50がおすすめの人
KI-WS50がおすすめなのは、次のような人です。
- 購入価格を抑えたい人
- 寝室や個室などで使いたい人
- 奥行の薄いモデルが欲しい人
- 軽い空気清浄機を選びたい人
- 加湿内部洗浄を使いたい人
- nanoHDフィルターを搭載したモデルを安く選びたい人
- グレー系のカラーを選びたい人
KI-WS50はスタンダードモデルですが、nanoHDフィルターとダブル脱臭フィルターはKI-WX70と共通しています。
最大風量や加湿量ではWX70に及びませんが、最大600mL/hの加湿能力があり、個室や寝室などで使うには十分検討できます。
奥行230mm、約7.9kgとコンパクトで軽い点も大きなメリットです。
さらに、KI-WX70にはない加湿内部洗浄にも対応しています。
「高性能フィルターは欲しいけれど、WX70ほどのパワーやスマート機能はいらない」という人にはKI-WS50がおすすめです。
価格・コンパクトさ重視なら KI-WS50
ホワイト系
グレー系
KI-WX70とKI-WS50の違いについてよくある質問
- KI-WX70とKI-WS50の一番大きな違いは?
-
大きな違いは、空気清浄・加湿能力とスマート機能です。
KI-WX70は最大風量7.0m³/分・最大加湿量750mL/hで、プラズマクラスターNEXTとCOCORO AIRにも対応しています。
KI-WS50は最大風量5.1m³/分・最大加湿量600mL/hで、プラズマクラスター25000を搭載しています。
- KI-WX70とKI-WS50の集じんフィルターは同じ?
-
同じです。
どちらもnanoHDフィルターを搭載しています。
0.003μmの超微細粒子を99.9%以上捕集し、交換目安は約10年です。
- KI-WS50はCOCORO AIRに対応している?
-
KI-WS50はCOCORO AIRには対応していません。
スマートフォン操作や空気情報の確認などを利用したい場合は、COCORO AIR対応のKI-WX70がおすすめです。
- KI-WS50のほうが優れている機能はある?
-
あります。
KI-WS50は「加湿内部洗浄」に対応しています。
また、KI-WX70より薄型・軽量で、ホワイト系とグレー系の2色から選べます。
- KI-WX70とKI-WS50ではどちらがコンパクト?
-
KI-WS50のほうがコンパクトです。
KI-WS50は幅384×奥行230×高さ619mm・約7.9kg、KI-WX70は幅395×奥行265×高さ650mm・約12kgです。
- KI-WX70とKI-WS50はどちらがおすすめ?
-
広めの部屋で空気清浄・加湿性能やスマート機能を重視するならKI-WX70がおすすめです。
一方、寝室・個室などで使い、価格・コンパクトさ・加湿フィルターのお手入れを重視するならKI-WS50がおすすめです。
KI-WX70とKI-WS50の違いまとめ
KI-WX70とKI-WS50の違いを比較しました。
主な違いは、次の7つです。
- KI-WX70はプラズマクラスターNEXT、KI-WS50は25000
- KI-WX70のほうが空気清浄能力が高い
- KI-WX70のほうが加湿能力が高い
- KI-WX70はCOCORO AIRに対応
- KI-WX70のほうがセンサー・モニターが充実
- KI-WS50は加湿内部洗浄に対応
- KI-WS50のほうが薄型・軽量で2色から選べる
一方、nanoHDフィルター、ダブル脱臭フィルター、コアンダフロー、二層構造の加湿フィルターなどは共通しています。
広めの部屋で使い、空気清浄・加湿性能やスマートフォン連携を重視するならKI-WX70がおすすめです。
価格を抑えながらnanoHDフィルターを使いたい人や、薄型・軽量・加湿内部洗浄を重視するならKI-WS50がおすすめです。
今回の2機種は、単純な上位・下位だけでは決めにくい部分があります。
「パワーとスマート機能ならWX70」「価格・コンパクトさ・お手入れならWS50」と考えると選びやすいでしょう。
購入前にはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、実売価格やポイント還元も比較してみてください。
KI-WX70
空気清浄・加湿・スマート機能を重視するなら KI-WX70
ホワイト系
KI-WS50
価格・薄型・お手入れを重視するなら KI-WS50
ホワイト系
グレー系
参考
