シャープの炊飯器「KS-CF05B」「KS-CF05C」「KS-CF05D」は、いずれも0.5~3合のごはんを炊けるコンパクトな炊飯器です。
見た目や基本的な機能が似ているため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、3機種の違いを公式仕様に基づいて比較し、消費電力量や年間電気代、内釜の仕様などを詳しく解説します。
それでは、比較して見ていきましょう。
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dの違いを比較
シャープの炊飯器「KS-CF05B」「KS-CF05C」「KS-CF05D」を比較すると、主な違いは内釜のメーカー表記、消費電力量、発売時期の3つです。
炊飯容量や本体サイズ、基本的な炊飯機能は共通しているため、これらの違いと現在の販売状況を確認して選ぶとよいでしょう。
まずは、違いを比較表にまとめました。
| 比較項目 | KS-CF05B | KS-CF05C | KS-CF05D |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() |
| 内釜の表記 | 3mm黒厚釜 | 3mm黒厚釜 | 3mm厚釜 |
| 年間消費電力量 | 40.9kWh | 40.5kWh | 40.5kWh |
| 炊飯1回当たり | 103.5Wh | 101.8Wh | 101.8Wh |
| 保温1時間当たり | 11.1Wh | 11.5Wh | 11.5Wh |
| 発売時期 | 2019年12月 | 2020年10月 | 2022年10月 |
それぞれの違いについて、詳しく見ていきましょう。
① 内釜の仕様とメーカー表記の違い
3機種とも内釜の厚さは3mmですが、シャープの公式ページでは内釜の名称が異なります。
| 機種 | 内釜のメーカー表記 |
|---|---|
| KS-CF05B | 3mm黒厚釜 |
| KS-CF05C | 3mm黒厚釜 |
| KS-CF05D | 3mm厚釜 |
KS-CF05BとKS-CF05Cには「黒厚釜」、KS-CF05Dには「厚釜」という名称が使われています。
ただし、内釜の厚さはすべて3mmで、底面を球状にした「球面炊き」も共通しています。
メーカー表記の違いだけで炊き上がりの優劣を判断することはできないため、内釜の名称と厚さを確認したうえで選ぶとよいでしょう。
② 消費電力量の違い
消費電力量は、KS-CF05BとKS-CF05C・KS-CF05Dで少し異なります。
注目したいのは、炊飯時と保温時で消費電力量の関係が逆転することです。
炊飯1回当たりの消費電力量をグラフで比較
炊飯1回当たりの消費電力量を比較すると、次のようになります。
単位:Wh/数値が小さいほど消費電力量が少ない
出典:シャープ公式仕様。横棒は0を起点として表示しています。
炊飯1回当たりでは、KS-CF05CとKS-CF05Dの方が消費電力量が少なくなっています。
ただし、KS-CF05Bとの差は1回当たり1.7Whです。
この差を電気料金31円/kWhで計算すると、炊飯1回当たり約0.05円となります。毎日1回炊飯しても、年間の差は約19円です。
保温1時間当たりの消費電力量をグラフで比較
一方、保温1時間当たりの消費電力量は、次のようになります。
単位:Wh/数値が小さいほど消費電力量が少ない
出典:シャープ公式仕様。横棒は0を起点として表示しています。
保温時には、KS-CF05Bの方が消費電力量が少なくなります。
つまり、炊飯時にはKS-CF05C・KS-CF05D、保温時にはKS-CF05Bの方が省エネという関係です。
もっとも、保温1時間当たりの差は0.4Whと小さく、電気代だけを理由に機種を選ぶほどの違いではありません。
年間電気代を比較すると差は約12円
年間消費電力量を電気料金31円/kWhで計算すると、年間電気代の目安は次のようになります。
| 機種 | 年間消費電力量 | 年間電気代 |
|---|---|---|
| KS-CF05B | 40.9kWh | 約1,268円 |
| KS-CF05C | 40.5kWh | 約1,256円 |
| KS-CF05D | 40.5kWh | 約1,256円 |
KS-CF05BとKS-CF05C・KS-CF05Dの年間電気代の差は、約12円です。
そのため、消費電力量の違いを気にするよりも、購入時の価格や販売状況を比較した方がよいでしょう。
※消費電力量はメーカー公表値です。実際の電気代は、炊飯回数・保温時間・使用コース・電気料金などによって変わります。
③ 発売時期の違い
発売時期は、次のように異なります。
| 機種 | 発売時期 |
|---|---|
| KS-CF05B | 2019年12月 |
| KS-CF05C | 2020年10月 |
| KS-CF05D | 2022年10月 |
3機種の中ではKS-CF05Dが最も新しいモデルです。
ただし、発売時期が新しいからといって、すべての性能が上回っているわけではありません。
基本的な仕様は共通しているため、発売時期だけでなく、販売価格や在庫状況も合わせて判断しましょう。
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dの価格・販売状況
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dは発売から年数が経過しているため、購入時には価格だけでなく在庫状況の確認も大切です。
シャープ公式ページでは、KS-CF05CとKS-CF05Dについて生産終了が案内されています。また、KS-CF05Bについても、公式ページに在庫僅少の案内があります。
生産終了は、すべての販売店で購入できなくなったという意味ではありません。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、販売店の在庫が残っている場合もあります。
なお、型落ちモデルは必ずしも安いとは限らず、在庫状況によって価格が高くなる場合もあります。
購入するときは、商品の状態、販売店、保証条件、送料なども確認してください。
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dはどれがおすすめ?
3機種を比較すると、基本的な炊飯機能は共通しており、年間電気代にも大きな差はありません。
そのため、購入できる機種の中から価格や販売条件を比較して選ぶのがおすすめです。
KS-CF05Bがおすすめの方
- 3mm黒厚釜を搭載したモデルを選びたい方
- 保温時の消費電力量が少ないモデルを選びたい方
- 販売価格が安ければ旧モデルでも気にならない方
KS-CF05Bは、炊飯1回当たりの消費電力量がほかの2機種よりわずかに多いものの、保温時の消費電力量は少なくなっています。
購入できる在庫があり、価格に納得できるのであれば、候補に入れてよいでしょう。
▼ KS-CF05Bの販売価格・在庫を確認する
ブラック系
ホワイト系
KS-CF05Cがおすすめの方
- 3mm黒厚釜を搭載したモデルを選びたい方
- 炊飯1回当たりの消費電力量が少ないモデルを選びたい方
- KS-CF05BやKS-CF05Dより安く購入できる方
KS-CF05Cは、内釜のメーカー表記がKS-CF05Bと共通しており、消費電力量はKS-CF05Dと同じです。
KS-CF05Dとの消費電力量の違いはないため、販売価格や在庫状況を比較して選ぶとよいでしょう。
▼ KS-CF05Cの販売価格・在庫を確認する
ブラック系
ホワイト系
KS-CF05Dがおすすめの方
- 3機種の中で発売時期が新しいモデルを選びたい方
- 3mm厚釜を搭載したモデルを選びたい方
- KS-CF05Cと同程度の価格で購入できる方
KS-CF05Dは、今回比較した3機種の中で最も発売時期が新しいモデルです。
年間消費電力量や炊飯時・保温時の消費電力量はKS-CF05Cと同じなので、価格や販売条件が近ければ、発売時期も選ぶ際の判断材料になります。
▼ KS-CF05Dの販売価格・在庫を確認する
ブラック系
ホワイト系
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dに共通する機能と特長
ここからは、3機種に共通する主な仕様や機能をご紹介します。
0.54L(3合)炊きのコンパクトな炊飯器
3機種とも最大炊飯容量は0.54L(3合)で、0.5合から炊飯できます。
本体サイズは幅232mm×奥行275mm×高さ190mm、質量は約2.7kgです。
一人暮らしや少人数の家庭など、大きな炊飯器を必要としない方に適したサイズとなっています。
3mm厚の内釜と球面炊き
3機種とも厚さ3mmの内釜を採用しています。
底面を球状にした「球面炊き」と組み合わせることで、ごはんをふっくら炊き上げる設計です。
なお、内釜のメーカー表記はKS-CF05B・KS-CF05Cが「黒厚釜」、KS-CF05Dが「厚釜」と異なります。
玄米や雑穀米などの炊飯メニュー
白米だけでなく、玄米や雑穀米などに対応する炊飯メニューを搭載しています。
お米の種類に合わせて炊き分けられるので、普段から玄米や雑穀米を食べる方にも使いやすい炊飯器です。
パンの発酵・焼き上げにも対応
3機種ともパン調理に対応しており、炊飯器を使ってパンの発酵や焼き上げができます。
内釜を使って調理するため、専用の焼き型を用意しなくてもパン作りを楽しめます。
取っ手つき内釜で出し入れしやすい
内釜には取っ手が付いているため、炊飯器から取り出しやすい設計です。
お米を洗うときや炊飯後の内釜の取り扱いなど、日常的な使いやすさにも配慮されています。
ただし、炊飯直後は内釜が熱くなっているため、取り扱いには注意してください。
12時間保温に対応
3機種とも保温時間は12時間です。
炊飯後、すぐにごはんを食べない場合にも保温機能を利用できます。
ただし、長時間保温した場合のごはんの状態は、使用条件などによって変わります。食べきれないごはんは、適切に保存することも検討しましょう。
共通する主な仕様一覧
| 項目 | 共通仕様 |
|---|---|
| タイプ | マイコン炊飯器 |
| 最大炊飯容量 | 0.54L(3合) |
| 炊飯容量 | 0.5~3合 |
| 炊飯時定格消費電力 | 350W |
| 幅 | 232mm |
| 奥行 | 275mm |
| 高さ | 190mm |
| 質量 | 約2.7kg |
| 保温 | 12時間 |
| 内釜の厚さ | 3mm |
| 球面炊き | 対応 |
| 玄米・雑穀米 | 対応 |
| パン調理 | 対応 |
| 取っ手つき内釜 | 対応 |
KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05DのFAQ
Q1. KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dの炊飯容量は同じですか?
はい。3機種とも0.5~3合の炊飯に対応しています。本体サイズや質量も共通しています。
Q2. 内釜に違いはありますか?
3機種とも内釜の厚さは3mmですが、メーカーの表記が異なります。KS-CF05BとKS-CF05Cは「3mm黒厚釜」、KS-CF05Dは「3mm厚釜」です。
Q3. 電気代が安いのはどれですか?
年間消費電力量では、KS-CF05CとKS-CF05Dが40.5kWh、KS-CF05Bが40.9kWhです。電気料金31円/kWhで計算すると、年間電気代の差は約12円となります。
Q4. KS-CF05Dは現在も購入できますか?
シャープ公式ページではKS-CF05Dの生産終了が案内されています。ただし、生産終了後も販売店に在庫が残っていれば購入できる場合があります。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで、購入時の販売状況を確認してください。
Q5. 型落ちモデルを購入しても大丈夫ですか?
基本的な仕様や必要な機能が希望に合い、価格や商品の状態、保証条件などに納得できるのであれば、型落ちモデルも購入候補になります。ただし、古いモデルが必ず安いとは限らないため、販売価格と在庫状況を確認してから選びましょう。
まとめ|KS-CF05B・KS-CF05C・KS-CF05Dの違いと選び方
シャープの炊飯器「KS-CF05B」「KS-CF05C」「KS-CF05D」の違いを比較しました。
主な違いは、内釜のメーカー表記、消費電力量、発売時期の3つです。
- KS-CF05B:3mm黒厚釜を搭載し、保温時の消費電力量が少ないモデル
- KS-CF05C:3mm黒厚釜を搭載し、年間消費電力量が40.5kWhのモデル
- KS-CF05D:3mm厚釜を搭載し、3機種の中で発売時期が最も新しいモデル
炊飯時と保温時で消費電力量の関係は逆転しますが、年間電気代の差は約12円です。
そのため、電気代のわずかな違いよりも、現在の販売価格や在庫状況、保証条件などを比較して選ぶとよいでしょう。
購入を検討している方は、以下から各モデルの販売状況を確認してみてください。
KS-CF05B
ブラック系
ホワイト系
KS-CF05C
ブラック系
ホワイト系
KS-CF05D
ブラック系
ホワイト系
ほかの炊飯器も比較して選びたい方は、炊飯器の比較一覧も参考にしてください。
参考:メーカー公式情報










