象印の「NW-WA10」と「NW-BB10」は、どちらも5.5合炊きの圧力IH炊飯ジャーです。
同じ「豪熱大火力」シリーズですが、内釜の構造やわが家炊きの設定数、炊飯メニューなどに違いがあります。
この記事では、NW-WA10とNW-BB10の違いを象印の公式情報をもとに比較し、どちらがおすすめなのかを詳しく解説します。
先に結論
- NW-WA10:内釜の構造や81通りのわが家炊きを重視する人におすすめ
- NW-BB10:白米特急メニューやホワイトカラーを重視する人におすすめ
基本的な炊飯容量や本体サイズは同じです。内釜と炊き分けを重視するならNW-WA10、短時間で炊飯する機会が多いならNW-BB10を選ぶとよいでしょう。
NW-WA10とNW-BB10の価格をチェック
NW-WA10とNW-BB10の違いは4つ
NW-WA10とNW-BB10の主な違いは、次の4つです。
- 内釜の構造と厚み
- わが家炊きの設定数
- 炊飯メニュー
- 発売時期・カラー・販売価格
| 比較項目 | NW-WA10 | NW-BB10 |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() |
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| 内釜 | 鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜 | 鉄器コート黒まる厚釜 |
| 釜の厚さ | 2.2mm ふち3.0mm |
1.7mm |
| わが家炊き | 81通り | 49通り |
| 白米特急 | なし | あり |
| 粒立ちがゆ | あり | なし |
| 発売時期 | 2024年8月 | 2025年9月 |
| カラー | スレートブラック | スレートブラック ホワイト |
※発売時期は象印公式サイトの掲載月です。比較対象は5.5合炊きのNW-WA10・NW-BB10です。
① 内釜の構造と厚みの違い
最初の違いは、内釜の構造と厚みです。
NW-WA10には「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」が採用されています。
鉄素材をアルミ層とステンレス層の間に組み込んだ構造で、発熱効率や蓄熱性に配慮しています。内釜の厚さは2.2mm、ふち部分は3.0mmです。
さらに、内釜内面にはプラチナコートが施されており、象印はごはんの甘み成分を引き出す効果を案内しています。
一方、NW-BB10は「鉄器コート黒まる厚釜」を採用しています。
内釜の厚さは1.7mmで、外面に鉄をコーティングすることで発熱効率を高め、炊きムラを抑える設計です。
選び方のポイント
内釜の素材構成や厚みを重視するなら、NW-WA10が有力候補です。
ただし、内釜が厚いことだけで、実際のごはんのおいしさが必ず上回るとは限りません。
② わが家炊きは81通りと49通り
2つ目の違いは「わが家炊き」の設定数です。
わが家炊きは、炊き上がったごはんのかたさや粘りについて感想を入力すると、次回の炊き方を調整する機能です。
- NW-WA10:81通り
- NW-BB10:49通り
NW-WA10は81通りに対応しているため、より細かく好みの食感を探したい人に向いています。
一方、NW-BB10も49通りの設定に対応しています。炊き上がりのかたさや粘りを調整する基本的な機能は共通です。
食感の調整幅を重視するならNW-WA10、49通りで十分と考えるならNW-BB10でもよいでしょう。
③ 白米特急と粒立ちがゆの違い
3つ目の違いは、搭載されている炊飯メニューです。
NW-BB10には「白米特急」メニューがあります。
白米特急は通常の白米急速メニューより短時間で炊飯するための機能で、NW-BB10では1合を約16分で炊くことができます。
炊飯量は0.5~4合に対応し、炊飯時間の目安は約14~24分です。実際の時間は炊飯量などによって変わります。
朝食の準備や帰宅後など、ごはんを急いで用意したい場面に便利です。
一方、NW-WA10には「粒立ちがゆ」メニューがあります。
粒立ちがゆは、ごはんの粒感を残しながら、さらっとした食感のおかゆを作るためのメニューです。
選び方のポイント
- 炊飯時間の短さを重視するならNW-BB10
- おかゆの食感を選びたいならNW-WA10
④ 発売時期・カラー・販売価格の違い
NW-WA10は2024年8月、NW-BB10は2025年9月に発売されたモデルです。
ただし、NW-BB10はNW-WA10の単純な後継機ではありません。モデルの位置づけや搭載機能が異なります。
内釜の構造やわが家炊きの設定数では、発売時期が古いNW-WA10のほうが充実しています。
カラーにも違いがあり、NW-WA10はスレートブラックのみ、NW-BB10はスレートブラックとホワイトから選べます。
価格は販売店や在庫状況によって変わるため、購入時点で比較することが大切です。
例えば、NW-WA10のほうが数千円高くても、内釜や炊き分け機能に魅力を感じるなら選ぶ価値があります。
反対に、NW-BB10が安く購入でき、白米特急をよく使うなら、NW-BB10のほうが自分に合っている可能性があります。
NW-WA10とNW-BB10のスペック比較表
続いて、両モデルの基本仕様を比較します。
炊飯容量や本体サイズなどは同じですが、内釜や一部の炊飯機能、消費電力量が異なります。
※内釜保証はフッ素加工が対象で、取扱説明書に従わない使用などは対象外です。
出典:象印 NW-WA10公式製品ページ・象印 NW-BB10公式製品ページ
NW-WA10とNW-BB10の共通点
両モデルには、次のような共通点があります。
- 豪熱大火力による圧力IH炊飯
- 7通りの炊き分け圧力
- 冷凍ごはんメニュー
- 雑穀米の3通りの炊き分け
- 最大40時間の極め保温
- 毎回洗う部品は2点
- 本体サイズと重量が同じ
豪熱大火力と7通りの炊き分け圧力
両モデルとも「豪熱大火力」を採用しています。
沸とう維持工程で大火力を加え、釜内の対流を促すことで、ふっくらしたごはんを炊き上げる仕組みです。
また、7通りの炊き分け圧力にも対応しています。
白米は、しゃっきり・ややしゃっきり・ふつう・ややもちもち・もちもちの5通りから食感を選べます。
冷凍ごはんメニューと40時間の極め保温
両モデルとも冷凍ごはんメニューを搭載しています。
まとめて炊いて冷凍保存する機会が多い家庭にも便利な機能です。
さらに、最大40時間の「極め保温」に対応しています。保温可能な時間は炊飯メニューなどによって異なるため、使用時は取扱説明書を確認してください。
毎回洗う部品は2点
NW-WA10とNW-BB10は、毎回洗う部品が内釜と内ぶたの2点です。
どちらも蒸気口セットがない構造で、本体にはフラットトップパネルやフラットフレームなど、お手入れに配慮した設計が採用されています。
炊飯器を毎日使う家庭でも、お手入れのしやすさに大きな差はありません。
NW-WA10とNW-BB10の電気代を比較
電気代についても比較しておきましょう。
公式仕様の年間消費電力量は、NW-WA10が77.0kWh、NW-BB10が77.1kWhです。
電気料金単価を31円/kWhと仮定した場合、年間電気代の目安は次のようになります。
| 比較項目 | NW-WA10 | NW-BB10 |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 77.0kWh | 77.1kWh |
| 年間電気代 | 約2,387円 | 約2,390円 |
| 5年間の電気代 | 約11,935円 | 約11,951円 |
5年間の電気代の差は、計算上約16円です。
※31円/kWhで計算した参考値です。実際の電気代は使用するメニューや保温時間、契約する電気料金プランによって異なります。5年間の数値は年間消費電力量が一定と仮定した単純計算です。
電気代で選ぶ必要はほとんどない
両モデルの年間消費電力量はほぼ同じです。電気代よりも、内釜や炊飯メニュー、購入価格を重視して選ぶとよいでしょう。
NW-WA10とNW-BB10はどっちがおすすめ?
ここまでの違いを踏まえて、それぞれどのような人に向いているのかをまとめます。
NW-WA10がおすすめな人
NW-WA10はこんな人におすすめ
- 内釜の素材構成や厚みを重視する人
- 81通りのわが家炊きで食感を細かく調整したい人
- 粒立ちがゆを作りたい人
- ブラックの炊飯器を探している人
- 機能と販売価格を比較して選びたい人
NW-WA10の魅力は、豪炎かまど釜と81通りのわが家炊きです。
好みのかたさや粘りに細かく調整したい人や、内釜の構造を重視して炊飯器を選びたい人に向いています。
NW-BB10との価格差が小さければ、NW-WA10を優先して検討するのもよいでしょう。
NW-BB10がおすすめな人
NW-BB10はこんな人におすすめ
- 白米特急メニューを使いたい人
- 朝食や夕食の準備時間を短縮したい人
- 49通りのわが家炊きで十分な人
- ホワイトカラーを選びたい人
- 販売価格を比較して購入費用を抑えたい人
NW-BB10の魅力は、白米特急メニューを搭載していることです。
1合を約16分で炊けるため、急いでごはんを用意したいときに役立ちます。
また、ホワイトカラーを選べることも、NW-WA10にはない特徴です。
炊き分けの設定数よりも、時短機能やデザインを重視する人に向いています。
おすすめモデルの販売価格を確認
NW-WA10とNW-BB10のよくある質問
Q. NW-WA10とNW-BB10はどちらが新しいですか?
NW-BB10のほうが新しいモデルです。NW-WA10は2024年8月、NW-BB10は2025年9月に発売されました。ただし、発売時期が新しいからといって、すべての機能が上回っているわけではありません。
Q. NW-WA10とNW-BB10はごはんの炊き上がりに違いがありますか?
どちらも豪熱大火力と7通りの炊き分け圧力を採用していますが、内釜の構造やわが家炊きの設定数が異なります。そのため、炊き方の調整範囲には違いがあります。ただし、実際の味の優劣は公式スペックだけでは判断できません。
Q. NW-WA10とNW-BB10の電気代はどのくらい違いますか?
年間消費電力量はNW-WA10が77.0kWh、NW-BB10が77.1kWhです。31円/kWhで計算すると年間電気代は約2,387円と約2,390円になり、差は約3円です。電気代の違いはごくわずかです。
Q. NW-WA10とNW-BB10はどちらがおすすめですか?
内釜の構造や81通りのわが家炊きを重視するならNW-WA10がおすすめです。一方、白米特急メニューを利用したい人や、ホワイトカラーを選びたい人にはNW-BB10が向いています。購入時の販売価格も比較して選ぶとよいでしょう。
まとめ|NW-WA10とNW-BB10の違いと選び方
NW-WA10とNW-BB10は、どちらも豪熱大火力を採用した5.5合炊きの圧力IH炊飯ジャーです。
主な違いは、内釜の構造、わが家炊きの設定数、炊飯メニュー、発売時期とカラーです。
NW-WA10とNW-BB10の選び方
- NW-WA10:内釜の構造や81通りのわが家炊きを重視する人向け
- NW-BB10:白米特急メニューやホワイトカラーを重視する人向け
両モデルの電気代や本体サイズにはほとんど差がありません。毎日の炊飯で使いたい機能と、購入時の価格を比較して選ぶのがおすすめです。
NW-WA10
スレートブラック
NW-BB10
スレートブラック
ホワイト
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