東芝の縦型全自動洗濯機「AW-7DH6」と「AW-7GM4」。どちらも洗濯・脱水容量7kgですが、洗浄方式や運転音、省エネ性能などに違いがあります。
AW-7DH6はインバーターを搭載した高機能モデル、AW-7GM4は基本的な洗濯機能を備えたシンプルなモデルです。
この記事では、AW-7DH6とAW-7GM4の違いを4つに絞って、比較します。
この記事でわかること
- AW-7DH6とAW-7GM4の4つの違い
- 洗濯時間・静音性・電気代の差
- 両機種に共通する機能
- それぞれどんな人におすすめなのか
- 購入前に確認したい設置寸法と注意点
AW-7DH6とAW-7GM4の違いを先に結論
結論からいうと、洗浄機能・静音性・省エネ性能を重視するならAW-7DH6、購入費用を抑えたいならAW-7GM4がおすすめです。
AW-7DH6がおすすめの人
- 抗菌ウルトラファインバブル洗浄を使いたい人
- 洗濯機の運転音をできるだけ抑えたい人
- 洗濯時間を短くしたい人
- 省エネ性能や洗濯槽のお手入れ機能を重視する人
AW-7GM4がおすすめの人
- 購入費用をできるだけ抑えたい人
- 基本的な洗濯機能があれば十分な人
- Wシャワー洗浄やつけおきコースを使いたい人
- 運転時間や静音性よりも本体価格を優先する人
なお、AW-7DH6は2026年発売、AW-7GM4は2024年発売のモデルです。単純な後継機の関係ではなく、機能の異なる7kg洗濯機として比較してご紹介してます。
AW-7DH6・AW-7GM4をチェック
AW-7DH6とAW-7GM4の違いを比較表でチェック
まずは両機種の主な仕様を比較してみましょう。
| 比較項目 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2024年 |
| 洗濯・脱水容量 | 7kg | 7kg |
| 洗浄方式 | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄 | Wシャワー洗浄 |
| Ag+抗菌水 | 搭載 | 非搭載 |
| モーター | DDMモーター・インバーター制御 | 非インバーター |
| 洗濯目安時間 | 約39分 | 約49分 |
| 運転音(洗い) | 約34dB | 約37dB |
| 運転音(脱水) | 約37dB | 約45dB |
| 消費電力量 | 約54Wh | 約100Wh |
| 標準使用水量 | 約109L | 約113L |
| 自動槽洗いモード | あり | なし |
| 槽洗浄めやすサイン | あり | なし |
| ほぐせる脱水 | あり | なし |
| 風乾燥(化繊混紡) | 2.0kg | 1.3kg |
| ボディ幅 | 515mm | 515mm |
| 外形寸法 幅×奥行×高さ | 555×567×998mm | 555×560×990mm |
| 本体質量 | 約35kg | 約33kg |
※数値は東芝公式サイトの洗濯時の仕様です。外形寸法は給・排水ホースを含みます。標準使用水量・消費電力量・洗濯時間は使用条件によって変動します。
比較表からわかるように、AW-7DH6は静音性や省エネ性能、お手入れ機能が充実しています。一方、AW-7GM4も洗濯容量は同じ7kgで、日常的な洗濯に必要な基本機能を備えています。
AW-7DH6とAW-7GM4の4つの違い
ここからは、購入前に押さえておきたい4つの違いを詳しく解説します。
違い① 洗浄方式と清潔機能
最も大きな違いは、洗濯物を洗う仕組みです。
| 比較項目 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| 洗浄方式 | 抗菌ウルトラファインバブル洗浄 | Wシャワー洗浄 |
| Ag+抗菌水 | あり | なし |
AW-7DH6は「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」を採用しています。
目に見えないほど小さなウルトラファインバブルを利用して洗剤の洗浄成分を繊維の奥まで届ける仕組みです。
さらに、Ag+抗菌水にも対応しており、衣類の清潔さに配慮した機能が搭載されています。
一方、AW-7GM4は「Wシャワー洗浄」を採用しています。
2本のシャワーから洗剤液を衣類全体に浸透させ、ムラを抑えながら洗う方式です。
また、AW-7GM4には1時間のつけおきコースもあります。汚れの状態に合わせてコースを選べる点はメリットです。
この違いのポイント
抗菌ウルトラファインバブル洗浄とAg+抗菌水を重視するならAW-7DH6。基本的な洗浄機能とつけおきコースがあれば十分ならAW-7GM4が候補になります。
※洗浄方式が異なりますが、あらゆる汚れに対して一方の洗浄力が必ず優れていることを示すものではありません。
違い② インバーター制御と静音性
洗濯機の運転音にも違いがあります。
| 運転音 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| 洗い | 約34dB | 約37dB |
| 脱水 | 約37dB | 約45dB |
AW-7DH6はDDMモーターとインバーター制御を採用しており、低振動・低騒音設計が特長です。
特に脱水時は、AW-7DH6が約37dB、AW-7GM4が約45dBと、8dBの違いがあります。
運転音のdBは対数で表されるため、数値の差をそのまま体感上の音の大きさに置き換えることはできませんが、東芝の公表値ではAW-7DH6の方が静かな設計です。
集合住宅で使用する場合や、早朝・夜間に洗濯する機会が多い家庭では、静音性は重要な比較ポイントになります。
この違いのポイント
できるだけ静かな洗濯機を選びたいなら、洗い・脱水の両方で運転音が小さいAW-7DH6がおすすめです。
※実際の運転音や振動は、床の状態、設置方法、衣類の片寄りなどによって異なります。
違い③ 洗濯時間・電気代・水道代
毎日使用する洗濯機では、1回の洗濯時間やランニングコストも気になるところです。
| 比較項目 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| 洗濯時間 | 約39分 | 約49分 |
| 消費電力量 | 約54Wh | 約100Wh |
| 標準使用水量 | 約109L | 約113L |
AW-7DH6は、AW-7GM4と比較して1回の洗濯時間が約10分短くなっています。
また、標準条件での消費電力量は54Whと100Whで、AW-7DH6の方が約46%少ない数値です。
標準使用水量もAW-7DH6の方が1回あたり約4L少なくなっています。
1年間・5年間の電気代を比較
電気料金を31円/kWh、1日1回の洗濯を365日続けると仮定して試算しました。
| 電気代 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| 1回 | 約1.67円 | 約3.10円 |
| 1年間 | 約611円 | 約1,132円 |
| 5年間 | 約3,055円 | 約5,658円 |
5年間では、AW-7DH6の方が電気代を約2,603円抑えられる計算です。
なお、これらは標準条件の消費電力量から計算した概算で、実際の電気代を保証するものではありません。
水道使用量についてもAW-7DH6の方が少ないものの、差は1回あたり約4Lです。毎日1回なら年間約1,460Lの差になります。
ただし、水道料金や下水道料金は地域・契約条件で異なるため、ここでは金額を一律に算出していません。
この違いのポイント
洗濯時間を短くしたい人や、消費電力量を抑えたい人にはAW-7DH6が向いています。ただし、電気代の差だけで本体価格の差を回収できるとは限りません。
違い④ 便利機能と本体価格
使いやすさにも違いがあります。
AW-7DH6には、洗濯中でも槽内を確認しやすい「クリアウィンドウ」や、脱水後の衣類をほぐして取り出しやすくする「ほぐせる脱水」が搭載されています。
さらに、「自動槽洗いモード」や「槽洗浄めやすサイン」など、洗濯槽のお手入れをサポートする機能もあります。
自動槽洗いモードは、きれいな水と水流を利用して槽を洗う機能です。購入時はOFF設定で、使用すると運転時間が追加されます。
一方、AW-7GM4には、洗濯後の衣類の水分を減らして部屋干し時間の短縮につなげる「部屋干しモード」や、少量の衣類を短時間で洗える「スピードコース」があります。
日常的な洗濯をシンプルに行いたい人には、AW-7GM4の機能でも十分な選択肢になります。
購入価格は実売価格で比較
AW-7DH6は高機能モデル、AW-7GM4はシンプルなモデルという違いがあり、購入時には本体価格も重要になります。
ただし、価格は販売店や時期によって変動します。
購入前には、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで本体価格に加え、送料・設置料金・古い洗濯機の引取料金まで確認しましょう。
この違いのポイント
日々の使いやすさやお手入れ機能を重視するならAW-7DH6。便利機能を絞って購入費用を抑えるならAW-7GM4がおすすめです。
AW-7DH6とAW-7GM4の共通機能
ここまで違いを紹介しましたが、両機種には共通する機能もあります。
| 共通項目 | 内容 |
|---|---|
| 洗濯・脱水容量 | 7kg |
| ボディ幅 | 515mm |
| 洗濯槽 | ステンレス槽 |
| 風乾燥 | ヒーターレス方式 |
| 槽洗浄・槽乾燥 | 両機種にコースあり |
| ふろ水ポンプ | 両機種に搭載(ホース別売) |
| 予約機能 | 1~24時間後設定 |
洗濯・脱水容量はどちらも7kg
AW-7DH6とAW-7GM4は、どちらも洗濯・脱水容量7kgです。
洗濯容量が同じなので、洗濯物の量を基準に考えた場合、基本的な容量条件は同じです。
ただし、毛布などの大きな洗濯物を洗う場合には、各コースの対応容量や洗濯物の種類を取扱説明書で確認しましょう。
どちらもヒーターレスの風乾燥を搭載
両機種とも、ヒーターを使用しない風乾燥機能を搭載しています。
対応する化繊混紡衣類の容量は、AW-7DH6が2.0kg、AW-7GM4が1.3kgです。
ただし、一般的なヒーター式洗濯乾燥機の乾燥機能とは異なるため、すべての洗濯物を完全に乾かすことを目的とした機能ではありません。
洗濯から本格的な乾燥まで全自動で行いたい場合は、洗濯乾燥機も比較するとよいでしょう。
槽洗浄・槽乾燥コースを搭載
両機種には、洗濯槽をお手入れするための槽洗浄・槽乾燥コースがあります。
洗濯槽を定期的にお手入れすることで、清潔な状態を保つことにつながります。
なお、AW-7DH6には自動槽洗いモードや槽洗浄めやすサインが追加されているため、お手入れをサポートする機能には差があります。
ふろ水ポンプと予約機能にも対応
どちらもふろ水ポンプを備えていますが、ふろ水用給水ホースは別売です。
お風呂の残り湯を利用したい場合は、別売部品も含めて準備する必要があります。
また、両機種とも1~24時間後の予約設定に対応しています。
帰宅時間や生活リズムに合わせて洗濯を予約できる点も共通しています。
AW-7DH6とAW-7GM4はどっちがおすすめ?
ここまでの比較を踏まえて、それぞれに向いている人を整理します。
AW-7DH6がおすすめの人
- 抗菌ウルトラファインバブル洗浄を使いたい
- 静音性の高い洗濯機を選びたい
- 毎日の洗濯時間を短くしたい
- 消費電力量をできるだけ抑えたい
- 洗濯槽のお手入れをサポートする機能が欲しい
- ほぐせる脱水などの便利機能を重視する
AW-7DH6は、洗濯性能だけでなく、静音性や日々の使いやすさを重視したい人に向いています。
特に、運転音を抑えたい家庭や、毎日洗濯する家庭では、洗濯時間の短さも選ぶ理由になります。
AW-7GM4がおすすめの人
- 洗濯機の購入費用を抑えたい
- 洗濯容量7kgで十分
- 基本的な洗濯機能があればよい
- Wシャワー洗浄やつけおきコースを使いたい
- 静音性や省エネ性能の違いよりも本体価格を優先したい
AW-7GM4は、シンプルな操作と基本的な洗濯機能を求める人に向いています。
購入時の実売価格がAW-7DH6より十分に安ければ、初期費用を重視する人には魅力的な選択肢です。
購入前に確認したい設置サイズと注意点
洗濯機を購入するときには、本体価格や機能に加えて、設置スペースの確認が欠かせません。
ボディ幅は同じでも外形寸法は異なる
| 寸法 | AW-7DH6 | AW-7GM4 |
|---|---|---|
| ボディ幅 | 515mm | 515mm |
| 外形幅 | 555mm | 555mm |
| 奥行 | 567mm | 560mm |
| 高さ | 998mm | 990mm |
| 本体質量 | 約35kg | 約33kg |
どちらもボディ幅は515mmですが、AW-7DH6の方が奥行は7mm、高さは8mm大きくなっています。
また、両機種とも設置可能防水パンの目安は奥行内寸540mm以上です。
ただし、防水パンだけでなく、給排水ホースの取り回し、水栓の高さ、周囲の壁との距離、搬入経路も確認する必要があります。
購入前には設置予定場所を測り、必要な余裕を含めて設置できるか確認しましょう。
AW-7GM4の一部製品に関するメーカーのお知らせ
AW-7GM4を購入する前に確認
東芝は2024年12月5日、AW-7GM4を含む一部の全自動洗濯機について、予約設定時に待機せず運転を開始する場合がある不具合を公表しています。
AW-7GM4では、2024年8月~11月に製造された製品のうち、製造番号400001~413290の一部が対象です。
対象製品については無償修理の案内があり、すでに改善済みの製品もあります。
対象番号に該当する製品でも、すべてが不具合を起こすという意味ではありません。
AW-7GM4を購入する際は、必要に応じて販売店に対象製品や対応状況を確認しましょう。
AW-7DH6とAW-7GM4のよくある質問
AW-7DH6とAW-7GM4はどちらが静かですか?
東芝の公表値ではAW-7DH6の方が静かです。洗い時は約34dBと約37dB、脱水時は約37dBと約45dBとなっています。特に脱水時の運転音に違いがあります。
AW-7DH6とAW-7GM4はどちらが省エネですか?
標準条件での洗濯時の消費電力量はAW-7DH6が約54Wh、AW-7GM4が約100Whです。AW-7DH6の方が約46%少ないため、公式仕様上は省エネ性能に優れています。
AW-7DH6とAW-7GM4に乾燥機能はありますか?
どちらもヒーターレスの風乾燥機能を搭載しています。ただし、ヒーターを使って洗濯物を完全に乾かすタイプの洗濯乾燥機とは異なります。
AW-7DH6とAW-7GM4は同じ場所に設置できますか?
両機種ともボディ幅は515mmですが、奥行や高さが異なります。また、給排水ホースや壁との距離も必要です。必ず設置スペースと据付説明書を確認してください。
AW-7DH6とAW-7GM4には洗剤・柔軟剤の自動投入機能がありますか?
どちらも液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能は搭載していません。洗剤を自動計量して投入したい場合は、対応する別の機種を検討しましょう。
まとめ|AW-7DH6とAW-7GM4の違い
東芝の全自動洗濯機「AW-7DH6」と「AW-7GM4」の違いを比較しました。
主な違いは次の4つです。
- 洗浄方式:AW-7DH6は抗菌ウルトラファインバブル洗浄、AW-7GM4はWシャワー洗浄
- 静音性:AW-7DH6はインバーター搭載で、洗い・脱水時の運転音が小さい
- 洗濯時間・省エネ:AW-7DH6は約10分短く、消費電力量も約46%少ない
- 便利機能と価格:AW-7DH6はお手入れ・使いやすさの機能が充実、AW-7GM4は購入費用を重視する人向け
洗浄機能・静音性・省エネ性能を重視するならAW-7DH6がおすすめです。
一方、基本的な洗濯機能で十分で、購入価格をできるだけ抑えたい人にはAW-7GM4が向いています。
どちらも洗濯容量7kgなので、最終的には機能の違いと実売価格、設置条件を比較して選びましょう。
AW-7DH6|静音・省エネ・高機能モデル
AW-7GM4|基本機能・価格重視モデル
結論:静音性・省エネ性能・便利機能ならAW-7DH6、購入価格を優先するならAW-7GM4がおすすめです。
東芝のほかの洗濯機も比較したい方は、東芝の洗濯機比較一覧もご覧ください。
