REGZA(レグザ)の43V型4K液晶テレビ「43E670R」と「43M550R」。
どちらもレグザエンジンZRやネット動画ビューティ、地デジAIビューティなどを搭載していますが、倍速・ゲーム性能・画質・音質・録画機能などには大きな違いがあります。
先に結論をいうと、性能を重視するなら43E670R、価格と省エネ性を重視するなら43M550Rがおすすめです。
- 43E670Rがおすすめ:スポーツ・ゲーム・画質・音質・録画機能を重視する人
- 43M550Rがおすすめ:価格を抑えたい人、地デジやネット動画を見ることが中心の人
この記事では、43E670Rと43M550Rの違い5つと価格・在庫、共通機能を詳しく比較します。
なお、E670RシリーズとM550Rシリーズ全体の違いを確認したい場合は、以下の記事をご覧ください。
43E670Rと43M550Rの違いは5つ
43E670Rと43M550Rの主な違いは、次の5つです。
- 43E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- 43E670Rは映像処理・パネル性能が上
- 43E670Rは50W・5スピーカー、43M550Rは20W・2スピーカー
- 43E670Rは3チューナーW録に対応
- 便利機能は43E670R、省エネ性は43M550Rが優位
特に注目したいのは、倍速・ゲーム性能と音質の差です。
43E670Rは43V型ながら120Hz倍速や50W・5スピーカーの音響システムを搭載しており、43M550Rとは性能差がはっきりしています。
違い①:43E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
43E670Rと43M550Rの最も大きな違いのひとつが、倍速・ゲーム性能です。
| ゲーム・倍速機能 | 43E670R | 43M550R |
|---|---|---|
| 倍速 | 120Hz倍速 | - |
| 4K/120Hz入力 | 対応 | - |
| 144Hz VRR | 対応 | - |
| VRR | 対応 | - |
| AMD FreeSync Premium | 対応 | - |
| ゲームスムーズモード | 対応 | - |
| 瞬速ゲームモード | 対応 | 対応 |
| ALLM | 対応 | 対応 |
43E670Rは120Hz倍速に対応しているため、スポーツなど動きの速い映像をなめらかに表示しやすいのが特徴です。
さらに4K/120Hz入力やVRRに対応し、ゲームモードでは144Hz VRRにも対応しています。
43M550Rにも瞬速ゲームモードやALLMは搭載されていますが、4K/120Hz入力やVRRには対応していません。
スポーツをよく見る人や、PS5などのゲームを本格的に楽しみたい人は、43E670Rを選ぶメリットが大きいです。
違い②:43E670Rは映像処理・パネル性能が上
どちらも映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載していますが、画質関連の機能は43E670Rのほうが充実しています。
| 画質機能 | 43E670R | 43M550R |
|---|---|---|
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
| 超解像技術 | AI超解像技術 | - |
| パネル | 新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル | 全面直下型 LEDパネルモジュール |
| 広色域復元 | 3次元カラーリマスター | カラーリマスター |
| カラーイメージ コントロール | 32色軸リッチカラー イメージコントロール | - |
| プロユース映像設定 | 対応 | - |
43E670RにはAI超解像技術が搭載され、パネルも「新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル」です。
また、3次元カラーリマスターや32色軸リッチカラーイメージコントロールにも対応しています。
一方、43M550Rにもネット動画ビューティや地デジAIビューティ、おまかせAIピクチャーなどの高画質機能があります。
そのため普段の地デジやネット動画なら43M550Rも十分候補になりますが、映像のなめらかさや画質まで重視するなら43E670Rがおすすめです。
違い③:43E670Rは50W・5スピーカー、43M550Rは20W・2スピーカー
43V型では、音質の差もかなり大きくなっています。
| 音質 | 43E670R | 43M550R |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響システムZ | レグザパワー オーディオシステム |
| 音声実用最大出力 | 50W | 20W |
| メインスピーカー | 10W+10W | 10W+10W |
| トップスピーカー | 5W+5W | - |
| ウーファー | 20W | - |
| スピーカー数 | 5個 | 2個 |
| Dolby Atmos | 対応 | - |
43E670Rは、メインスピーカー2個に加えてトップスピーカー2個とウーファー1個を搭載した合計5スピーカー・50Wの構成です。
さらにDolby Atmosにも対応しています。
43M550Rはメインスピーカー2個、合計20Wのシンプルな構成です。
43V型テレビでは外付けサウンドバーを使わずテレビ本体だけで視聴する人も多いため、本体の音質を重視するなら43E670Rの優位性は大きいでしょう。
映画・音楽番組・ライブ映像などをテレビ本体のスピーカーで楽しみたいなら、50W・5スピーカーの43E670Rがおすすめです。
違い④:43E670Rは3チューナーW録に対応
地デジやBS・CS番組を録画する場合も違いがあります。
| 録画・チューナー | 43E670R | 43M550R |
|---|---|---|
| 地上デジタル | 3 | 2 |
| BS・110度CS | 3 | 2 |
| 4K衛星放送 | 2 | 2 |
| 通常録画 | BSも地デジも 3チューナーW録 | 2チューナーウラ録 |
43E670Rは地デジ・BS/110度CSデジタルをそれぞれ3チューナー搭載しており、番組を見ながら別の2番組を同時録画できます。
43M550Rは各2チューナーで、視聴中の番組とは別の1番組を録画する2チューナーウラ録です。
ドラマ・スポーツ・バラエティなどを頻繁に録画する家庭なら、43E670RのW録が便利です。
逆に録画をほとんどしない場合は、この違いを理由に43E670Rを選ぶ必要性は低くなります。
違い⑤:便利機能は43E670R、省エネ性は43M550Rが優位
便利機能は43E670Rのほうが充実していますが、消費電力や年間消費電力量は43M550Rのほうが小さくなっています。
| 比較項目 | 43E670R | 43M550R |
|---|---|---|
| ダブルウインドウ | 対応 | - |
| レグザAI快適リスニング | 対応 | - |
| 音声操作 | レグザAI ボイスナビゲーター | レグザボイス |
| 無線LAN | Wi-Fi 6対応 | Wi-Fi 5まで |
| 質量 スタンド含む | 9.0kg | 8.5kg |
| 消費電力 | 149W | 127W |
| 年間消費電力量 | 119kWh/年 | 96kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 2026年度基準 | 83% | 103% |
43E670Rは、2つの映像を同時表示できるダブルウインドウやレグザAI快適リスニング、レグザAIボイスナビゲーターなどに対応しています。
無線LANもWi-Fi 6に対応しています。
一方の43M550Rは、消費電力127W、年間消費電力量96kWh/年で、43E670Rより省エネです。
テレビを長時間使用する家庭や、機能より電気代・省エネ性能を重視する場合は43M550Rにメリットがあります。
- 便利機能重視 → 43E670R
- 省エネ性重視 → 43M550R
43E670Rと43M550Rの本体サイズは同じ
43E670Rと43M550Rは、スタンドを含む外形寸法が同じです。
| 43E670R | 43M550R | |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 43V型 | 43V型 |
| 画面寸法 | 94.1×52.9cm | 94.1×52.9cm |
| 外形寸法 スタンド含む | 95.7×60.6×22.6cm | 95.7×60.6×22.6cm |
| 質量 スタンド含む | 9.0kg | 8.5kg |
そのため、43E670Rから43M550R、または43M550Rから43E670Rへ変更しても、テレビ台に必要な設置スペースは基本的に同じです。
43M550Rのほうが0.5kg軽いものの、設置性については大きな差はありません。
43E670Rと43M550Rの価格・在庫の違い
性能面では43E670Rが上ですが、購入時には実売価格の差も重要です。
43E670Rは120Hz倍速、50W・5スピーカー、W録などを搭載する上位モデルのため、43M550Rより価格が高くなる傾向があります。
ただし、テレビの価格は販売店・セール・在庫・ポイント還元によって変動します。
43M550Rのほうが必ず安いとは限らないため、購入時点で両方の実売価格を確認してください。
価格差が小さい場合:倍速・ゲーム・音質・W録まで充実した43E670Rがおすすめ。
価格差が大きい場合:倍速やW録が不要なら43M550Rのコストパフォーマンスが高くなります。
43E670R
43M550R
※価格・在庫状況は販売店や時期によって変動します。購入前に各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
43E670Rと43M550Rの共通機能
ここまで違いを紹介しましたが、43E670Rと43M550Rには共通する機能も多くあります。
43M550Rを選んだからといって、REGZAの基本的な高画質・ネット動画機能が大きく不足するわけではありません。
どちらもレグザエンジンZRを搭載
43E670Rと43M550Rは、どちらも映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載しています。
地デジだけでなく、ネット動画などさまざまな映像を高画質化して表示します。
ネット動画ビューティに対応
どちらも「ネット動画ビューティ」を搭載しています。
YouTubeや動画配信サービスなど、ネット動画の特性に合わせて高画質化するため、ネット動画を見ることが多い人にも使いやすいテレビです。
地デジAIビューティに対応
地上デジタル放送には「地デジAIビューティ」が利用できます。
地デジ番組をよく見る場合も、どちらを選んでもREGZAの高画質処理を利用できます。
ナチュラルフェイストーンを搭載
どちらも「ナチュラルフェイストーン」に対応しています。
人肌を自然な質感で再現するため、ドラマ・映画・バラエティなど人物が中心の映像を見る場合にも適しています。
おまかせAIピクチャーに対応
43E670Rと43M550Rは、どちらも「おまかせAIピクチャー」を搭載しています。
視聴環境などに合わせて画質を自動調整してくれるため、細かな画質設定を自分で行わなくても使いやすいのがメリットです。
HDR10・Dolby Vision・HDR10+などに対応
HDR信号は、どちらも以下に対応しています。
- HDR10
- HLG HDR
- Dolby Vision
- HDR10+
対応する動画配信サービスや4Kコンテンツなどを高ダイナミックレンジ映像で楽しめます。
オーディオキャリブレーションに対応
どちらも「オーディオキャリブレーション」に対応しています。
部屋の音響特性に合わせてサウンドを自動調整する機能なので、設置場所に合わせた音を楽しめます。
また、以下の音質機能も共通しています。
- クリア音声
- おまかせAIサウンド
- Bluetooth
- レグザサウンドプロセスVIR
- レグザサウンドリマスター
- VIRイコライザー
AirPlay 2・スクリーンミラーリングに対応
43E670Rと43M550Rは、どちらもAirPlay 2やスクリーンミラーリングに対応しています。
対応するスマートフォンなどの映像をテレビの大画面に表示したい場合にも便利です。
ネット動画サービスに対応
どちらもネット動画視聴に対応しているため、地デジだけでなく動画配信サービスを中心にテレビを使いたい人にも向いています。
ネット動画を普通に楽しむことが目的なら、43M550Rでも十分候補になります。
ざんまいスマートアクセス・みるコレにも対応
録画番組やネット動画などから見たいコンテンツを探しやすくするREGZA独自の機能も、両モデルに搭載されています。
- ざんまいスマートアクセス
- シーン・出演者検索
- みるコレ
- みるコレのAIレコメンド
- レグザナビ
43E670RのほうがAIボイスナビゲーターなどは充実していますが、43M550Rにも基本的な検索・おすすめ機能は用意されています。
USBハードディスク録画に対応
どちらも別売のUSBハードディスクを接続して番組を録画できます。
録画できる番組数には違いがありますが、レコーダーを購入しなくてもテレビ番組を録画できる点は共通しています。
ゲーム向けの基本機能も共通
ゲーム性能は43E670Rが大きく上ですが、43M550Rにも基本的なゲーム機能があります。
- 瞬速ゲームモード
- ゲーミングメニュー
- オートゲームアジャスト
- ALLM
4K/120HzやVRRが必要な本格的なゲーム用途なら43E670Rですが、一般的なゲームプレイなら43M550Rも選択肢になります。
HDMI入力はどちらも4端子
HDMI入力端子はどちらも4系統あります。
レコーダー、ゲーム機、ストリーミング端末など複数の機器を接続したい場合にも使いやすい構成です。
43E670Rがおすすめの人
43E670Rは次のような人におすすめです。
- スポーツをなめらかな映像で見たい
- PS5などのゲームを本格的に楽しみたい
- 4K/120HzやVRRを使いたい
- 画質を重視したい
- テレビ本体の音質にもこだわりたい
- 映画やライブ映像を迫力ある音で楽しみたい
- 2番組を同時録画したい
- AI機能やダブルウインドウも使いたい
43V型でもテレビ性能に妥協したくない人は43E670Rがおすすめです。
120Hz倍速・144Hz VRRに加え、50W・5スピーカーの音響、W録まで備えているため、画質・音質・ゲーム・録画を幅広く重視する人に向いています。
43M550Rがおすすめの人
43M550Rは次のような人におすすめです。
- 購入価格を抑えたい
- 地デジやBSを見ることが中心
- YouTubeなどのネット動画をよく見る
- 120Hz倍速は必要ない
- 4K/120Hzゲームをしない
- W録を使わない
- テレビ本体の音質には強くこだわらない
- 消費電力を抑えたい
価格と基本性能のバランスを重視するなら43M550Rがおすすめです。
レグザエンジンZRやネット動画ビューティ、地デジAIビューティなどは搭載しているため、テレビ番組やネット動画を見ることが中心なら十分候補になります。
43E670Rと43M550Rについてよくある質問
- 43E670Rと43M550Rの一番大きな違いは?
-
大きな違いは、43E670Rが120Hz倍速に対応していることです。
さらに4K/120Hz入力や144Hz VRRにも対応しているため、スポーツやゲームを重視する場合は43E670Rがおすすめです。
- 43E670Rと43M550Rのサイズは同じ?
-
はい。スタンドを含む外形寸法は、どちらも幅95.7×高さ60.6×奥行22.6cmです。
質量は43E670Rが9.0kg、43M550Rが8.5kgなので、43M550Rのほうが0.5kg軽くなっています。
- 音質が良いのは43E670Rと43M550Rのどっち?
-
43E670Rです。
43E670Rは50W・5スピーカーの「重低音立体音響システムZ」でDolby Atmosにも対応しています。
43M550Rは20W・2スピーカーの「レグザパワーオーディオシステム」です。
- ゲームをするならどっち?
-
43E670Rがおすすめです。
4K/120Hz入力、VRR、144Hz VRR、AMD FreeSync Premiumなどに対応しています。
43M550Rにも瞬速ゲームモードやALLMはありますが、4K/120Hz入力とVRRには対応していません。
- 普通にテレビを見るだけなら43M550Rで十分?
-
地デジ・BSやネット動画を見ることが中心なら、43M550Rも十分候補になります。
120Hz倍速、上位の音響、W録などが必要なければ、43M550Rを選んで購入価格を抑える方法もあります。
- 省エネなのはどっち?
-
43M550Rです。
年間消費電力量は43E670Rが119kWh/年、43M550Rが96kWh/年です。
テレビを長時間使用する家庭では、43M550Rの省エネ性も選ぶポイントになります。
まとめ|43E670Rと43M550Rの違い
43E670Rと43M550Rの違いは、主に次の5つです。
- 43E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- 43E670Rは映像処理・パネル性能が上
- 43E670Rは50W・5スピーカー、43M550Rは20W・2スピーカー
- 43E670Rは3チューナーW録に対応
- 便利機能は43E670R、省エネ性は43M550Rが優位
性能重視なら43E670R。
120Hz倍速、ゲーム性能、画質、50W・5スピーカーの音質、W録を重視する人におすすめです。
価格・省エネ性重視なら43M550R。
地デジやネット動画を見ることが中心で、購入価格や消費電力を抑えたい人に向いています。
特に43E670Rと43M550Rの価格差が小さい場合は、性能差の大きい43E670Rを優先して検討するとよいでしょう。
一方で、倍速やW録を使わず価格差が大きい場合は、43M550Rのコストパフォーマンスが高くなります。
43E670R
43M550R
※価格・在庫状況は販売店や時期によって変動します。購入前に各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
ほかのサイズも比較する
43V型以外を検討している場合は、以下の比較ページも参考にしてください。




