REGZA(レグザ)の4K液晶テレビ「E670R」と「M550R」は、どちらもネット動画や地デジを高画質で楽しめるモデルです。
ただし、E670Rは120Hz倍速や144Hz VRR、AI超解像技術、重低音立体音響システムZなどを搭載した上位モデル。一方のM550Rは、必要な機能を押さえながら価格を抑えやすいエントリーモデルです。
この記事では、E670RとM550Rの違いを5つに絞って比較し、どちらがおすすめなのかを紹介します。
- E670Rがおすすめ:スポーツ・ゲーム・画質・音質・録画機能を重視する人
- M550Rがおすすめ:基本性能が充実した4K REGZAを価格重視で選びたい人
迷ったら「性能重視ならE670R、価格重視ならM550R」と考えると選びやすいです。
なお、E670RとM550Rには複数の画面サイズがあります。
43・50・55・65V型を検討している場合は、この記事でシリーズ全体の違いを確認したあと、サイズ別の比較ページを見るのがおすすめです。
E670RとM550Rの違いは5つ
E670RとM550Rの主な違いは次の5つです。
- E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- E670Rは映像処理機能が充実
- E670Rは音響システムが上位
- E670Rは3チューナーW録に対応
- E670RはAI・便利機能が充実
| 比較項目 | E670R | M550R |
|---|---|---|
| 位置づけ | 4K倍速液晶 スタンダードモデル | 4K液晶 エントリーモデル |
| 倍速 | 120Hz倍速 | 非対応 |
| ゲーム | 4K/120Hz 144Hz VRR対応 | 4K/120Hz・VRR非対応 |
| 超解像技術 | AI超解像技術 | - |
| パネル | 新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル | 全面直下型 LEDパネルモジュール |
| サウンド | 重低音立体音響システムZ | レグザパワーオーディオシステム |
| Dolby Atmos | 対応 | 非対応 |
| 地デジ・BS/CSチューナー | 各3 | 各2 |
| 通常録画 | BSも地デジも 3チューナーW録 | 2チューナーウラ録 |
| ダブルウインドウ | 対応 | 非対応 |
| AIボイスナビゲーター | 対応 | 非対応 |
ここから、それぞれの違いを詳しく見ていきます。
違い①:E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
最も大きな違いは、E670Rが120Hz倍速に対応していることです。
| E670R | M550R | |
|---|---|---|
| 倍速 | 120Hz倍速 | 非対応 |
| 4K/120Hz入力 | 対応 | 非対応 |
| VRR | 対応 | 非対応 |
| ゲームモード | 144Hz VRR対応 | 144Hz VRR非対応 |
| AMD FreeSync Premium | 対応 | 非対応 |
E670Rは、動きの速い映像をなめらかに表示しやすい120Hz倍速に対応しています。
スポーツ観戦はもちろん、PS5などのゲーム機を接続して遊ぶ場合にもE670Rが有利です。
- スポーツをよく見る
- 動きの速い映像をなめらかに見たい
- PS5などでゲームを楽しみたい
- テレビを数年間使うのでゲーム性能にも余裕がほしい
ゲームやスポーツを重視するなら、E670Rを選ぶメリットは大きいです。
違い②:E670Rは映像処理機能が充実
どちらも映像処理エンジンには「レグザエンジンZR」を搭載していますが、映像処理機能はE670Rのほうが充実しています。
| 映像機能 | E670R | M550R |
|---|---|---|
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
| 超解像技術 | AI超解像技術 | - |
| パネル | 新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル | 全面直下型 LEDパネルモジュール |
| 広色域復元 | 3次元カラーリマスター | カラーリマスター |
| カラーイメージ コントロール | 32色軸リッチカラー イメージコントロール | - |
E670RはAI超解像技術を搭載し、パネルも「新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル」です。
一方、M550Rにもネット動画ビューティ、地デジAIビューティ、ナチュラルフェイストーン、おまかせAIピクチャーなどが搭載されています。
そのためM550Rも一般的なテレビ視聴やネット動画を見るには十分な高画質機能を備えていますが、より画質にこだわるならE670Rが向いています。
違い③:E670Rは音響システムが上位
テレビ本体の音質にも大きな違いがあります。
| E670R | M550R | |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響システムZ | レグザパワーオーディオシステム |
| Dolby Atmos | 対応 | 非対応 |
| ウーファー | 搭載 | 非搭載 |
| トップスピーカー | 搭載 | 非搭載 |
E670Rはメインスピーカーに加えて、トップスピーカーやウーファーを搭載した「重低音立体音響システムZ」を採用しています。
Dolby Atmosにも対応しているため、映画やライブ映像などをテレビ本体のスピーカーで楽しみたい人に向いています。
M550Rはシンプルな「レグザパワーオーディオシステム」です。
なお、音声実用最大出力は画面サイズによって異なるため、購入予定のサイズが決まっている場合は後述するサイズ別比較ページで確認してください。
違い④:E670Rは3チューナーW録に対応
テレビ番組をUSBハードディスクへ録画することが多い人は、チューナー数の違いにも注目です。
| E670R | M550R | |
|---|---|---|
| 地上デジタル | 3 | 2 |
| BS・110度CS | 3 | 2 |
| 通常録画 | BSも地デジも 3チューナーW録 | 2チューナーウラ録 |
E670Rなら、番組を視聴しながら別の2番組を同時録画できます。
複数のドラマやスポーツ番組など、放送時間が重なる番組を録画することが多い人には便利です。
一方、録画をそれほど使わない人ならM550Rでも大きな不満は出にくいでしょう。
テレビ番組をよく録画するならE670R。
録画をたまに使う程度ならM550Rでも十分です。
違い⑤:E670RはAI・便利機能が充実
E670Rには、M550Rにはない便利機能も搭載されています。
| 便利機能 | E670R | M550R |
|---|---|---|
| ダブルウインドウ | 対応 | - |
| レグザAI快適リスニング | 対応 | - |
| レグザボイス | AIボイスナビゲーター | レグザボイス |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6対応 | IEEE802.11acまで |
なかでもE670Rの「ダブルウインドウ」は、2つの映像を同時に表示したい場合に便利です。
また、レグザAI快適リスニングやレグザAIボイスナビゲーターなど、テレビをより快適に使うための機能もE670Rのほうが充実しています。
テレビを単に見るだけでなく、操作性や便利機能まで重視するならE670Rがおすすめです。
E670RとM550Rの価格・在庫の違い
E670RはM550Rより上位の機能を搭載しているため、基本的にはE670Rのほうが高価格帯になります。
ただし、テレビの実売価格は画面サイズや販売店、セール、ポイント還元などによって大きく変わります。
「M550Rのほうが必ず安い」とは決めつけず、購入時点の実売価格を比較して判断するのがおすすめです。
| E670R | M550R | |
|---|---|---|
| 価格傾向 | 高め | 抑えやすい |
| 向いている人 | 性能重視 | 価格重視 |
価格差が小さければ、倍速・音質・録画機能などが充実したE670Rのコストパフォーマンスが高くなります。
一方、価格差が大きく、ゲームやW録などを使わないならM550Rを選んで購入価格を抑えるのもおすすめです。
※価格・在庫は販売店や時期によって変動します。購入前に各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
E670RとM550Rはどっちがおすすめ?
E670Rがおすすめの人
- スポーツをなめらかな映像で見たい
- PS5などのゲームを高性能なテレビで楽しみたい
- 画質を重視する
- テレビ本体の音質にもこだわりたい
- 2番組を同時録画したい
- AI機能や便利機能も重視する
テレビの性能を重視するならE670Rがおすすめです。
特に120Hz倍速・144Hz VRR、重低音立体音響システムZ、3チューナーW録は、M550Rとの大きな差になります。
M550Rがおすすめの人
- 購入価格をできるだけ抑えたい
- ゲーム性能にはあまりこだわらない
- テレビ番組やネット動画を見るのが中心
- W録は必要ない
- 基本性能が充実したREGZAがほしい
価格を重視するならM550Rがおすすめです。
倍速や上位の音響機能が不要なら、M550Rでもネット動画や地デジを楽しむための基本機能はしっかり搭載されています。
43・50・55・65型はサイズ別に比較
E670RとM550Rには複数の画面サイズがあります。
テレビを購入するときは、シリーズ全体の性能差だけでなく、購入予定の画面サイズで本体寸法・重量・消費電力・音声出力・実売価格などを比較することが重要です。
43・50・55・65V型については、それぞれ同じサイズ同士で詳しく比較しています。
| サイズ | 比較するモデル | 比較ページ |
|---|---|---|
| 43V型 | 43E670R 43M550R | 43E670Rと43M550Rの違いを見る |
| 50V型 | 50E670R 50M550R | 50E670Rと50M550Rの違いを見る |
| 55V型 | 55E670R 55M550R | 55E670Rと55M550Rの違いを見る |
| 65V型 | 65E670R 65M550R | 65E670Rと65M550Rの違いを見る |
購入する画面サイズが決まっている場合は、サイズ別ページを先に見るのがおすすめです。
同じ画面サイズ同士で価格や本体サイズまで比較できるため、どちらを買うべきか判断しやすくなります。
E670RとM550Rの共通点
E670Rのほうが上位モデルですが、M550RにもREGZAの主要な機能が搭載されています。
- 4K液晶パネル(3840×2160)
- レグザエンジンZR
- 全面直下型LED
- 広色域LED
- ナチュラルフェイストーン
- ネット動画ビューティ
- 地デジAIビューティ
- おまかせAIピクチャー
- HDR10・HLG・Dolby Vision・HDR10+対応
- オーディオキャリブレーション
- Bluetooth対応
- AirPlay 2
- スクリーンミラーリング
- ネット動画対応
- USBハードディスク録画
- 瞬速ゲームモード
- ALLM
テレビ番組やNetflix、YouTubeなどのネット動画を見ることが中心なら、M550Rでも十分候補になります。
そのうえで、倍速・ゲーム・音質・録画機能にどこまで予算をかけるかで選ぶとよいでしょう。
E670RとM550Rの違いについてよくある質問
- E670RとM550Rの一番大きな違いは?
-
大きな違いは、E670Rが120Hz倍速に対応していることです。
E670Rはゲームモードで144Hz VRRにも対応しているため、スポーツやゲームなど動きの速い映像を重視するならE670Rがおすすめです。
- 普通にテレビを見るだけならM550Rで十分?
-
地デジやBS放送、YouTubeやNetflixなどのネット動画を見ることが中心なら、M550Rも十分候補になります。
倍速・上位音響・W録などを必要としない場合は、M550Rを選んで購入価格を抑える方法もあります。
- ゲームをするならE670RとM550Rのどっち?
-
E670Rがおすすめです。
E670Rは4K/120Hz入力やVRRに対応し、ゲームモードでは144Hz VRRにも対応しています。M550Rは4K/120Hz入力とVRRには対応していません。
- 音質が良いのはどっち?
-
E670Rです。
E670Rは「重低音立体音響システムZ」を搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。
M550Rは「レグザパワーオーディオシステム」を採用しています。
- E670RとM550Rで迷ったらどちらを選べばいい?
-
価格差が許容できるならE670Rがおすすめです。
120Hz倍速、ゲーム性能、音響、W録など、購入後に追加できないテレビ本体の性能が充実しています。
一方、それらの機能をほとんど使わず、価格を優先するならM550Rがおすすめです。
まとめ:性能ならE670R、価格ならM550R
E670RとM550Rの違いをまとめると、次の5つです。
- E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- E670Rは映像処理機能が充実
- E670Rは音響システムが上位
- E670Rは3チューナーW録に対応
- E670RはAI・便利機能が充実
性能重視ならE670R。
120Hz倍速・ゲーム性能・画質・音質・録画機能を重視する人におすすめです。
価格重視ならM550R。
地デジやネット動画を中心に楽しみ、できるだけ購入価格を抑えたい人に向いています。
ただし、実際の価格差や本体サイズなどは画面サイズによって変わります。
43・50・55・65V型を検討している人は、次のサイズ別比較ページで最終確認してください。
※仕様はREGZA公式サイトの情報をもとにしています。価格・在庫状況は販売店や時期によって異なります。


