シャープの加湿空気清浄機「KI-SX100」と「KI-UX100」。どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載していますが、AI制御・加湿能力・お手入れ機能などに違いがあります。
特にKI-UX100は最大加湿量が1,100mL/hに向上し、本体もスリムになりました。一方、KI-SX100にはプレフィルター自動掃除機能があります。
この記事では、両モデルの違いを比較表とグラフで整理し、加湿量・年間電気代・設置サイズまで詳しく比較します。
KI-SX100とKI-UX100の違い【結論】
KI-SX100とKI-UX100の主な違いは、次の6つです。
- AIモニターとAI AUTOの違い
- 最大加湿量と加湿適用床面積の違い
- お手入れ機能の違い
- 本体サイズ・重量の違い
- 消費電力と年間電気代の違い
- デザイン・カラーの違い
先に結論!どちらがおすすめ?
KI-UX100がおすすめの人
- 加湿量の多さを重視する人
- 空気中の粒子数を数値で確認したい人
- 加湿フィルターの洗浄を楽にしたい人
- 奥行の小さい本体を選びたい人
KI-SX100がおすすめの人
- プレフィルターの自動掃除を重視する人
- 最大1,000mL/hの加湿量で十分な人
- 基本的な空気清浄能力を重視する人
- 購入価格を比較して選びたい人
結論:加湿能力とAIモニターを重視するならKI-UX100、プレフィルター自動掃除を重視するならKI-SX100が候補です。基本的な空気清浄性能は共通しているため、実際の販売価格も比較して選びましょう。
KI-SX100とKI-UX100のスペック比較表
まずは、両モデルの仕様を一覧で比較します。
加湿能力・AI制御・お手入れ機能は違いますが、空気清浄適用床面積や8畳の清浄時間は共通しています。
そのため、どちらが適しているかは、空気清浄以外の機能や購入価格まで含めて判断するとよいでしょう。
KI-SX100とKI-UX100の6つの違いを詳しく比較
ここからは、6つの違いを順番に解説します。加湿量・年間電気代・本体サイズについては、数値の差が分かるグラフも掲載しています。
違い① AIモニターとAI AUTOの違い
KI-UX100は、AIモニターとAI AUTOを搭載している点が特徴です。
| 機能 | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| 空気の見える化 | 微小粒子・PM2.5濃度表示(目安)など | AIモニターによる粒子数表示・粒子数履歴など |
| 自動運転 | おまかせ運転 | AI AUTO |
| 粒子数の履歴表示 | ― | 30分間の履歴表示 |
KI-SX100も空気の汚れを検知し、PM2.5相当の濃度を目安として表示できます。
一方、KI-UX100はAIモニターによって粒子数や履歴を確認できるため、空気がきれいになっていく様子をより詳しく把握できます。
空気の状態を数値や履歴で確認したい人にはKI-UX100。一般的な自動運転と空気の汚れの表示で十分なら、KI-SX100も候補になります。
違い② 加湿能力の違い|グラフで比較
加湿能力はKI-UX100の方が高く、最大加湿量は1時間あたり100mL増えています。
| 運転モード | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| 強 | 1,000mL/h | 1,100mL/h |
| 中 | 810mL/h | 930mL/h |
| 静音 | 330mL/h | 330mL/h |
加湿量の比較グラフ
単位:mL/h(数値が大きいほど加湿量が多い)
強運転
中運転
静音運転
※シャープ公式仕様をもとに作成。最大値1,100mL/hを100%として表示。
グラフを見ると、強運転ではKI-UX100が10%、中運転では約14.8%加湿量が多くなっています。
一方、静音運転ではどちらも330mL/hで差はありません。
そのため、常に静音運転で使用する場合は、加湿量の違いだけでKI-UX100を選ぶ理由は小さくなります。
加湿適用床面積にも違いがある
| 住宅・部屋 | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| プレハブ洋室 | 28畳まで | 31畳まで |
| 木造和室 | 17畳まで | 19畳まで |
KI-UX100は、プレハブ洋室で3畳、木造和室で2畳、加湿適用床面積の目安が広くなっています。
乾燥しやすい広めのリビングで使用するならKI-UX100の加湿能力が魅力です。ただし、実際の加湿効果は部屋の構造・温度・湿度などによって変わります。
違い③ お手入れ機能の違い
両モデルは、お手入れを補助する機能が異なります。
| 比較項目 | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| 特徴的な機能 | プレフィルター自動掃除 | 加湿内部洗浄 |
| 対象 | プレフィルター | 加湿フィルター |
| 主な目的 | ホコリの蓄積を抑える | 加湿フィルターの洗浄を補助する |
KI-SX100はプレフィルター自動掃除
KI-SX100は、プレフィルターを定期的に自動掃除する機能を搭載しています。
プレフィルターに付着したホコリを取り除くことで、目詰まりを抑え、集じん性能の維持をサポートします。
フィルター掃除の手間を減らしたい人にとって、選ぶ理由になる機能です。
KI-UX100は加湿内部洗浄
KI-UX100は、加湿フィルターを自動で洗浄する「加湿内部洗浄」を搭載しています。
クエン酸と水を使用して洗浄を行い、加湿フィルターのお手入れを補助します。
ただし、洗浄後はすすぎ洗いが必要です。すべてのお手入れが自動で完結するわけではありません。
プレフィルターの掃除を重視するならKI-SX100、加湿フィルターの洗浄を重視するならKI-UX100がおすすめです。どちらも通常のお手入れが不要になるわけではありません。
違い④ 本体サイズ・重量の違い|グラフで比較
KI-UX100はKI-SX100より奥行が40mm小さく、重量も約2kg軽くなっています。
| 比較項目 | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| 幅 | 427mm | 427mm |
| 奥行 | 345mm | 305mm |
| 高さ | 700mm | 700mm |
| 重量 | 約16kg | 約14kg |
本体の奥行を比較
単位:mm(小さいほど奥行がコンパクト)
KI-SX100
KI-UX100
KI-UX100は奥行40mm減
本体重量を比較
単位:kg(小さいほど軽い)
KI-SX100
KI-UX100
KI-UX100は約2kg軽量
幅と高さは共通ですが、奥行はKI-UX100が約11.6%小さくなっています。
設置する場所の奥行に余裕がない場合は、KI-UX100の方が置きやすい可能性があります。
また、本体重量は約2kgの差があるため、掃除や模様替えで本体を動かす場合にも確認しておきたいポイントです。
違い⑤ 消費電力と年間電気代の違い|グラフで比較
KI-SX100とKI-UX100の消費電力を、加湿空気清浄運転で比較します。
| 運転モード | KI-SX100 | KI-UX100 |
|---|---|---|
| 強 | 70W | 62W |
| 中 | 57W | 59W |
| 静音 | 9.0W | 8.5W |
強運転と静音運転ではKI-UX100の方が消費電力が小さく、中運転ではKI-SX100の方が小さくなっています。
年間電気代の試算条件
電気代の計算条件
- 電気料金:31円/kWh
- 使用時間:1日8時間
- 年間使用日数:365日
- 運転方式:加湿空気清浄
- 無線モジュール停止・モニターランプ通常時の消費電力で計算
計算式:消費電力(W)÷1,000×8時間×365日×31円
年間電気代をグラフで比較
年間電気代の比較グラフ
1日8時間・365日・31円/kWhで試算
強運転
中運転
静音運転
※金額は独自試算の概算。棒の長さは最大約6,336円を基準に表示し、静音運転は数値を読みやすくするため最小表示幅を設けています。
| 運転 | KI-SX100 | KI-UX100 | 年間差額 |
|---|---|---|---|
| 強 | 約6,336円 | 約5,613円 | UX100が約724円安い |
| 中 | 約5,161円 | 約5,341円 | SX100が約181円安い |
| 静音 | 約815円 | 約769円 | UX100が約45円安い |
強運転を1日8時間使う場合、KI-UX100の方が年間約724円安くなる計算です。
一方、中運転ではKI-SX100が年間約181円安く、静音運転ではKI-UX100が年間約45円安くなります。
つまり、KI-UX100の方がすべての運転モードで電気代が安いわけではありません。
本体価格の差は電気代で回収できる?
強運転での年間電気代の差は約724円です。
仮に購入価格が1万円違う場合、強運転での電気代差だけで1万円を回収するには約14年かかる計算です。
ただし、これは強運転を1日8時間使い続けると仮定した単純計算で、実際の使用状況や自動運転中の消費電力、将来の電気料金の変化は考慮していません。
電気代だけを理由にKI-UX100を選ぶよりも、加湿能力・AIモニター・お手入れ機能の違いも含めて検討するとよいでしょう。
強運転ではKI-UX100が省エネですが、年間差額は約724円です。購入価格に大きな差がある場合、電気代の違いだけでは価格差を埋めにくいと考えられます。
違い⑥ デザイン・カラーの違い
本体カラーにも違いがあります。
| 型番 | カラー |
|---|---|
| KI-SX100-W | ホワイト系 |
| KI-UX100-H | グレー系 |
ホワイト系のKI-SX100とグレー系のKI-UX100では、設置したときの印象も異なります。
空気清浄機はリビングに長時間設置することが多いため、家具や壁紙との相性も確認しておくとよいでしょう。
KI-SX100とKI-UX100の共通点
ここまで違いを比較しましたが、両モデルには共通する基本性能もあります。
空気清浄の基本性能は共通
| 項目 | 共通する仕様 |
|---|---|
| プラズマクラスター | NEXT |
| プラズマクラスター適用床面積の目安 | 約23畳 |
| 空気清浄適用床面積の目安 | 46畳まで |
| 8畳の空気清浄時間 | 6分 |
| 空気清浄・強運転時の風量 | 10m³/分 |
| 水タンク容量 | 約4.3L |
| 静電HEPAフィルター | 搭載 |
| COCORO AIR | 対応 |
空気清浄適用床面積は両モデルとも46畳までで、8畳を清浄する時間も6分です。
また、どちらもプラズマクラスターNEXTを搭載しています。
基本的な空気清浄能力の公表値が共通している点は、KI-SX100を検討するうえで重要です。
加湿空気清浄機としての基本機能も共通
両モデルとも気化方式の加湿機能を搭載し、水タンク容量は約4.3Lです。
また、ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度のセンサーを搭載しています。
基本性能が共通しているため、加湿能力やお手入れ機能に強いこだわりがない場合は、購入価格も重要な判断材料になります。
KI-SX100とKI-UX100はどちらがおすすめ?
ここまで比較した内容から、それぞれにおすすめの人を整理します。
KI-SX100がおすすめの人
- プレフィルター自動掃除を重視する人
- 最大1,000mL/hの加湿量で十分な人
- 基本的な空気清浄能力を重視する人
- PM2.5濃度の目安表示などがあれば十分な人
- 購入価格を比較して選びたい人
KI-SX100は、最大1,000mL/hの加湿量とプレフィルター自動掃除機能を備えています。
空気清浄適用床面積や8畳の清浄時間はKI-UX100と共通なので、基本的な空気清浄能力を重視する場合にも候補になります。
ただし、旧モデルが必ず安いとは限りません。在庫状況や販売価格を確認してから選びましょう。
KI-UX100がおすすめの人
- 強・中運転での加湿量を重視する人
- 広めの部屋で加湿空気清浄機を使いたい人
- AIモニターで空気の状態を詳しく確認したい人
- 加湿フィルターの洗浄を楽にしたい人
- 奥行の小さいモデルを探している人
- 本体重量の軽さを重視する人
KI-UX100は最大加湿量1,100mL/hで、AIモニターや加湿内部洗浄も搭載しています。
加湿能力・見える化・本体のコンパクトさを重視する場合に検討したいモデルです。
KI-UX100
KI-SX100とKI-UX100のよくある質問
まとめ|KI-SX100とKI-UX100の違い
KI-SX100とKI-UX100の違いを比較しました。
| 重視するポイント | 検討したいモデル |
|---|---|
| 加湿量の多さ | KI-UX100 |
| AIモニター | KI-UX100 |
| 加湿内部洗浄 | KI-UX100 |
| 奥行のコンパクトさ | KI-UX100 |
| プレフィルター自動掃除 | KI-SX100 |
| 基本的な空気清浄能力 | 公表値は共通 |
| 購入価格 | 販売店で比較 |
加湿能力とAIモニターを重視するならKI-UX100、プレフィルター自動掃除を重視するならKI-SX100。
空気清浄の基本性能は共通しているため、現在の販売価格と在庫状況も比較して、自分の使い方に合うモデルを選びましょう。
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