REGZA(レグザ)の55V型4K液晶テレビ「55E670R」と「55M550R」。
どちらもレグザエンジンZRや全面直下型LED、ネット動画ビューティなどを搭載していますが、倍速・ゲーム性能・画質・音質・録画機能などには大きな違いがあります。
先に結論をいうと、性能を重視するなら55E670R、価格と省エネ性を重視するなら55M550Rがおすすめです。
- 55E670Rがおすすめ:スポーツ・ゲーム・画質・音質・録画機能を重視する人
- 55M550Rがおすすめ:価格を抑えたい人、地デジやネット動画を見ることが中心の人
この記事では、55E670Rと55M550Rの違い5つと価格・在庫、共通機能を詳しく比較します。
E670RシリーズとM550Rシリーズ全体の違いを確認したい場合は、以下の記事をご覧ください。
55E670Rと55M550Rの違いは5つ
55E670Rと55M550Rの主な違いは、次の5つです。
- 55E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- 55E670Rは映像処理・パネル性能が上
- 55E670Rは60W・5スピーカー、55M550Rは20W・2スピーカー
- 55E670Rは3チューナーW録に対応
- 便利機能は55E670R、省エネ性は55M550Rが優位
特に大きな違いは、120Hz倍速・ゲーム性能と、60W対20Wとなる音響性能です。
55V型はリビングのメインテレビとして使いやすいサイズなので、スポーツ・映画・ゲームなどを幅広く楽しむなら55E670Rの上位機能を活かしやすいでしょう。
違い①:55E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
55E670Rと55M550Rの大きな違いが、倍速・ゲーム性能です。
| 倍速・ゲーム機能 | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| 120Hz倍速 | 対応 | 非対応 |
| 4K/120Hz入力 | 対応 | 非対応 |
| VRR | 対応 | 非対応 |
| 144Hz VRR | 対応 | 非対応 |
| AMD FreeSync Premium | 対応 | 非対応 |
| ゲームスムーズモード | 対応 | 非対応 |
| 瞬速ゲームモード | 対応 | 対応 |
| ゲーミングメニュー | 対応 | 対応 |
| ALLM | 対応 | 対応 |
55E670Rは120Hz倍速に対応しているため、スポーツなど動きの速い映像をなめらかに表示しやすいのが特徴です。
さらに4K/120Hz入力やVRR、AMD FreeSync Premiumに対応し、ゲームモードでは144Hz VRRにも対応しています。
55M550Rにも瞬速ゲームモード、ゲーミングメニュー、ALLMなどは搭載されていますが、4K/120Hz入力やVRRには対応していません。
55V型の大画面でスポーツを楽しみたい人や、PS5などのゲーム機の性能を活かしたい人は、55E670Rがおすすめです。
違い②:55E670Rは映像処理・パネル性能が上
どちらも映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載していますが、映像処理・パネル関連の機能は55E670Rのほうが充実しています。
| 画質機能 | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
| 超解像技術 | AI超解像技術 | - |
| パネル | 新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル | 全面直下型 LEDパネルモジュール |
| 広色域 | 広色域LED | 広色域LED |
| 広色域復元 | 3次元カラーリマスター | カラーリマスター |
| カラーイメージ コントロール | 32色軸リッチカラー イメージコントロール | - |
| プロユース映像設定機能 | 対応 | 非対応 |
55E670RにはAI超解像技術を搭載し、パネルには「新開発 全面直下型 高輝度LEDパネル」を採用しています。
さらに3次元カラーリマスターや32色軸リッチカラーイメージコントロールにも対応しています。
55M550Rにも、ネット動画ビューティ、地デジAIビューティ、おまかせAIピクチャーなどの高画質機能は搭載されています。
そのため地デジやネット動画を見ることが中心なら55M550Rも十分候補ですが、55V型の大画面で画質や動きのなめらかさまで重視するなら55E670Rがおすすめです。
違い③:55E670Rは60W・5スピーカー、55M550Rは20W・2スピーカー
55V型では、音響性能にも大きな差があります。
| 音質 | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響システムZ | レグザパワー オーディオシステム |
| 音声実用最大出力 | 60W | 20W |
| メインスピーカー | 10W+10W | 10W+10W |
| トップスピーカー | 10W+10W | - |
| ウーファー | 20W | - |
| スピーカー数 | 5個 | 2個 |
| Dolby Atmos | 対応 | 非対応 |
| 高遮断クロスオーバー フィルター | 対応 | 非対応 |
55E670Rは、メインスピーカー2個、トップスピーカー2個、ウーファー1個を搭載した合計5スピーカー・60Wの構成です。
Dolby Atmosにも対応しているため、映画やライブ映像などをテレビ本体のスピーカーで楽しみたい人にも向いています。
55M550Rは、メインスピーカー2個・合計20Wの「レグザパワーオーディオシステム」です。
55E670Rは60W・5スピーカー、55M550Rは20W・2スピーカー。
55V型をリビングのメインテレビとして使い、外付けサウンドバーなしで映画やライブを楽しみたいなら55E670Rが有利です。
違い④:55E670Rは3チューナーW録に対応
地デジやBS・CS番組を録画する場合は、チューナー数にも違いがあります。
| 録画・チューナー | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| 4K衛星放送 | 2 | 2 |
| 地上デジタル | 3 | 2 |
| BS・110度CS | 3 | 2 |
| 通常録画 | BSも地デジも 3チューナーW録 | 2チューナーウラ録 |
55E670Rは、地上デジタルとBS・110度CSデジタルをそれぞれ3チューナー搭載しています。
別売のUSBハードディスクを接続すれば、番組を視聴しながら別の2番組を同時録画できます。
55M550Rは各2チューナーなので、通常録画は2チューナーウラ録です。
- 家族で複数の番組を録画する → 55E670R
- 録画は1番組できれば十分 → 55M550RでもOK
違い⑤:便利機能は55E670R、省エネ性は55M550Rが優位
AIや便利機能は55E670Rのほうが充実していますが、省エネ性は55M550Rが優れています。
| 比較項目 | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| ダブルウインドウ | 対応 | 非対応 |
| レグザAI 快適リスニング | 対応 | 非対応 |
| 音声操作 | レグザAI ボイスナビゲーター | レグザボイス |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5まで |
| 質量 スタンド含む | 16.0kg | 13.5kg |
| 消費電力 | 185W | 152W |
| 年間消費電力量 | 142kWh/年 | 123kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 2026年度基準 | 86% | 100% |
55E670Rは、2つの映像を同時に表示できるダブルウインドウや、レグザAI快適リスニング、レグザAIボイスナビゲーターに対応しています。
無線LANもWi-Fi 6に対応しています。
一方の55M550Rは、消費電力152W、年間消費電力量123kWh/年で、55E670Rより消費電力を抑えられています。
- AI・便利機能を重視 → 55E670R
- 省エネ性を重視 → 55M550R
55E670Rと55M550Rのサイズ・重量を比較
55E670Rと55M550Rは、スタンドを含む外形寸法が同じです。
| 比較項目 | 55E670R | 55M550R |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 55V型 | 55V型 |
| 画面寸法 | 121.0×68.0cm | 120.8×68.0cm |
| 外形寸法 スタンド含む | 122.6×76.1×28.7cm | 122.6×76.1×28.7cm |
| 質量 スタンド含む | 16.0kg | 13.5kg |
| 本体のみの質量 | 15.4kg | 12.9kg |
スタンドを含む外形寸法は、どちらも幅122.6×高さ76.1×奥行28.7cmです。
そのため、テレビ台などに必要な設置スペースは基本的に同じです。
一方、55M550Rはスタンド込み13.5kgで、55E670Rの16.0kgより2.5kg軽いのが特徴です。
設置や移動のしやすさを重視する場合は55M550Rが有利ですが、普段テレビを移動しないのであれば、それほど大きな選択理由にはならないでしょう。
55E670Rと55M550Rの価格・在庫の違い
55E670Rは、120Hz倍速・4K/120Hz入力・60W音響・W録などを搭載する上位モデルです。
そのため、基本的には55M550Rより高価格になりやすいと考えられます。
ただし、テレビの価格は販売店の在庫状況やセール、ポイント還元によって変動します。
55M550Rのほうが必ず安いとは限らないため、購入時点の実売価格を両方確認するのがおすすめです。
価格差が小さい場合:120Hz倍速・ゲーム性能・60W音響・W録などが充実した55E670Rがおすすめです。
価格差が大きい場合:倍速や上位音響、W録を使わないなら55M550Rを選んで購入費用を抑えるのもおすすめです。
55E670R
55M550R
※価格・在庫状況は販売店や時期によって変動します。購入前に各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
55E670Rと55M550Rの共通機能
55E670Rのほうが上位モデルですが、55M550RにもREGZAの主要な高画質・ネット動画・録画機能が搭載されています。
倍速や高性能な音響を必要としないなら、55M550Rでも十分候補になります。
どちらもレグザエンジンZRを搭載
55E670Rと55M550Rは、どちらも映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載しています。
地デジやネット動画など、さまざまな映像をREGZA独自の映像処理によって高画質化します。
ネット動画ビューティに対応
どちらも「ネット動画ビューティ」に対応しています。
YouTubeなどのネット動画を55V型の大画面で楽しみたい人にも使いやすいテレビです。
55E670Rにはさらにネット動画バンディングスムーサーが搭載されていますが、基本的なネット動画高画質機能は55M550Rにもあります。
地デジAIビューティに対応
55E670Rと55M550Rは、どちらも「地デジAIビューティ」に対応しています。
地上デジタル放送を見ることが多い家庭でも、どちらを選んでもREGZAの高画質処理を利用できます。
ナチュラルフェイストーンを搭載
どちらも「ナチュラルフェイストーン」に対応しています。
人肌を自然な質感で再現するため、ドラマ・映画・バラエティなど人物が中心の映像を見る場合にも適しています。
おまかせAIピクチャーに対応
55E670Rと55M550Rは、どちらも「おまかせAIピクチャー」に対応しています。
視聴環境などに合わせて画質を自動調整するため、細かな画質設定を自分で行わなくても使いやすいのがメリットです。
HDR10・Dolby Vision・HDR10+などに対応
HDR信号は、どちらも以下の規格に対応しています。
- HDR10
- HLG HDR
- Dolby Vision
- HDR10+
対応するネット動画や4KコンテンツなどをHDR映像で楽しめます。
広色域LEDを採用
55E670Rと55M550Rは、どちらも広色域LEDを採用しています。
色彩豊かな映像を楽しむための基本性能は、55M550Rにも備わっています。
オーディオキャリブレーションに対応
音響システムそのものは55E670Rが上ですが、どちらも「オーディオキャリブレーション」に対応しています。
部屋の音響特性に合わせてサウンドを自動調整できる機能です。
そのほか、次の音質機能も共通しています。
- クリア音声
- おまかせAIサウンド
- Bluetooth
- レグザサウンドプロセスVIR
- レグザサウンドリマスター
- VIRイコライザー
AirPlay 2・スクリーンミラーリングに対応
どちらもAirPlay 2やスクリーンミラーリングに対応しています。
対応するスマートフォンなどの映像を55V型の大画面で楽しみたい場合にも便利です。
ネット動画サービスを楽しめる
55E670Rと55M550Rは、どちらもネット動画視聴に対応しています。
地デジだけでなく、動画配信サービスを大画面で楽しみたい人にも適しています。
ネット動画や地デジを見ることが中心なら、価格を抑えやすい55M550Rでも十分候補になります。
ざんまいスマートアクセス・みるコレに対応
録画番組やネット動画などから見たいコンテンツを探しやすくするREGZA独自機能も共通しています。
- ざんまいスマートアクセス
- シーン・出演者検索
- みるコレ
- みるコレのAIレコメンド
- レグザナビ
55E670RにはさらにAIボイスナビゲーターやAI快適リスニングなどがありますが、55M550Rにも基本的な検索・おすすめ機能は用意されています。
USBハードディスク録画に対応
どちらも別売のUSBハードディスクを接続してテレビ番組を録画できます。
同時録画できる番組数には違いがありますが、別途レコーダーを購入しなくても番組録画ができる点は共通しています。
基本的なゲーム機能はどちらにも搭載
ゲーム性能は55E670Rのほうが大きく上ですが、55M550Rにも基本的なゲーム機能があります。
- 瞬速ゲームモード
- 映像遅延時間短縮
- ゲーミングメニュー
- オートゲームアジャスト
- ALLM
4K/120HzやVRRを活用したい場合は55E670Rですが、一般的なゲームプレイなら55M550Rも選択肢になります。
HDMI入力はどちらも4端子
HDMI入力端子は、55E670Rと55M550Rのどちらも4系統です。
レコーダー、ゲーム機、ストリーミング端末など複数の機器を接続したい場合にも便利です。
色温度センサー・明るさセンサーを搭載
どちらも色温度センサーと明るさセンサーを搭載しています。
周囲の視聴環境に合わせてテレビを使いやすくする基本的な快適機能は、55M550Rにも備わっています。
55E670Rがおすすめの人
55E670Rは、次のような人におすすめです。
- 55V型をリビングのメインテレビとして使いたい
- スポーツをなめらかな映像で楽しみたい
- PS5などのゲームを本格的に楽しみたい
- 4K/120HzやVRRを使いたい
- 画質にこだわりたい
- テレビ本体の音質を重視したい
- 映画やライブを迫力ある音で楽しみたい
- 2番組を同時録画したい
- AI機能やダブルウインドウも使いたい
55V型で画質・音質・ゲーム・録画性能まで重視するなら55E670Rがおすすめです。
120Hz倍速・144Hz VRRに加え、60W・5スピーカーの音響、W録などを備えているため、リビングのメインテレビとして幅広く使えます。
55M550Rがおすすめの人
55M550Rは、次のような人におすすめです。
- 55V型テレビをできるだけ安く購入したい
- 地デジ・BSを見ることが中心
- YouTubeなどのネット動画をよく見る
- 120Hz倍速は必要ない
- 4K/120HzやVRRを使ったゲームをしない
- 2番組の同時録画は必要ない
- テレビ本体の音質には強くこだわらない
- 消費電力をできるだけ抑えたい
55V型の大画面と価格・基本性能のバランスを重視するなら55M550Rがおすすめです。
レグザエンジンZR、ネット動画ビューティ、地デジAIビューティ、HDR対応などの基本機能は充実しているため、地デジやネット動画を見ることが中心なら十分候補になります。
55E670Rと55M550Rについてよくある質問
- 55E670Rと55M550Rの一番大きな違いは?
-
大きな違いは、55E670Rが120Hz倍速に対応していることです。
さらに4K/120Hz入力やVRR、144Hz VRRにも対応しているため、スポーツやゲームを重視する場合は55E670Rがおすすめです。
- 55E670Rと55M550Rの本体サイズは同じ?
-
はい。スタンドを含む外形寸法は、どちらも幅122.6×高さ76.1×奥行28.7cmです。
質量は55E670Rが16.0kg、55M550Rが13.5kgなので、55M550Rのほうが2.5kg軽くなっています。
- 音質が良いのは55E670Rと55M550Rのどっち?
-
55E670Rです。
55E670Rは60W・5スピーカーの「重低音立体音響システムZ」で、Dolby Atmosにも対応しています。
55M550Rは20W・2スピーカーの「レグザパワーオーディオシステム」です。
- ゲームをするならどっち?
-
55E670Rがおすすめです。
55E670Rは4K/120Hz入力、VRR、144Hz VRR、AMD FreeSync Premiumなどに対応しています。
55M550Rにも瞬速ゲームモードやALLMなどはありますが、4K/120Hz入力とVRRには対応していません。
- 普通にテレビを見るだけなら55M550Rで十分?
-
地デジ・BSやネット動画を見ることが中心なら、55M550Rも十分候補になります。
120Hz倍速、60Wの音響、W録などを必要としない場合は、55M550Rを選んで購入価格を抑える方法もあります。
- 録画をよくするならどっちがおすすめ?
-
55E670Rがおすすめです。
55E670Rは地デジ・BS/110度CSを各3チューナー搭載しており、別売のUSBハードディスクを接続すれば、番組を見ながら別の2番組を同時録画できます。
55M550Rは2チューナーウラ録です。
- 省エネなのは55E670Rと55M550Rのどっち?
-
55M550Rです。
年間消費電力量は55E670Rが142kWh/年、55M550Rが123kWh/年です。
55V型テレビを長時間使用する家庭では、省エネ性も55M550Rを選ぶ理由になります。
まとめ|55E670Rと55M550Rの違い
55E670Rと55M550Rの違いは、主に次の5つです。
- 55E670Rは120Hz倍速・144Hz VRRに対応
- 55E670Rは映像処理・パネル性能が上
- 55E670Rは60W・5スピーカー、55M550Rは20W・2スピーカー
- 55E670Rは3チューナーW録に対応
- 便利機能は55E670R、省エネ性は55M550Rが優位
性能重視なら55E670R。
120Hz倍速、ゲーム性能、画質、60W・5スピーカーの音質、W録などを重視する人におすすめです。
価格・省エネ性重視なら55M550R。
地デジやネット動画を見ることが中心で、上位機能が必要なければコストを抑えやすいモデルです。
両モデルはスタンドを含む外形寸法が同じなので、設置スペースよりも「上位機能にどこまで価格差を払えるか」で選びやすい比較です。
特に55E670Rと55M550Rの実売価格差が小さい場合は、120Hz倍速・60W音響・W録を備えた55E670Rを優先して検討するとよいでしょう。
一方、価格差が大きく、倍速・4K/120Hz・上位音響・W録を使わない場合は55M550Rがおすすめです。
55E670R
55M550R
※価格・在庫状況は販売店や時期によって変動します。購入前に各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
ほかのサイズも比較する
55V型以外を検討している場合は、以下の比較ページも参考にしてください。




